突然ですが、バラを育ててみたいなと思いまして。
…というのもですね、ある日、ホームセンターへ行ったのです。で、そこに「バラ苗の予約受付中!」と書かれた冊子が置いてあったんですよ。
あんまりキレイなバラの写真ばかり載っているのでとりあえず持ち帰ったわけなんですが、あれこれ見ているうちに、どうしても自分で育ててみたくなったんです。
で、予約をするにしてもちょっと遅かったようで、今予約すると苗が届くのは3月下旬とのこと。
どうしても待ちきれないので、通販にてバラの苗を頼んでみることにしたのでした。
さっそく注文していた大苗が届きました
届きましたー!私が頼んだのは「パシュミナ」という名前のバラです。
カタログを見て一目惚れしたのですが、なんとめちゃくちゃ綺麗な姿なのに病気に強いって書かれてまして。それでパシュミナさんを頼んだという訳です。
(バラは育てたことがないので、バラっていうとどれも病気に超弱くて育てるのが難しすぎるって思ってました)
なんでも、うどん粉病や黒星病(黒点病)に強い品種なんだそうですよ。
うどん粉病も黒点病も、バラが良くかかりやすい病気なんです。私は庭でメダカも飼育しているので、農薬をかけるって訳にいきません。だから農薬が使えないって意味でも、バラを育てるのが初めてって意味でも、病気に強いというのは心強いですね。
ちなみに大苗を頼みました。
新苗とか大苗とか色々あるのです。ややこしいので、この種類別けについてはまた今度記事にまとめますね。
パシュミナってどんなバラ?
パシュミナについての説明には色々書かれてました。
「四季咲き・中輪房咲き・フロリバンダ・半直立性(シュラブ樹形と書かれているお店もあり)」
バラを育てたことがないもので、頭にクエスチョンマークが飛びまくりです(;´∀`)
今まで買った花で、こんなに種類が多い花ってなかったから…さすがバラですね。あまりにも種類が多くて分類も色々あって、選ぶのも難しいっていう。
……で、色々自分で用語を調べてみましたので解説します!
四季咲きというのは、季節に限らず年に何度か花を咲かせるって意味です。
フロリバンダっていうのはFLとも書くそうなんですが、花が房咲きになるんだそうです。つまりは1本の枝に何個も花が咲くってことです。
中輪は花の大きさ。そんなに大きくないらしいです。この見た目で大輪だったらめっちゃ嬉しいんだけどなぁ。
樹形は、最終的にどんな形にバラが育っていくかってことです。鉢で育てたいのに横に広がるバラを買っちゃったりすると大変なので、のちのちどう育つかを知ってから苗を買わないとですね。
パシュミナの場合、半直立とかシュラブ樹形とか、お店によって書き方が違いました。
パシュミナは上へ上へ育つんじゃなく、横にも少し広がって育つみたいですね。鉢に植えるのに適しているとのことなので、鉢植えにして自立してもらう感じでまとめられたらいいなぁと考えてます。
バラ専用の鉢を買ったけどもう1つ買い足すことに
すみません、写真を撮る時に片手で撮ったものでめっちゃ歪んでるように見えちゃってますが、鉢は全く歪んでおりませんのでご安心を(;・∀・)
写真左が「リッチェル バラ鉢 12号」写真右が「ロングスリット鉢 8号」です。
ちなみに号数なんですが、鉢の直径=号数×3となってるそうです。つまり8号=8×3=24cmで、鉢の直径が24cmってことらしい。
何で2個も買ったかっていうとですね、ホームセンターにバラ専用の鉢の在庫が無くて。
で、ネットで頼んだんですが『とりあえず一番大きいのを頼んでおけば、のちのち植え替えなくていいし元気に育つんじゃない?』って思って12号の鉢を買ったんです。
でもその後に分かったのが、一気に大きすぎる鉢に植えるとよくないんだって。
ちょっとずつ大きい鉢に植え替えていく方が、根っこが良く育つんだとか。そんな話を聞いたので、ホームセンターに在庫があったロングスリット鉢を急きょ買ってきたのです。
ロングっていうのは、普通の鉢より縦長だよって意味です。で、スリットは、あのチャイナドレスのスリット的な感じで、鉢の下側にスリットが入っているという意味です。
↑こんな感じで、普通の鉢と全然違いますよね。初めて買ったわスリット鉢。うちには素焼きの鉢か普通のプラ鉢ばっかなので。
バラって根っこが下に伸びるらしくて、それで縦長の鉢がいいんだって。
で、スリットが入っていることにより、根っこがサークリングを起こさずちゃんといい感じに鉢の中で育つんだって。
サークリング現象ってなに?
イラストで描いてみましたが…いつも下手ですみません(;´∀`)
お店でよく売ってるポット苗(ペロンとした黒いビニールに植えられてるやつ)を買ったことがある人なら分かると思うんですが、あれ、中の苗を出してみると、下の方で根っこがグルグルとぐろを巻いてませんか?
あれこそが、サークリング現象なのです。
あれっていつも下の方だけにグルグル根っこが巻いてますよね。上の方の土には根が張らず、下の方ばっかり根っこがまわっちゃってる状態です。
スリットが入ってる鉢を使うとあら不思議。
このサークリング現象が解消されて、うまいこと鉢の中の土全体的に根っこが伸びるらしいのですよ。あと水はけもいいらしいです。
培養土とマルチングも奮発して専用のを買ったよ
↑こちらはバラ専用の培養土です。
いつもは、買ってきた花は庭にそのまま植えるか、鉢に植えるにしても一番安い培養土を使うか何ですが、いかんせんバラなのでVIP待遇です。ていうか高いねお値段。さすがです。
でもその分、この土で植えればいいっていう状態にしてくれてるので、初心者にとっては楽だし安心できるし、いいですね。
こちらは超お高いマルチング材です。
マルチングっていうのは、雨が降った時に土が跳ねて枝や葉っぱに着くのを防いだり、夏に乾燥しすぎるのを防いだり、冬はちょっと保温効果もある、土の上に敷くアイテムのことをいいます。
ワラとか腐葉土とかウッドチップ、バークチップなど色々なマルチング材が売ってるんですが、こちらも奮発してバラ専用のもの、しかも月桃(げっとう)っていうものが入ったものを買いました。超高いっす。気合入ってます。
月桃というのは、虫除けや防カビに使われてきた沖縄の植物です。
私が買ったものには月桃が入っていて、それである程度は防虫効果があるんだとか何とか。
とりあえずケチってバラを枯らしちゃったら泣くので、バラだしお金がかかってもしょうがない!と開き直って色々と買い揃えちゃいました。
かかった費用総額は…?
元が取れたかどうかが気になる性格ですので、一応、今回かかった費用をまとめます。
・バラの苗1つ……3,250円(送料も含む)
・鉢2つ、培養土、マルチング、追肥用の肥料……5,472円
合計……8,722円
・・・・
・・・・・・?!!
け、けっこうお高いんですねバラ栽培にかかる費用って……。
いや、でもですね、培養土もマルチングも少量のが割高過ぎたので多めに買ったんですよ今回は。培養土は25Lマルチングは14Lと、1苗植えたところで半分以上余ってるのですよ。
ってことは、鉢をリッチェルの12号に植え替えた時にもその培養土を使うとして、今後はもう買い足さなくていいってことですよね。少なくともあと3年くらいは(多分…)。マルチングもそれくらい持つだろうし(多分…)。
うん。だからいいのだよ。3年これだけで何も買い足さないとして、割る3で年間3,000円以下じゃん?!( ゚д゚ )!!
ちょこっと肥料とか追加したってそこまで高すぎって訳じゃないですし。何よりバラってめちゃくちゃ綺麗だし。うん。
実はこのバラ、あまりに愛猫に似ていたために一目惚れしたのですよ実は。
目の色がグリーンで毛色が白、可愛らしさはまさにピンク色のイメージの愛猫のために、何十本でも切り花にして飾ってやりたいのです。
なので、まぁ結局はいくらかかってもいいんですけどね←
これでうまくいったら四季咲きでしょ。季節問わずに花が咲く訳ですから。花屋さんでちょくちょく買ってくるよりはコスパいいよね!(どうしてもコスパが気になる私)
何より、近所の花屋でこんなゴージャスでオシャレなバラって、売ってるの見たことないですから。
今から花を咲かせてくれるのが楽しみです(*´▽`*)
えらく記事が長くなっちゃったんで、苗が届いて鉢に植えつけたところはまた次の記事にまとめますね!⇒次の記事はこちら