ガラスの容器にコケを入れて飾る『苔テラリウム』にあこがれを持った私は、裏庭の崖でコケを採取してきました(その時の記事はこちら)。
が、しかし。
何コケか分からない&岩に生えてて土に生えてない&あまりに短すぎる(0,5mmくらいしかない)ため、苔テラリウムに使うのは無理だと判断しました。
そこでですね、いつもアクアリウム用品を買っているcharm(チャーム)というお店にて、水槽用の溶岩石などを買うついでにコケを頼んでみることにしました。
今は通販で苔も買えるんですから、便利な時代になりましたね~
通販で苔を買うとこんな感じで届いたよ
こちらが、通販で購入したものです。
写真左から「モデリングソイル(苔用に使える土)」「コケラボの土&石セット(苔用の土と石のセット)」「ゼオライト(根腐れ防止剤)」で、手前にあるパックが「苔アソート 4種ミックス 1パック分」です。
さっそく苔アソートを開けてみましょう!
こんな感じで、濡らした紙に包まれてからパックに入ってます。気付けば机が濡れてたので、開ける時は気を付けましょう(;´∀`)
紙をどかしてみると、中にはきれいな苔が!
ほらー!ちゃんと4種類入ってます。しかもうちの庭で採取したのと全然違う!
長いし大きいし…そう!サイズがデカい!!苔ってもっと小さいっていうか短いって思ってたんですが、しっかりサイズです。もはや小さい観葉植物並みです。
でも、どれがどの種類なのかを書いてくれてないので、どれが何ゴケなんだか分かりません。
そこで、お店のホームページにて確認しました。写真と見比べつつ。
で、分かったのは…写真左からホソバオキナゴケ、シッポゴケ、ハイゴケ、シノブゴケということです。多分合ってるかと思います…たぶん。
真冬なのに、ほとんどが綺麗な緑色で届いて嬉しいです(*´▽`*)
ホソバオキナゴケの紹介
こちらがホソバオキナゴケです。シラガゴケ科シラガゴケ属。
これが一番メジャーな苔なんじゃないかな。盆栽にも使われてますよね。確か祖母の盆栽にもこの苔が使われていたと思います。
短い芝生って感じなんですが、青々としていて可愛いです。
コロンと盛り上がった感じなので、丸い容器の上にこんもりと盛り上がる感じで乗せても可愛いと思う。
多湿と日向に弱いそうですよ。半日陰で少しの湿気があれば育てられるとのこと。
私的には今回、一番これがお気に入りです!苔テラリウム用としてもすごく扱いやすかったです。
シッポゴケの紹介
こちらはシッポゴケ。シッポゴケ科シッポゴケ属。
こちらも盆栽などによく使われるんだって。けっこう大きいというか、背が高いです。
でもふんわりと柔らかい感じで、フサフサしてて可愛らしいです。見た目が尻尾に似てるからシッポゴケというそうで、たしかにフサフサした毛の多い尻尾って感じですね。
こちらは湿度が低いと葉が枯れる場合があるそうなんで、フタ付きの容器に入れるといいと思います。
半日陰~日陰に適応とのことなので、ちょい暗めの部屋に置くとよさそう。
ハイゴケの紹介
こちらがハイゴケです。ハイゴケ科ハイゴケ属。
苔玉によく使われてるやつです。ちょっと茶色いというか黄色っぽい色になってますが、真冬だからこんな色になっちゃってるみたいですね。
日向でも大丈夫みたいですが、半日陰が丁度いいらしいです。その方が綺麗な緑色に育つんだって。
湿度さえちゃんとあればOKとのことで、あまりにビシャビシャにしてしまわないよう注意とのこと。
シノブゴケの紹介
こちらはシノブゴケです。シノブゴケ科シノブゴケ属。
かなりのフサフサ系ですね。毛足?が長い…葉っぱが長いというべきか。折り重なる感じが可愛いです。
生育状況はハイゴケと一緒です。半日陰で、ビシャビシャじゃなく湿気のある場所がいいのだそう。
苔っていうと常に水がかかった感じかなっていうイメージもありましたが、湿気さえあって乾燥してなければ問題ないみたいですね。
本で確認しつつ必要な材料を確認
こちらの『苔ボトル』という本を見つつ注文したので、これだけあったら苔テラリウムが完成するはずです。
・ガラス容器
・土
・苔
ガラス容器はほとんどを100均で買ってきました。1個だけcharmで買ったけど。
乾燥しづらい方がいいので、できたらフタ付きのを買ってくるといいですよ。乾燥しちゃうと枯れますからね。
湿気多すぎもダメってことですが、でもやっぱり冬って乾燥しますから、フタ付きじゃないとからからに乾いちゃうと思います。
土は、普通の野菜を育てる土とは違うコケ用のものがいいらしいです。テラリウム用とか、苔玉用とか、ビバリウム用と書かれてますよ。
……さて。
前置きがえらく長くなりましたので、あと写真多すぎで記事が重くなっちゃうので、実際に苔テラリウムを作った時の制作過程のまとめ記事は次の記事にまとめますね。