こんなものを見つけて買ってきちゃいました!その名も『ペットマト 黄金トマト』です。
これ、ペットボトルで簡単に黄金色のミニトマトが育てられるという栽培キットなんですよ。つまりは水耕栽培ってことですね。
実は私、ずっと水耕栽培に興味がありまして。でもあれ本格的にやろうと思うと4万とか5万要るんですよね、そういう機械をそろえるのに。
でもこれなら税込702円で買えましたよ!ちなみにネットで買うともっと安かったです←ちょっとショック
トマトは土が無くても育つ?!水耕栽培とは
水耕栽培(すいこうさいばい、hydroponics)とは、養液栽培のうち固形培地を必要としないもののことをいう。水耕(法)、水栽培などとも呼ばれる。農業では多くの栽培に利用され、従来は不可能といわれていた根菜類の栽培も可能となっている。園芸の分野においてもほぼ垣根無く栽培によく利用される。
出典:wikipedia
レタスなんかは水だけで栽培しているのをよく見ますが、トマトって土が無くても育つの?って、ちょっと疑問もありました。
…が、ちゃんとこういったキットも出ていて、水だけで育てられるようになってるんですねぇ…。これなら土がないので、家の中でも育てやすそうです。土だとどうしても汚れちゃいますからねー。室内に置くのは嫌ですし。
それにしても、根菜類の水耕栽培まで今では成功しているんですね!知りませんでしたよ。
レタスを数年前にプランターで普通に土で育てたんですけど、びっくりするほどアブラムシがつくし、収穫したら土まみれで洗うのが大変だし…こりゃもう作るの無理だわって思って、それから作ってないんです。
でも土を使わないなら汚れもほとんどないだろうし、そのまま生で食べる葉野菜なんかには水耕栽培が合っているでしょうね。
どうやって栽培するの?説明書を読んでみた
説明書を読んでみると、育て方は…
『種を植える⇒発芽⇒本葉が出たらハイポネックスを溶かした水を入れる⇒ちょくちょく水替えする⇒収穫!』
…という流れのようです。
何だか、説明を読む分には簡単にできそうですねぇ。
ちなみにハイポネックスというのは、水に溶かして使う肥料です。
土で育てる場合は、土の中に肥料が混ぜ込まれてるんですよ。培養土なんかを見てみると、原材料のところに肥料が入ってます。この肥料のお陰で野菜もすくすく育つんですね。
でも、水だけだと栄養も何もありません。これではさすがに育たないので、肥料を使ってあげないといけません。
ペットマトにはハイポネックスが付いているので、これをちょくちょく水に溶かし、水替えをして育ててあげるということです。ちょっと面倒かもですが、ここだけ頑張れば、日光量さえ足りていれば問題なく育つはずです。
プチトマトは鉢植えで育ててましたが、めっちゃ小さい鉢のほんの少しの土でも問題なく実がたくさん収穫できたので、プチトマト自体は育てやすいと言えば育てやすいハズ。
大玉よりこういったミニトマト系の方が、育てやすいですからね。
大玉トマトも育てたけど、さすがにちょっとの土じゃ大きな実がならなかったので。
ペットマト黄金トマトの種まきをしてみた
種まきをしたのは3月4日。まだ寒いので、発芽するかどうかは不明ですが、待ちきれず種まいちゃいました(;´∀`)
ちなみにこの『黄金トマト』のデータは以下の通りです。
発芽率:80%以上
数量:約10粒
生産地:タイ
発芽適温:20~25度
生育適温:15~30度
どうしよう、ここのところ最高気温が15度以下なんだよね。
でも置いておくのはリビングなので、気温が20度近いです。昼間は。夜間は冷え込むけど…。
とりあえず2粒だけ、種をスポンジの上に乗せてみました(すでにペットボトルには水を入れてます)。
刺している棒は、トマトが大きくなってきた時に茎をくくり付けるための棒です。支え用ですね。500mlのペットボトルでトライしてみたんですが、棒がある分けっこう高さが出ます↓
付属の「あっぷさんど」っていう大きい粒の砂で種を覆い隠して、あっぷさんどが湿るように水をかけて、これで種まきは終了です。
リビングの窓際に置きましたが、カーテンを閉める時に1回ひっくり返しました…安定の悪いところに置いてる場合は、気を付けて下さいね~。
芽がでた!15~17日ほどで発芽しました
種まきから12日目。またしても容器を転げさせてしまいました(;´∀`)
あっぷさんどが飛び散っちゃいましたが、なんとその下で種から根っこが出てるのが確認できましたよ!!もうじき芽が出そうだ!
種まきから15日目。こ・・これは…発芽なのか?!とりあえず今日を発芽日としましたが、葉っぱが出てませんね。明日には出るかなぁ。
私が指でつまんでとってもいいんですが、うっかり葉っぱをちぎっちゃったら怖いので、自然と葉が開くのを待ちます。
翌日、可愛い双葉が開きましたー!
気温が低い中、頑張ってくれました。あと1つの種は出そうにないですが、出たところで間引かなくちゃいけないのでちょうど良かったかも。
ここからは日光をしっかり当ててあげることが大事です。徒長したら大変(日光量が足りないとヒョロヒョロになるのです)。
リビングの窓は直射日光が当たるから、大丈夫と思うんですが…。
ペットボトルは紙などを巻いて日光を遮断しておこう
そうそう。私はペットマトのボトル部分に、本屋さんの色付きの袋を巻いています。
これは、根っこが光を嫌う性質であること、そしてボトル内にコケが発生しないようにってことで巻いています。
光量についてですが、もし室内にあんまり光が入らないようなら、外に出すのもいいと思います。
例えばマンションとかアパート住まいの方なら、日中だけでもベランダに出すとか。室内よりは日当たりが良くなると思う。
ただ、夏になると水温が上がり過ぎて根っこが煮えちゃうこともあるので、真夏は逆に室内に入れてあげるとか、トマトが茹らないような工夫が必要になるかと思います。
私は、せっかくの水耕栽培の初挑戦なので、完全に室内での栽培で挑戦してみようと思います。
庭で育てたらカメムシまみれになったこともあるし。室内ならそんな心配もないので、そのまんま実を食べられそうですね。
うまくいったら6月末ごろには収穫できるようで、今後もまた成長の過程をブログに載せて報告していきたいと思います。