う、うちの屋内発泡スチロールにいる青幹之メダカさんたちが白いフンをしてしまいました(;゚Д゚)!!!
同じ悩みや疑問を持つ方も多いようなので、今回は、メダカが白いフンをする原因の紹介と、どう対処すればいいか、私がどう対処したかなどについてまとめます。
原因は1つではない!色々思い返してみよう
メダカが白いフンをしているのは、消化不良を起こしているということがほとんどのようです。
原因は、いくつか考えられます。
・アンモニア濃度が高い
・亜硝酸濃度が高い
・水温の差が激しかった(夜に急に冷え込むなど)
・エサをやり過ぎた
・かなり前に開けた古い餌をやった
・水を一気に大量に入れ替えた
・メダカをたくさん水槽へ入れている
・水流やエアーが強い
・フィルターの掃除をした
それでは、それぞれなぜ消化不良などのメダカの不調につながるかを見ていきましょう。
立ち上げたばかりの時は要注意
水槽を立ち上げたばかりの時は、バクテリアがほとんどいないので、アンモニアや亜硝酸が水槽内に増えすぎてしまい、メダカの消化不良につながる場合があります。
『メダカの糞に含まれるアンモニア⇒バクテリアが亜硝酸に分解⇒別のバクテリアが硝酸塩に分解』
バクテリアがちゃんといる立ち上げが完了した飼育水の場合はこういう感じで、メダカたちがフンをしても、害のない硝酸塩になるんです。
しかし、新しく立ち上げた水槽では、まだアンモニアを分解するバクテリアも、亜硝酸を分解するバクテリアも数が足りません。
なので、水中で濃度が高くなってしまうのです。
また、メダカをたくさん入れすぎている場合は、フンの量も増えますので、同じ状況になる場合があります。立ち上げの時は、少数飼育にするよう気を付けましょう。
エサはやり過ぎる人が多いそうです
初心者で多いのが、エサのやりすぎで消化不良を引き起こしてしまうということです。
私も昔、金魚に餌をやり過ぎて残念なことになってしまったこともありました。
メダカは餌を食べた後もパクパクとエサが欲しいような動きをするんですが、ここは気を付けて少量の餌をやるだけに留めましょう。
特に立ち上げたばかりの水槽では、エサは少なめにすると水が汚れにくくなるのでいいですよ。
季節の変わり目は気を付けよう
まさにこの記事を書いている今がそうなんですが、春や秋など、温度差の激しい季節はメダカも消化不良を起こしやすいそうです。
夜にグッと冷え込むとか、日中にすごく気温が上がるなど、そういった時期は特に気を付けなければなりません。
大量の水替え・フィルター掃除
水替えで、水槽の水をたくさん取って、カルキ抜きをした新しい水をたくさん入れませんでしたか?
その新しい水にはバクテリアがいませんから、一気にたくさん水替えをしてしまうと、バクテリアの量が足りなくなることがあります。
また、フィルターを使って飼育されている場合、フィルター掃除をしませんでしたか?
フィルターの中にバクテリアが住み着いてますので、あんまり綺麗に洗っちゃうとバクテリアがいなくなってしまいます。
軽く洗うだけに留めましょう。
水流やエアーが強いと弱ります
フィルターを使って飼育している場合、水流が出来ていませんか?
メダカは川の流れのないところに住んでいるので、水にずっと逆らって泳いでいると疲れ果ててしまいます。
水流が出来るだけ起こらないようにしてあげましょう。
こういう対処法があるよ。私もやってみました
まず、大量の水替え・フィルター掃除・水槽の立ち上げ初期など、アンモニアや亜硝酸を分解するバクテリアが足りないと予想される場合。
こんな時は、市販のバクテリア剤を使用してみましょう。
バクテリア剤はなくてもいいというアクアリストさんも多いですが、アクア上級者でもなく、バクテリアは使いたくないという確固たる決意がある訳でもない場合は、無難にバクテリア剤を使ってみるといいと思います。
↑私が使っているのは、ジェックスのサイクルというバクテリア剤です。
これは硝化バクテリアが入っているものなんですが、アンモニアや亜硝酸を分解して欲しい場合は、硝化バクテリアの入ったバクテリア剤を選ぶといいと思います。
こちらは水槽立ち上げ時にも入れましたが、屋外飼育のヒメダカさんが消化不良を起こして白いフンをした時にも使いました。
その時は水槽立ち上げから30日ほど経った時で、大量の水替えが原因だったと思います。
白いフンをした日に、水が24リットル入っていた水槽へ8mlほど入れました。そして2日ほどエサをやるのをやめました。そうすると消化不良も治まり、現在でも元気に生きてくれています。
水温差をできるだけないようにする
気温差が激しい時期は、水温の差も激しいです。
私は、夕方になるとプラスチックダンボールの蓋か、発泡スチロール箱を買った時についていたフタをするようにしています(酸素用に少し隙間を開けています)。こうすることで、夜間にぐっと水温が下がるのを防ぐことができます。
屋外飼育の場合は、フタが飛ばないように水を入れたペットボトルや洗面器を重しにしておきましょうね。秋冬なんかは風も強いですから。
水流を作らないために
水流が強いといっても、エアを絞り過ぎるとろ過が出来ているか不安になりますし、ろ過できていなかったらそれはそれで不安ですよね。
そんな時は…
・水を吐き出すところにスポンジやウールマットを詰める
・出てきた水がガラス面に当たるようにする
・水流が強いところに水草を配置する
・浮草を浮かべる
……こういった対処法があります。
できるだけ水流のない場所が確保できるよう、気をつけてあげましょう。
我が家の対策はこうしました
先ほども言った通り、屋外水槽の時はサイクルというバクテリア剤を入れることと、エサを2日間あげないことで解決できました。
今回の屋内水槽のメダカの場合、夜間はフタをしているので水温が下がり過ぎているということはなかったです。
ということで、今回考え付く原因は……
・エサのやりすぎ
・立ち上げたばかりでバクテリアが少ない
……の2つが当てはまるかなと思いました。
まず、私はまだメダカ飼育初心者なのです。で、エサの量の調節が難しくて。
ヒメダカを最初に飼ったんですが、今回消化不良を起こした室内の青幹之メダカに比べると、かなり大きいんです。
ヒメダカにあげていた餌の量より少し少なめにはしていたんですが、それでも小さめの幹之たちには量が多すぎたのかもしれません(サイズ的にはヒメダカ>屋外の幹之>屋内の幹之)。
あと、立ち上げからまだ10日目なので、亜硝酸が今水槽内で増えてるのかもしれないです。
ということで、サイクルを9mlほど入れてみました。
そしてつい最近買った、「善玉菌がすごいんです」というもの。これはバクテリア剤と一緒に使うといいと聞いたので…
↑善玉菌は、だいたい6mlほど入れてみました。
本当の使用量はキャップ4杯なんだけど、一気にそんなに入れる勇気がなかったのでこれくらいで。
それにプラスして、エサをあげないようにします。
白いフンをした日の朝に1度エサをやったんですが、その後エサが少し残っていたのと白いフンをしたので、その後~翌々日までエサをやめておきます。
様子を見て翌々日の正午あたり(丸2日絶食後)に、ごく少量あげてみようかと思います。
※翌年1月下旬ごろにやっと本格的に白いフン問題と水面の泡問題が解決しました。記事はこちらです