庭の雑草対策にクラピアK5・S1・S2買って植え付けてみた。3種の違いは?

雑草まみれの庭

草が生え放題の、我が家の庭です。

我が家の庭は、水はけはいいんだけど乾くとカチカチになるし、夏は朝から晩までずーっと直射日光が当たるしで、どの植物を植え付けても枯れてしまい雑草だけが生き残るという庭なのです。

ワイルドストロベリーという野生種のイチゴはうまく育っているのですが、思った以上に隙間が多くてグランドカバーにはなっておりませんorz

スカスカの隙間から、雑草が生え放題なのです。


しかも、大きな岩で土を留めているんですが、イノシシに掘り返されて大きな岩がゴロゴロ崩されまして、土がよく流れるようになってきました。

…ということで、雑草対策&土留め対策として、最近話題の『クラピア』を植えてみることにしました。

イワダレソウっていう植物を品種改良したものだそうで、最近では芝生の代わりに植える方が多いのだそうです。

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クラピアってなんだ?!どんな植物なの

クラピアの苗が届いた

こちら、届いた苗でございます。3種買いましたがどれもクラピアです。3種の違いはまた後程。

クラピアというのは、特殊な品種のグランドカバープランツです。つまりは地を這う植物で、土の上を横に広がって地面を覆い尽くす系の葉っぱです。

クラピアには、主にこんな特徴があります↓

・深く根を張るので土留めにいい
・緻密に生えるので他の雑草が生えるのを抑止する
・生える速度が芝生より10倍ほど早い
・花は咲くけど種はできない
・踏まれても問題ない
・刈込は年に1~2度ほどでOK
・広い範囲の土質に対応できる(酸性土壌でもアルカリ性土壌でもOK)

芝生より生えるのが早くて、芝生のように定期的な管理も不要らしいのです!

私的にいいなと思ったのが、土留めになるっていうところと、雑草対策になるところです。ぜひともビッシリと庭をキレイに覆い尽くして欲しいものです(*´▽`*)

土が丸見えなのも、雑草ボーボーなのも、見た目が悪いですからね…

K5、S1、S2の品種の違い

クラピアK5の苗

現在販売されているクラピアには3種類あって、『K5』『S1』『S2』があります。

それぞれちょっとずつ特性があるらしいので、まとめて箇条書きにしてみますね。

~S1~
・最初に登場したクラピアさん。
・3品種の中で一番育つ速度が速い
・花は白色
~S2~
・S1と同じくSシリーズのクラピアさん。
・育つのが早いけどちょっとだけS1の方が育つのが早いらしい
・花は薄いピンク色
~K5~
・現在、一番人気の売れ筋さんです。
・花数が少ない
・3品種の中では一番、寒い時期でも緑色が保てる
・3品種の中では一番、耐病性・耐湿潤性がある
・育つ速度はS1よりちょっと遅め

今一番流行ってるのがK5ですね。

耐病性が高いのと、寒い時期でも緑色を保てるということで選ばれているようです。

私はどれを買ったらいいんだか悩んでも分からなかったので、我が家の庭で生き残れる子を探そう!と、3品種とも全部買ってみたのでした。

どこで購入できるのか

クラピアは品種改良して作りだした特殊なものなので、品種登録されてまして、その辺のホームセンターなどでは売っていません。

現在は、通販で買うしかないです。私も通販で買いました。

私は日光種苗(楽天市場)さんで買いました。


ではでは、さっそく植え付けていきましょう!

クラピアを庭とプランターへ植えつけました

雑草まみれだった庭ですが、何とか一部分だけ耕しました(つかれた・・・)。

土壌改良剤と、生のもみ殻が余ってたのでちょっと混ぜ込みまして、あと余った培養土に水が入って塊になったものがあったので、それも混ぜ込みました。

庭に植えつけたクラピア

ポットから抜いて、ポットと同じ大きさに掘った穴に埋めて、上からソーッと押さえれば植えつけ完了です。

クラピアを植えている土がちゃんと全部土に埋まるようにして植え付けます。根っこが出てると枯れちゃうので。

植え付け後は靴で踏むといいと書いていたんですが、踏んだら「パキパキッ」と音を立てて茎が折れたので、手でギューッと押さえて土と密着させました。

植え付け後は大量に水をやります。私は8Lくらいやったかな。そんな大量でもないか。。

庭なのでね、土の量が多いので、たくさん水をかけてあげましょう。

プランターに植えつけたクラピア

プランターへも植え付けました。

なぜ庭に全部植えなかったかというと、庭の土が思いのほか硬くて、写真に写ってる1m×1mくらいしか耕せなかったんです(;´Д`)

植え付けられる場所がなかったので、とりあえずプランターに植えつけておきました。そのまま置いておくと枯れそうだったので…。

せっかくなので、苗の成長スピードの違いはあるのかどうかの実験でもしましょうかね。

雨が何日も続いたら、庭も耕しやすいのですが…梅雨が終わったので、台風が通り過ぎた後にまた耕そうかな。。最近は日中の気温が36度とかでヤバイです。

届いた苗の状態(7月)とK5・S1・S2の見た目の違い

クラピアK5の苗

↑こちらK5です。

Sシリーズと比べると葉っぱが小さ目に感じます。

ちょっと葉が黄色いですが、成熟苗だからということです。根っこがポット内でパンパンなのでちょっと葉が黄色いよってことですね。

このような場合は、すぐさまポットから出して広い場所へ植えてあげましょう。すぐ元気になります。

クラピアS1の苗

↑S1です。黒色のポットに入ってます。

我が家に届いた苗の中では、一番たくさん葉が茂っている状態です。花後のようで、花殻が付いています。

葉っぱはちょっと大きい目かな?一番元気がいいように見えます。

クラピアS2の苗

↑S2です。赤いポットに入ってます。

こちらもランナーが伸びてて元気そう。

花後で、花殻が付いてるんですが、その数が多い&大きいです。けっこう花がたくさん咲く感じなのかな?ピンク色ということなので、咲いたら綺麗だろうなぁ。

ちなみに真夏に花をつけた場合は、白色になる場合もあるそうです。

根っこの状態と、水やりの頻度について

クラピアの根っこ

↑こんな感じで、根がポット内でしっかり育ってました。

めっちゃ暑い日に送ってもらいましたが(最高気温34度でした)、問題なく元気な苗が届いてよかったです。

もし届いた時点で枯れてたらどうしようかと…他の植物の苗と比べると高いですからねー。よかったよかった。

水やりですが、植えつけてから約2週間ほどは、水切れしないように毎日水やりをします。

我が家の場合は、プランターは土が乾きにくいので2日に1回くらいの頻度かな。しっかり土が濡れてたら、毎日水やりしなくても大丈夫です。

庭は日光が当たって超乾きやすいんですが、真夏なので日中は水やりできません。早朝5時ごろと、夕方の6時ごろに水やりをしています。

庭は土も多いので、1回5L~6Lは水やりしてますね。

根付いてからは、「土が乾いたら水やり」というやり方で大丈夫です。新芽がでるとか茎が伸びるとか、そういう変化があれば根付いた証拠です。

庭の場合は雨に任せてOK。でも真夏で土がカラカラに乾きそうなときは水やりしましょう。

うちの庭は、真夏は毎日水やりが必要です…バケツかタライを置いて雨水でも貯めようかなぁ。お風呂の水は洗濯で使っちゃうし。

日光種苗さんのこちらのページに詳しく育て方や植え付け方、世話の仕方、何㎡に何ポット買えばいいかも書かれてますので参考にして下さい。(楽天市場内のクラピアのページに飛びます)

最後にちょっと種苗法(しゅびょうほう)の話でも

種苗法っていう法律がありましてですね、例えばこのクラピアは、勝手に増やして、増やした株を人にあげたり売ったりしたら捕まりますので注意です。

さすがに素人なので売るってことはないと思いますが…いやいや、今はメルカリがあるからそうでもないのかな。簡単に売れる環境があるから要注意かも。

ともかく、タダであげるのも売るのも違反ですので、買った苗は自分ちの庭に植えつけるだけにしましょう。

もっかい言いますが、『タダであげる』のもダメですのでご注意を!

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