今年の7月12日に植えつけた、クラピアK5・S1・S2それぞれの成長記録をまとめようと思います。
クラピアというのは、芝生の代わりとして最近よく使われ始めているグランドカバープランツのことです。芝生よりも広がる速度が10倍も速いんだとか。
イワダレソウを品種改良したものなので、スーパーイワダレソウと呼ばれることもあるようです。
通販でしか取り扱いがないので通販で買って、植えつけました。
その時の様子は⇒クラピアを植えた時の記事をご覧ください。
ちなみに簡単に種類の違いをまとめると、
S2→S1の薄ピンクの花が咲くバージョン。
K5→生え広がるのが少し遅いが、緑色を保てる期間が長い(耐寒性)。あと耐湿性や耐病性にもすぐれる
……という感じです。
一番人気はK5ですね。梅雨の時期など湿度が高いとかかる病気があるんですが、それに強いそうです。
ではでは、栽培記録をまとめていきますね。
クラピアは培養土で育てるとめちゃ早く生え広がった
まずは、プランターへ植えた方から。
写真左からS2、K5、S1です。上の写真は植え付けた日のものです。
使った培養土はホームセンターで売っていた、「花壇・庭づくり培養土 40L」です。野菜用の土より安かったので。
ネットで買うと高くつくので、ホームセンターなどでの購入がオススメ。
↑植えつけから5日後です。
グングン育ってきてます。たった5日でビックリの成長速度。
↑植えつけから11日後です。
もうプランター一面に広がる勢いです。
この後、それぞれ「1苗1プランター」になるように植え直しました。すぐギュウギュウ詰めになりそうだったので。暑くて大変だった~
後ほど、庭に植えた方のクラピアの写真も載せますが、全然違います!!
プランターに植えた方はとにかく葉っぱが大きく青々としていて元気で、伸びる速度がめちゃ早い!
対して庭に植えた方は、遅い。伸びるのも遅いし葉っぱも小さ目。違う植物か?というくらい葉が小さいのです。
多分、肥料分の違いかな?
庭の土、悪かったからなぁ。クラピアの植え付け前に土壌改良剤を混ぜましたが、量が足りなかったのかもしれません。
ちなみにプランターは皆同じく日が当たるようにして置いているのですが、S2が一番伸びるのが早いですね。ただS1も負けないくらい早いのですが、僅差でS2の方がちょこっとだけ早い気がします。
栄養の少ない庭の土では成長が遅い
↑これが庭に植えつけた日の写真です。
庭の中心部に植えたのがS2で、真ん中がS1、庭の端っこがK5です。
↑植えつけから8日後の写真です。(※さっきの写真と上下逆になってます)
S2だけちょっと伸びたかなーという感じ。プランターほどぐんぐん伸びていきません。
それにしても、真夏なので毎朝の水やりが大変です。朝日から西日までずーっと直射日光が当たる場所なので、水やりを忘れたら…きっと枯れる…。
↑植えつけから15日後です。
かなり伸びてきました。
液肥は2回撒きました。明らかに液肥を撒く前と撒いた後では成長速度が違います。
グングン早く伸ばそうと思った時、庭の土に栄養がない場合は、液肥で素早く栄養を補った方がいいのかもしれないですね。
K5の成長が遅い要因ですが、伸びる速さがSシリーズより遅いというのもあるとは思うんですが、日の当たる時間が少ないのが一番の原因な気もします。
位置的に日が当たる時間がSシリーズより短いもので…
最近はタンジー(ハーブです)の陰になることもあるし、本領発揮できていない可能性もあるかもです。
真夏に庭に液肥を撒く時の注意点
液肥を薄めて撒くと、葉っぱにもかかりますので、急速に乾いてしまうと葉が枯れる可能性があります。
一気に水分だけ蒸発して、肥料成分が濃くなるからだと思われます。
なので、真夏なんかは日が落ちてから液肥を撒きましょう。私は、液肥入りの水を撒いた後に、何も入ってない水を葉っぱにかけています。
これで葉っぱについた液肥の成分を洗い流せるので、乾燥しても問題なくなります。
このやり方だと、朝に液肥をやることも可能なんですが、うちの庭は土も急速に乾くので、日が落ちてから行うように気を付けています。
固形肥料だと溶けだすまでに時間がかかるので、液肥がオススメです。
ただ、一番オススメなのは…というか基本なのは、クラピアを植える前に栄養たっぷりの土にしておくことですね。
我が家では土の再生材を混ぜておいたのですが、量が足りなかったようです。もっと多めにませればよかったなぁ。ついついビンボー根性が出てしまいました(;´∀`)
庭用の土はホームセンターへ行って買ってくると安いので、庭の土をどけて培養土に入れ替えておくといいんじゃないでしょうか。
私が買ったのはコメリというホームセンターなんですが、40Lで800円くらいでしたよ。運ぶのが大変ですけども。
庭の土と培養土を半分ずつ混ぜるのもいいですね。
私は昨日、クラピアが伸びてきたところの土を掘り返して培養土と混ぜました。植えつけ15日後の写真で土の色が黒い部分が、培養土の部分です。
冬が来るまでに、早く育ってくれたらいいなぁ。
K5よりS1とS2の方が伸びるのが早いのは本当だった
やはり、K5が一番伸びる速さが遅いんですね。その代わり、耐湿性や耐病性、耐寒性があるので、どの品種を選ぶかは……
・K5・・・病気に強いクラピアがいい。庭の水はけが悪い。よく雨が降る地域だ。寒冷地に住んでいる
……という感じでいいんじゃないかなぁと思います。
密集具合、元気さ、緻密に生えてるかどうかでいうと、私はS2が一番かなと思います。今のところ。
でもS1との違いがほぼないので、今のところS1とS2の違いがよく分からず。どっちも伸びるのが早いし、混み合って生えてくれるし。
もし庭に植えるのであれば、SシリーズもK5も混ぜて植えてみてもいいかも?
早く覆いたいところはSシリーズで、水はけが悪い部分はK5にするなど。もしくは庭の土の性質に合わせるとか、土地に合わせるとか。
どちらにせよ、土づくりが大事!ということがよく分かりました。
今後もまた、成長具合の記録を取っていきたいと思います。