ブルーライトカットの商品を色々まとめてみた。私はコレを買ったよ

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つい最近のことなのですが、飛蚊症がひどくなった気がして眼科へ眼底検査に行き、網膜の状態を確認してもらってきました(その時の記事はこちら)。

結果は網膜格子状変性のままで、裂孔や円孔も剥離もなかった(=現段階では問題なし・経過観察必要の診断)のですが、強度近視により網膜が薄く引き伸ばされた状態であることは変わりありません。

そこで、目の健康についていろいろ調べてみたところ、ブルーライト対策をしたほうがいいのでは?と思うようになりました。

PC眼鏡を作るか迷ったのですが、メガネ以外にもいろんな商品があると知りまして、人によって選びたい商品も違うだろうと感じましたので、今回はブルーライトカットのいろんな商品を紹介していきたいと思います。

そもそもブルーライトとは何なの?

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ブルーライトって何なのかというと、人間の目に見える光の中で、最も強いエネルギーを持った光のことを言います。

波長は380~500nm(ナノメートル)で、青色に光るため、ブルーライトと呼ばれているんです。

普通、太陽光などであれば水晶体という眼球の前のほうにあるところで吸収されたり、角膜(目の表面)で吸収されたりして、目の奥にある網膜までは届かないようになっています。

でもこのブルーライトは、角膜でも水晶体でも吸収されず、そのまま網膜まで到達するといわれています。

昔はなかった「スマホ」「パソコン」「LEDライト」などにこのブルーライトが多く含まれていて、こういったものが出てきたのは最近のことですから、まだ長年ブルーライトを浴びたことによりどんな影響が実際に出るのかは、詳しくは分かっていません。

目には悪いの?その他の影響は?

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先ほども書いた通り、ブルーライトによる体への悪影響というのは、まだまだ分からないことが多いです。

ただ、その性質を考えて推測できることはいくつかあります。

・青色の光は散乱しやすいので、目でピントを合わせるのが大変で、目に負荷がかかる(ピントを合わせようと目が頑張らないといけない)=目の疲れ、痛み、眼精疲労からくる頭痛など

・エネルギーが強いため、網膜の黄斑変質などの目の病気を引き起こすかもしれない(黄斑=網膜の真ん中あたりのすごく大事な部分)

また、寝る前にブルーライトを浴びていると、眠気が来にくくなるなどという話もよく聞きます。

私が一番気になったのは、黄斑部に負荷がかかるのではないか?というところです。なにせ黄斑部が変質してしまったら視野の真ん中が欠損したり、視力が著しく下がってしまいますから。。

網膜剥離でも怖いのは、網膜が黄斑部まではがれることです。

ここがはがれる前に手術を受けられるかどうかは、術後の視力や視野の回復にとってすごく大事なことなんです。

なので私としては、できるだけ今からブルーライトはカットしたいなと思いました。

しかし、そんなに大金は出せませんし、どんな商品があるかも分かりません。

そこでいろいろと対策用の商品を探してみました。

まずはPCメガネを各社で検討してみた

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やはり、まず選ぼうと思ったのはPCメガネです。ブルーライトカット機能の付いたレンズの入ったメガネです。

・度数なし
・度数あり
・普通の眼鏡の上にクリップで取り付けるもの

……主にこういった3種類ほどが出ています。

視力のいい人であれば、普通にPC眼鏡を購入するだけでOKです。

こちらは価格も安いですし、度数合わせもないのでネット通販などでも簡単に買うことができます。

私はメガネっ子なので、度数ありになるのですが…これは眼鏡屋さんに行って度数を合わせてもらうか、レンズの度数を眼鏡屋さんに聞いてその情報をもとに作ってもらうかになります。

クリップ式のものは↓こういう感じで、メガネに取り付けるものです。

ただ私の持っているメガネは縁がかなり分厚いものばかりなのです。フレームのごついのが好きなもので……

たぶん取り付けづらいと思いましたので、私が選ぶならPCメガネの度付きかなぁ。。

有名なのはJINS(ジンズ)やZOFF(ゾフ)ですね。あ、ちなみにブルーライトカットの効果の大きいものほど、レンズの色が黄色くなってきます。

カット機能をとるか、レンズの透明度をとるかも考えないといけませんね。

ちなみに私はいつもメガネのタナカで眼鏡を作っているのですが、PC眼鏡についてはサイトを見ても全然分からずじまいだったので選択しませんでした。もうちょっと力入れてる会社のがいいやと思って。

ジンズとゾフのPCメガネ機能と価格を比較

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JINSでは、JINS SCREEN(ジンズスクリーン)という名称でブルーライトカットの眼鏡を出しています。


・デイリーユース…25%カット

・ヘビーユース…38%カット

・ナイトユース…60%カット

……こういう感じで、普段使い用、よくスマホやパソコンを使う人用、夜用と3種に分かれています。

カット率が高いほど黄色くなりますが、デイリーだとほぼ透明、ヘビーでもやや黄色がかっているだけなので、ナイト以外は普段使いできそうですね。

ZOFFでは、Zoff PCっていうのとZoff PC ULTRAの2種が出ています。

・ゾフPC…36~40%カット

・ゾフPCウルトラ…50%カット

とにかくできるだけカットしたい!という場合はジンズのナイトユースの60%カットですかね。

ただゾフPCウルトラは、レンズがそこまで黄色ではないんですよ。なので多めにカットしつつレンズはできるだけ自然な色がいい、という場合はゾフかなぁといった感じです。

度なしも度付きも、どちらも値段はそんなに変わらないですね。大体1万円前後~1万5千円ほどといった感じ。

私はジンズのナイトユースを買おうと思っていたのですが、まずその前にほかの商品も見てみることにしました。

ちなみに店頭に見本が置いてあるので、気になる方は一度かけてみて、どれくらい黄色い視界になるかを試してみてもいいかも。

JINS PC」は、疲れと戦うメガネ「JINS SCREEN」に生まれ変わりました! 眠りが浅い、寝つきが悪い、その原因はブルーライトかもしれません。ブルーライトを防いで、快適な眠りを体験してみませんか?

PC用やスマホ用の対策グッズは種類が豊富

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今回調べて分かりましたが、スマートフォン用のブルーライト対策グッズは主にフィルムとアプリしかないんですが、パソコン用がですね、フィルム以外のもあるんですよ!

ではでは見ていきましょう。

スマホ用ブルーライトカット対策商品いろいろ

↑まずはこういう、画面に貼るタイプのやつです。これが主流ですよね。

・メリット…貼るだけで簡単にブルーライト対策ができる。メガネと違ってカット率が高くても色味がそんなに変わらない

・デメリット…機種変更するごとに買い替えなきゃいけない

そんなに頻繁には買い替えないよという方にはいいかと思います。気泡の入りにくいものも増えてきていますしね。


あとはアプリですね。無料のアプリでも「ブルーライトカット」で探すといろいろ出てきますよ。

ただこれは画面の色味を変えてるだけなのかな?どうなんだろう。本当にカットできているかどうかは定かではありません。。

パソコン用のはフィルムもパネルも色々あるよ

↑こちらは、パソコンの画面にフィルムを貼って使うものです。

・メリット…画面に貼るだけで使える

・デメリット…きれいに張り付けるのが難しい、画像関係の仕事をしている方の場合は正しい色味の確認ができなくなる

私も一応、ブログ記事をアップするときに画像の確認をしなきゃいけないので、ちょこっとでも色味が変わっちゃうと困るんですよね(;´Д`)

その点、メガネなら付け替えられていいし…でも高いよねー…度数もちゃんとうまく合わせてくれるのかな?レンズの位置もちょっとずれるだけで目が合わなくなるからそこはちゃんとして欲しいところだし……

そんなこんなで悩んでいた時、貼り付けるんじゃなく、上からかぶせるタイプのものを発見したんです!

これなら画像の色の確認時だけ取り外せばいいじゃない!しかもメガネより安いし、画面の大きさに問題なければPCを買い替えたってまた使えるし(*´▽`*)

私はいつも同じくらいの大きさのノートパソコンしか買わないので、これなら今後何年もずーっと使えそうです。

価格は3500円ほど。早速買ってみることにしました。

ノーパソ用のブルーライトカット保護パネルが届いたよ~

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じゃーん!買ったのはこちら↓

ブルーライトカットの保護パネルで、ブルーライトカット率42.95%のものです。

クリアパネルなので、黄色がかったりしていないです。

ちなみに購入の際はサイズをしっかり計ってから注文しましょうね。割といろんなサイズが出てたり、インチ数だけ見るんじゃなくてワイドかどうかもしっかりチェックしましょう。

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↑さっそく取り付けてみました。うむ、簡単である。

ただホコリが付きやすいので、取り付ける前に画面についたホコリはふき取っておきましょう←面倒でやらなかったら後で拭くはめに…

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取り付けるところはこんな感じなので、割と厚みのある所でもつけられます。サイズが合えばノートパソコンじゃなくてもディスプレイのでもいけそうですね~

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実際に画面を見てみると、パネル有り無しでそんなに色味は変わらないです。ちょっと暗くなりますが、画像編集の時だけパネルを外せばOKなので問題なし!

スマホ用ブルーライトカットフィルム届いたよ

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スマホ用はパネルは無理なので、フィルムを買いました。私はXperia J1 compactという機種を使ってるので、それ専用の保護フィルムを買いましたよ。

この商品だと、約35%のブルーライトをカットしてくれます。これは気泡も入らず貼りやすくて良かった(*´▽`*)

このスマホは少なくともあと1年は使用しますし、何より送料無料で980円だったので、これならコスパを考えても購入してよかったなぁと思います。

テレビ用のパネルやフィルムもあるよ

↑こういう液晶テレビ用のものもあります。かぶせて、ベルトなどで固定するのが主流のようですね。

ただね、大きいテレビ用だと高いです>< うちのだと1万円くらいする…(46型です)

メガネを買っておけばよかったかなぁとも思ったんですが、細かく丁寧に合わせてくれる眼鏡屋さんじゃないと逆に目が疲れるんですよね。

私は近視が強いだけでなく、乱視も入ってますから。。レンズの調節が難しいのです。

はたして安い眼鏡屋さんでしっかりと度数などを合わせてもらえるのか?という不安があったため、今回はスマホ用フィルムとパソコン用パネルを購入してみたのでした。

もちろん度なしのを買うのでしたら、こういった問題は発生しません。

ノーブランドものであれば1000円ちょっとからありますので、一度試して損はないかと思います↓

いつかテレビ用のブルーライトカットフィルムかパネルも買いたいですね。

現在の価格だと6000円~1万円前後くらいします。楽天セールとかアマゾンのセールの時に安くなってないか確認しつつ、買う機会をうかがいたいと思います。

そんなこんなで、いかがだったでしょうか?

思っていたより色んなブルーライトカット商品があったのではないかなと思います。

具体的にどんな悪影響があるのかはまだ明らかになっていないブルーライトですが、私としては、できるだけ早くから対策しておけば、何十年後かに後悔しなくて済むのかなぁなんて考えています。

なお、目にいい栄養素や食品、サプリについてまとめた記事も書いてますので、気になる方は読んでみてくださいね~⇒目に良い成分と食べ物・おすすめサプリまとめ

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