胸に茶色いシミ?癜風(でんぷう)を自分で治したので話をまとめる

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あれはそう、今年の梅雨前から真夏並みに暑くなり、汗をダラダラかくようになったころの話です。

ある日の入浴中、ふと気づきました。

胸元に「あれ?なんか茶色いシミ?アザ?みたいなのがある」って。

それはちょうど胸と胸のど真ん中のところにあって、確か私にこんな生まれつきのアザ的なものはなかったよな…?と思いました。

その後調べてみると、それは『癜風(でんぷう)』と呼ばれる皮膚の病気だったのです。

……が、当時はもう医者に行くどころじゃない感じで、最終的には自分で治しちゃいました。

今回の記事では、癜風とは何なのか・できる原因と治し方、私が治した時の方法などをまとめます。

でんぷうの見た目や大きさ、症状は?

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胸元の謎の茶色いシミ?っぽいものは、ちょうど胸と胸の間の汗が溜まる部分に出来ていました。

大きさは縦に1,5cm、横に1cmほどで、形はいびつな形でした。そして色はソバカスのちょこっと濃いめの色という感じ。

特に皮膚が盛り上がったりということもなく、色だけ違っていました。

表面のカサツキもほとんどなかったかな。

痒みや痛みなどの症状は全くなく、あの時たまたま変なシミが出来てるなぁと目で見て気付かなければ、未だに気付いてないかもしれません。

その謎のシミは私の腕に生まれつきあるアザと同じ色だったので、最初はアザかと思ったのですが、でも思い返してみてもこんな場所にアザはなかったはずです。あったら腕みたいに気付いてるはずだし。

そこで私は「分からないことがあったら検索すればいいのよ!」の精神にのっとり、ネットで情報を探してみたのでした。

でんぷうというカビらしい、でも病院は行きたくない

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でんぷうとは、簡単に言うと「肌に真菌が繁殖している状態」なのだそうです。

繁殖しているのは癜風菌(でんぷうきん)という真菌なのですが、これはもともと私たちの肌に住んでいる常在菌です。

つまりは、変に増殖しない限りは肌に普通に住み着いている菌が、たまたま増えちゃったということだそうです。

汗っかきの方によく生じるのだそうですが、確かに当時は急に暑くなって汗をかきまくってましたし、胸元はさすがに、ちょくちょくタオルを突っ込んで汗を拭くということもできないので、汗が溜まっていたまま放置している状態でした。

それでムレてカビやすくなってたのかもしれないですね。

あと体調的にも厳しい時期だったので(梅雨前後は気管支の関係でしんどい)、それで免疫力が下がっていたのも一因かもしれません。

ともかく、【皮膚科へ行けば薬をくれて塗れば治る】ということなのですが、胸元を見せるのはちょっと…いつも行っている皮膚科は女医さんではないですし……

なにより当時は愛猫を亡くしたショックもあり、家の外に出られるような精神状態ではなかったため、何とか自分で治すことにしました。

普通に病院へ行ける方は、病院へ行かれることをオススメします(;´∀`)

白と黒、あなたはどっち?

でんぷうには、肌が褐色になるものと白く色の抜けるのと、2色あるそうです。

私は茶色いシミのようになったので、黒色癜風と呼ばれる方のようです。ちなみに「黒ナマズ」っていうらしいですよ。白くなる方は「白ナマズ」っていうんだって。

なんでナマズなんだろうか。。。謎だ。

イソジンででんぷうが治るって都市伝説?

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ネットで見つけた情報では、菌の繁殖の病気なので、抗菌力のあるものを使えばいいんじゃないかってことでした。

最初は普通にボディソープで洗ったり、傷薬である「赤マムシ」を塗ったりしていたのですが、全く治らず。1か月ほど放置していたっけ。

でもシミの範囲も広がらないし、何より自覚症状もないので焦りもなく。

シミ発見から1ヶ月過ぎた頃、たまたまネットで「イソジン」が効くという話を目にしました。

イソジンはポビドンヨードとも呼ばれるのですが、ヨウ素の酸化作用による殺菌作用があるのです。

それを利用できるのでは?という意見がありました。

都市伝説的な話なのかなぁなんて疑いつつも、まぁこれだったら今すぐできるし。と思って、やってみることにしました。

きれいに治りました~♪

当時は口内炎も発症しておりイソジンが家にちょうどありましたので、最初は口内に使うのと同じように水道水で薄めて、胸元のでんぷうに塗ってみました。

で、しばらくして拭き取り、後で濡れタオルで拭いて終わりです。

次の日には「濃い方がよく効くんじゃない?」という考えで、薄めずそのままイソジンをでんぷうに塗り、1分ほど待ってから濡れタオルできれいに拭いていました。

ちなみにイソジンの殺菌力は、塗布後30~60秒で最も強くなるんだそうですよ。

……とまぁそんな感じで、1日1回、イソジンをそのまま塗って、水道水を含ませた濡れタオルで拭き取って…という感じで過ごしました。

すると、なんと10日も経たずに治ったのです!!!

跡が残ることもあるらしいということですが、私の場合は跡も残らず、普通にキレイに治っちゃいましたよ~(∩´∀`)∩ワーイ

ちなみにその後は、全然再発もなく快適に過ごしております。

なお、あくまで私は治ったという話なので、出来ればちゃんとお医者さんにかかってしっかり治して下さいね~。あくまで体験談ってことでm(_ _)m

抗菌作用があれば治るのかな?

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コラージュフルフルっていう殺菌成分配合の抗菌作用のある泡石鹸があるんですが、当時は手元になかったので使えませんでしたが、もしかしたら効くかも?なんて今は思ってます。

今でんぷうになったら試したいけど、再発は全然してないので実際の効果は不明。

ちなみにフルフルは、デリケートゾーンのかゆみ対策に購入しました(感想記事はこちら)。

あと抗菌作用でいうと……あ、そうそう。当時は全然気づかなかったけど、手持ちのステロイド軟膏も殺菌作用があるから効いたかもしれないですね。

ゲンタシンもリンデロンもあったというのに…試しておけばよかった。

…とまぁそんなこんなで、無事に自分で治すことが出来ましたよ~というお話でした。

でんぷうは放っておけば命に関わるとかそういう危険性のある病気ではないですけど、でも人によっては範囲がどんどん広がる場合もあるそうなので、でんぷうっぽいところを見つけたら早めに皮膚科へ行かれるといいかと思います。

でんぷう菌といえば最近では脂漏性皮膚炎を悪化させる原因だと言われてるそうですね。

脂漏性皮膚炎でお悩みの方がこのページによく来られてるようなので、皮膚科専門医の監修で開発されたシャンプーを紹介しておきます。症状が治まったという方の口コミも見かけました。公式サイトはこちら⇒皮膚科専門医と開発したフケ・カユミを抑えるシャンプー【KADASON】

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