過敏性腸症候群だけど車の免許を取りに行った話。教習所編

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前回の記事の続きです。

そんなこんながあって、教習所がどこにあるかを調べ始めた私ですが、家から近い教習所は2か所です。

1つは超流行っていて、学生が多いところ。もう1つは過疎っているところ。

過敏性腸症候群の私は、もちろん迷いなく過疎っている人数の少ない教習所に通うことにしました。出来るだけ少ない方が助かります!

教室内にいる人数は、少ないほど緊張がマシになるので……

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電話をすると、どんどん話が進んでいった

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電話が超苦手な私ですが、思い切って電話しました。「車の免許を取りたいんですが…」というと、とんとん拍子に話を進めてくれました。受付の方、ありがとう。

で、入校日は4月中旬になるとのことで、1週間後くらいに教習所に通うことが出来ることになりました!

初日だけ迎えのバスが来てくれないので、電車とバスを乗り継いでいかなければなりません。最寄り駅には駐輪場がないので徒歩で15分ほどかけて行き、電車の後はバスに乗り換え、バスを降りてまた15分ほど歩くとやっと教習所に到着です。

IBSに下痢止めは超重要!飲むタイミングもばっちり計算

こういた場所へ行くとなると下痢になる私は、まずいつもの下痢止めを何十個もカバンに入れていきました

あとぬるま湯ですね。これも必須です。冷たい水なんてもってのほか。ぬるま湯で薬を飲むのです。あと精神科の薬(デパス)も持って行きましたね。

ちなみに、私がいつも使う下痢止めはこれ↓

酷くない時は1錠2錠など、加減して飲んでも効果ありますよ。

下痢止めを飲んだ後はだいたい20分で効果が出てくるんですが、あまりに早く飲むとすぐ効いて、数時間後に効果が切れたりしたら嫌なので、授業の始まる35分前までに下痢止めを飲むことに決めました。

20分前だと、薬を飲んだ時の水のせいでトイレに行きたくなっちゃうので(;´∀`)

35分前だと、薬は効くし、授業前に1回トイレへ行っておけるしで、自分的に丁度いいタイミングだったのです。

とりあえず下痢さえ起こさなかったらいいんだ、お腹が鳴るとかはもう諦めよう、授業に座ってられたらOKだ、それで出席扱いになるんだ!!そうすれば免許が手に入る!!!と考えてましたね。

一番の難関、入校式を何とかクリア

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さてさて、一番の難関は入校式です。なんせ3時間ありますから。

かなり緊張し、3日ほど前から眠れなくなったりしていましたが、ずっとお腹の調子が良くなるように食事内容に気を付けたり、あと開き直ったおかげなのか、思ったよりガスの症状がでませんでした。お腹が張ったくらい(音は出てないはず)。

しかもちょうど時期が良かったようで、4月だったからか人数が超少ない

元々生徒数が少ない教習所を選んだこともあって、その日の入校者は私を含めて3人だけでした!なので、後ろに誰かに座られることがなかったので、ストレスや緊張もかなりマシでした。

あと先生が途中で1回トイレ休憩を取ってくれたので助かりました。

神よ!あなたが神なのか!というか、間でトイレ休憩はどこの教習所でも取ってくれるものなのかな??どうなんだろ?

とにもかくにも、最難関の入校式を突破しましたよー!ちなみにあと2人は大学生って感じの若い子たちでした。

運転の授業は症状が全く出なかった!

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ここまでにストレスが少なめの生活ができて症状も和らぎ、お陰でIBSの症状もそんなに気にせず電車などに乗れるようになっていた私ですが、運転をする授業ではお腹が気になることはほとんどありませんでした。

というのも、私、運動音痴でして。運転も苦手だったんです…体を使う系のことは基本苦手なのです。

なので、必死です。お腹がどうとか考える暇は1秒たりともありませんでした。とにかく必死で前を見て運転してました。

あと田舎だからなのか、教習所の先生方が近所のおじさんおばさんという感じで、こう、なんというか身内感があるというか、緊張しない感じだったのも良かったんだと思います。

とにかく緊張しない環境とか、お腹を気にしてられない状況っていうのが良かったようです。

座学も多いですが、やはり運転の授業も多いので、そういう意味でも運転中はお腹が気にならないっていうのは助かりましたね。下痢については下痢止めのお陰で大丈夫でしたし。

まぁ教習所に通う間はずっと便秘にはなりましたが、下痢しなかったからいいのですよ!うむ。

自分の体調に合わせて授業数を決める

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授業では、その日にある授業を好きに選んで出席できます。

なので、お腹が過敏に動いていなくて調子がいい日は、3時間ほど座学を一気に取ったりしてました。

調子が悪いなと思う日は座学1時間だけで、運転をやるとか、自主勉強をするとかしてましたね。あとは毎日通うことで、場所に慣れるというのもやってました。

1日2日行かない日があると、もう通えなくなっちゃいそうだったので、とにかく毎日朝から通ってましたね。

それにしても、授業の出る出ないを自分で選択できるって助かりますなぁ。あ、今日は無理だわ。って時は授業に出ずに廊下で勉強してました。それでお腹の調子が多少よくなったら、その次の授業に出たりとか。

ただ、やはり授業では生徒3人って訳にはいかず、だいたい多い日で1クラス20人くらいいましたかね。少ないと7,8人くらい。

これでも都会に比べたらめちゃくちゃ人数が少ないのでしょうね。この時ばかりは田舎在住なことに感謝しましたよ。

1時間ごとにトイレに通う私

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とはいえ、トイレには行きまくりでした。

運転1時間、トイレ、座学1時間、トイレ、座学1時間、トイレ……みたいな感じです。

話しかけてくれる子もいたんですが、それでも絶対にトイレには行く私。そこはブレたらやばいんです。お腹が。なので話し中でもトイレに行くと断っていきましたとも。

一番大事なのは、授業が終わるまでの間、とにかく教室内で座って話を聞いていることです。

免許を取るためにここへ来ているんですから、他人に遠慮したり、恥ずかしいかもとか考えてられません!とにかく授業中にトイレへ駈け込まなくていい環境づくりです。

下痢止め・1時間ごとのこまめなトイレ・調子が悪い時は追加で下痢止めやデパス(精神安定剤)を飲む・無理そうなら授業に出ないで帰る(無理して症状が出てショックを受けて通えなくなったら困るので、極端な無理はしなかった)、こういったことが大事です。

いやー、それにしてもトイレ行きまくりな毎日だったなぁ~。

まぁでもそれで免許が取れるんだから、全然いいんですけどね。他人の目なんか気にしてられません!

……って、気付けばめっちゃ長くなってた(;゚Д゚)!!

続きはまた次の記事で! ⇒続きはこちら

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