そんなこんなで教習所に毎日通い詰めた私ですが、仮免許試験は試験時間も短いし、しかも教室を閉め切らずにドアを開けてくれていたのもあり、何とかクリアすることが出来ました。
いやぁ、教室が一番苦手って書きましたけど、その中でも試験中の教室が一番の苦手でしたからね。
最悪なのは「締め切っている・人数が多い・試験時間が長い・静か」なんですが、この時の試験ではドアが開いていたお陰でかなりマシでした。
仮免許もめでたく受かり、いよいよ路上教習です!
応急救護の3時間の座学も何とかクリア
路上での運転がまた怖くてですね、もう必死です。
必死過ぎて力が入ってお腹がぎゅるると鳴ったこともありましたが、先生方は大人ですのでそこは大丈夫です。素知らぬ顔でした。
運転はヘタながらも徐々に慣れていき、座学での次なる試練が訪れます。
それは…第二段階での長時間の座学の授業です!応急救護について学びますが、3時間連続なのですっっ!!
これがね、緊張して前日は本当に眠れなかったんですが、なんと1時間ごとにトイレ休憩を取ってくれました♪
1時間であれば何とかイケます!なのでなんとかなりましたよ(感涙)
あとね、途中で人形を使った心臓マッサージなんかもあるので、あとAEDを使う練習なんかもあるので、わりとワイワイざわついた感じでした。シーンと静まり返ってない分、お腹が気になりませんでした(∩´∀`)∩
いよいよ教習所の卒業検定です
その後はいつも通りに座学と運転の授業を受けます。
高速道路の授業だけね、途中でトイレに行きたくなってコンビニへ行かせてもらいました。合間にちょっとした空き時間があったもので。恥ずかしいとか言ってる場合じゃありません!免許さえ取れればいいんだから、そしてトイレ行っておきますかと先生から聞かれたんだから、それでいいのです!
そんな緊張するような授業もありつつ、愛猫のためにと必死で毎日欠かさず通い続けること1ヶ月、いよいよ教習所の卒業検定です(通い詰めたので早かったのです)。
運転はもう、道順を覚えるので必死でお腹を気にするどころではありませんでした。ある意味ありがたい。
試験ですが、またもや教室のドアを開け放してくれていたのと、あとちょうどドアの横の机に座れたのもあり、1時間もの試験時間がありましたが何とか問題に答えることが出来ました。
ちょっとくらい動揺しても受かるよう、毎日毎日家で勉強しまくった甲斐がありました!合格です!!
あとは、免許センターでの本免許の試験に受かれば、免許証が貰えます!!!
トイレには行けるか気になりつつ本免許試験に挑む
免許センターなんですが、超遠い場所にあるのです。
なので、下痢止めを飲む時間も気を付けました。行く途中でもすでに緊張すると思ったので、ビオフェルミン下痢止めを家を出る時に1錠、免許センターに着いてから1錠、開始35分前に1錠とタイミングをずらして飲みました。
ビオフェルミン下痢止めは、私的には一番効果があったものなのでオススメですよ。
最寄り駅まで徒歩15分、電車に30分揺られてから乗り継ぎ、また15分ほど乗り、そこからまた乗り換えて15分、改札どころか駅員すらいない無人駅に到着です。
ここから徒歩10分ほどで免許センターです!と、遠かった……
見てみると、すでに何十人も人が並んでます…緊張して急いでデパスを飲む私。あんまり飲み過ぎると頭が回らなくなるので、弱いのを1錠だけですが、緊張を緩和するには良かったです。
で、まずトイレに行って、列に並んで試験会場を教えてもらって、トイレに行ってから、試験を受ける教室へ入ります。
あぁ、最後尾だったらよかったのに…割と前の方だ。。一気に緊張感が高まりお腹が気になる私です。
でもね、この試験さえ受かれば私は、免許持ちなのです!そうなったらあとは数年に1回更新だけすれば、ずーっと車を運転することができます。そうしたら、愛猫に何かあってもすぐに動物病院へ連れて行ってあげられるのです。
愛猫を頭の中でイメージして、なんとか気をそらしたりリラックスを試みます。
そうこうしているうちに試験官が入って来て、試験が始まりました。
シーンとした静かな教室…過敏性腸症候群の症状が気になりそうですが、でもとてもそんなこと考えてる場合じゃなかったです。受からないとやばいので、必死です。必死で全神経を試験に向けます。そうした方が、お腹も気にならなくなるので症状が和らぐのです。
長かったけどあっという間に終了、そして合格
IBSを抱えつつ、一番苦手な教室で試験を受けるということもあって、私にとってこの1時間の試験はめちゃくちゃ長かったです。
ただ、問題を解くことに集中できたのと、解き終わったらすぐに試験時間が終わったのもあり、ひたすらお腹が気になるという恐ろしい時間を過ごすことがなかったのは良かったと思います。気にし始めちゃうとね、本当にどんどん症状が出てきちゃうので。
(※今調べたら、本免許試験時間は50分とのことでした。1時間だと思ってた^^;)
あ、ちなみに早く終わったら途中退席してもいいみたいですよ。私は時間ギリギリまでかかったのでしてませんが、最悪途中で出られるので、そう思っておくだけでも多少は気が楽になるかも。
あ、ちなみに試験開始直前に試験官が「トイレに行きたい人は今行って来て!待ってるから!」と言って、一人だけトイレに駆け込んでました。私は下痢止めが効いていたのと今さっきトイレに行ったので行きませんでしたが、教習所といい免許センターといい、けっこうトイレ休憩を取ってくれるなという印象です。
試験が終わって1階の受付前の椅子のところにみんな移動しました。
私はすぐさまトイレに行きます。そして椅子には座らず、立ってスマホをいじってました。座った方がお腹が気になるんだよね。そしてまた数十分後にトイレに行き、出てきて少ししたら試験に受かった番号が電光掲示板に表示されました。
合格です!!
(ちなみにトイレの中でも放送が聞こえるようになってましたよ。トイレの手を洗うところあたりの天井から放送が聞こえました)
合格者だけまた教室へ呼ばれて、少しだけ話を聞いて(10分もなかったと思う)、免許証を貰って帰宅しました。
朝一で行ったけどかなり時間がかかったので、帰りに無人じゃない方の駅構内でハンバーガーを食べてから帰りました。なんだか、初めて自分で自分に「よくやった!」って思いましたよ。
普通の人なら普通に行けるかもしれないですが、私には本当に一生免許なんて取れないと思ってましたから。
まず原付免許から始めるのもいいですよ
なお、実は車の免許を取る半年前に、原付免許だけ取ってるのです。
バイト先で「原付だけでも免許取っておけば?すぐ取れるわよ」って店長に言われて、ダメでもまぁいいやって思いつつ取ったのでした。
原付だと、教習所でちょこっとだけ乗り方を教わるだけで、あとは試験だけパスすればOKなんです。試験時間も30分なので、下痢止めやデパスなどの頓服薬を飲めばなんとかなりました。
車の免許が欲しいけど、IBSだから(もしくはほかに理由があるから)無理!って方は、まず練習がてら原付の免許取得に挑戦してみるのもいいのではないかなと思います。
私は、いいクッションになってくれたと思います。いきなり車の免許っていうと、怖いですしね。
あと、私は「サポートステーション」っていう、働けない若者たちが集う場所にしばらく通っていました。それでまずどこか建物に入るとか、どこかへ通うとか、他人がいる部屋にしばらくいるとか、そういったことに慣れる練習が出来ました。
これも大きかったと思います。
症状が出た時は家に帰れますし、しばらく外で休んでまた入ったりもできましたし、そんな感じで緊張するような環境に徐々に慣れていけました。
図書館なんかもいいかもしれませんね。
最後に色々雑記など
そんなこんなで、なんとか運転免許証を取得することが出来ました。
今年は初めての免許の更新にも行きまして、うまくいけば次の更新の後はゴールド免許です!そうしたら5年に1度の更新になりますね(*´▽`*)
正直、都会など交通網が発達している地域にお住まいでしたら無理して免許を取ることはないって思うんですが、私は限界集落在住ですので、1人1台は車がないと生活がなかなかし辛いのです。
今回は愛猫のことがキッカケで免許を取得しましたが、お陰でスーパーにもコンビニにも病院にも、自分で車を運転していけるようになったので本当に助かっています。特に日用品や食品、冬場の灯油の買い出しなどには重宝しております。
家族を病院へ連れても行けますしね。車ってありがたいですね。お陰で田舎でも暮らしていけます。
同じく過敏性腸症候群だけど、免許取ったよって方は多いのですかね?
私的にはきっかけがなかったら、正直未だに免許のない暮らしをしてた気がします。よほどのキッカケがないと、症状が気になっていけなかったと思うので。。
同じ症状の方へ。
くれぐれも、無理はせず自分を追い込まず、症状が出ない時間を多くとるなどして、ぼちぼち少しずつ前に進まれてくださいね。
私、無理して頑張ることで症状が酷くなっていたなって思うんですよ。お腹を気にしないで過ごせる時間を増やしていくこと=リラックスできる時間を意識して設けることが、大事なんじゃないかなーって。
あと、寝る前にお腹を優しくさすってあげるだけでも調子が良くなりましたよ。
それと、自分で自分を責めないことって、めっちゃ大事だと思うんです。いつか免許が取れる日が来たらいいなとか、きっと来るさとか、そういう感じでゆったりと前に進む感じでいいんじゃないかなーと思います。