青じそ(大葉)の育て方を写真たっぷりでまとめる。長期保存方法も!

今年のゴールデンウィーク中に、青じそ(大葉)の苗をホームセンターで買ってきて植え付けました。

1ポットに4苗入っていたので、途中で2本を切って天ぷらにして食べました(その時の様子は こちらの記事を参照)

現在は2本の苗を残して、毎日のように収穫しまくってます。せっかくなのでこの記事では、まだ大葉を育てたことがない方用に、写真をたっぷり使って育て方をまとめようと思います。

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青じそは初心者でも育てられる?植え付け方

青じそは、超初心者向けの植物です。

これを育てるのに失敗するってことはまずないと思います。初心者さんも安心してください。

なお、種で買った方がコスパがいいと考える方もいるかと思いますが、苗で買うのが私的にはお勧めです。

なぜなら苗がめちゃ安いから。そして、2本ほどあれば大量に収穫できるからです。種から作ったらめっちゃくちゃ大量に育って大変ですのでオススメしません(食べきれないともったいないので…)。

ちなみに私が買った苗はホームセンターで税込72円、1ポットに4苗入っていました。なので4苗72円=1苗18円です。

植えつけかたは以下の通りです。

・ポットの苗を根っこに気を付けつつ2分割する(1本ずつに分けると根っこがズタボロになるので、4苗生えていても2分割くらいでいいです、無理しないで後で間引きましょう)

・使う土は普通の花や野菜用の培養土でOK。強い植物なので庭の土でも大丈夫(私は庭の土を使用)
・鉢やプランターに普通に植えます(鉢底石か鉢底ネットを入れてから培養土を入れて苗を植え付ける)

・植え付け直後はたっぷりと水やりをします(鉢やプランターの底から水が出るまで)

・元肥入りの培養土を使った場合、基本的に肥料はやらなくてよい
・肥料をやる場合は、植え付け後2週間経ってから少量やる(植えつけすぐやると根っこが痛みます)
・長い間収穫し続けている場合は、追肥してあげましょう

・支柱は必要ありません
・日当たりが良すぎると葉が硬くなるので、半日陰で育てるのが良い

根付いてしばらくしたら間引こう

だいたいどこのホームセンターでも、青じその場合は1ポットに3つか4つ生えて売ってます。

なので、植えつける時にはそのままではなく、できれば2分割してから植え付けましょう。根っこが多少切れても問題ないです。私も2つに分けて2本ずつ植えましたが、全て根付きました。

ちなみに4分割して1本ずつにして植えようともしたんですが、あまりに根っこがちぎれるので断念しました。

ある程度育って混み合って来たら、地上すぐのところで切り取ります↓

私は2本ずつ合計4本植えていたので、それぞれ1本ずつ間引きました。やっと風が通るようになりました(;´∀`)

もちろん、切り取った方の苗についている葉っぱは全部、普通に食べられますよ。大きく育ってしまって筋が気になる場合は、天ぷらにすると筋が気にならなくていいです。

水やりは土が乾いてからやるか、庭に植えた場合は水やりなしでOK。

葉っぱが混み合って来たらその都度、収穫して食べましょう。

摘心は難しくない!穂が出たらちぎり取るだけでOK

↑6月中旬、穂が出てきました。

これがこのまま育つと花が咲いて、種がなって、枯れます。そうならないよう摘心しましょう。やり方は簡単です。

穂を指でつまんで、プチッとちぎります。柔らかいのですぐ取れますよ。


↑摘心後はこんな感じになります。

こうすることで、ずーっと長く葉の収穫を楽しむことができますよ。

そして摘心することで、脇芽もどんどん育ってきます。脇芽っていうのは茎と葉っぱの分かれ目から生えてくる枝なんですが、これが育つとたくさん収穫できるんですよ。

出来れば毎日、穂が出てないか確認して、小さいうちに摘み取るようにしましょう。

花が咲くと葉が硬くなって食べられなくなりますのでね。ちなみにこの現象を”とうが立つ”と言います。

うっかり種が出来ると大量にあちこちから生えるので注意

青じそは一年草なので、秋~冬には枯れます。秋には穂がそこそこ大きくなってから摘み取り、天ぷらにして食べるなどして楽しんでもいいですね。

花を咲かせてしばらくすると種が取れますし、その種をまくと発芽します。発芽率はかなり高いです。

一度、忙しくて花が咲いてもずっとそのまま放置していたことがあるんですが、風で庭中に運ばれた青じその種が翌年に庭のあちこちで発芽しまくり、シソまみれの庭になったことがあります(;´∀`)

自分で取った種から育った青じそは香りが弱く「ただの雑草に近いな」と感じました。

また葉のサイズも小さくなっていたので、私は必ず毎年苗を1ポット買うようにしています。その方がいい香りですよ~。

シソの繁殖力は本当にすごくて、庭中に種が散ってしまってから5年ほど経つ今でも、庭のあちこちから発芽します。すでに野生化してるのですが、本葉が出るとすぐに見た目で分かります。

とても食べられないので抜きまくってますが、土がある場所ならどこでも生えますので注意です。

花は咲かせないよう気を付けて、最終的には引っこ抜いて枯らして処分すると、青じそまみれにならずに済みますよ。

青じその長期保存方法は超簡単!茎を水に浸けておこう

青じそ(大葉)って、葉っぱを収穫してからすぐしなびちゃいますよね。ですが、収穫が遅くなると葉が大きくなりすぎて硬くなっちゃいます。

そこで、ちょうどいいサイズの時に、できるだけ葉の根元の茎が長くなるように収穫します。

その後は花を飾るかのように、器に水を入れて青じそを入れましょう。

↑茎の部分だけ水に浸かるようにします。『コップに水を入れてから収穫に向かう⇒収穫しつつコップに入れていく』という感じで私はやっておりますよ。

まだそんなに暑くない時期は家の中の涼しい部屋にそのまま置いてるんですが、夏場は暑いので冷蔵庫へ入れて保存します。

ラップをかけておくのがオススメですよ。これなら水足しなしで2週間は保存できます。

ちなみに、洗ってから保存するより、収穫してそのまま水に挿して保存、料理する時に葉全体を洗うようにした方がいいです。洗った時に葉に傷が入ったりするので。

水耕栽培もやりやすいです

青じそは強い植物なので、水耕栽培でも育てやすいのです。

今はペットボトルで手軽に水耕栽培が出来る『ペットマト』なるものも出てるので、家の中の窓際で育てるというのもいいですね。半日陰で育てると葉も柔らかいですよ。

子供の自由研究にも、もってこいだと思います。

そんなこんなで、青じその育て方をまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

基本的には、上手く育たないってことがない野菜です。気軽に栽培にチャレンジしてみても問題なく育つはずですよ。

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