コンクリートの照り返し対策に瓦チップを敷いて水を撒いてみた

庭のコンクリートの照り返し

メダカやミナミヌマエビが入っている巨大なタライ(120L)を庭に置いています。

ただですね、コンクリートの上に直置きしちゃってまして、けっこう水温が上がっちゃうのです。照り返しもヤバくて、メダカ水槽のあたりは水を撒いてもムワムワしています。

あんまり水温が上がるとメダカやエビが落ちてしまうので、コンクリートの照り返し対策をすることにしました。

最初は土を敷こうかと思ったんですが、排水溝が詰まるしどうしよう…人工芝は高いから無理だし…と考えていたところ、『瓦チップ』なる商品を発見したのです。

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ヒートアイランド現象にも!瓦チップの効果とは

瓦チップ12kg入り

こちらが瓦チップであります。ホームセンターでまとめて買うと安くなるセールをやっていたので、5袋買ってきちゃいました(写真は3袋ですが)。

1袋12kg入りです。

瓦は、そもそも土を練って焼いて作ったものです。ってことは、土を敷いたような感じになると!そう言うことのようです。

コンクリートだと打ち水をしてもすぐに乾いてしまいますが、瓦チップだとよく水を吸うので長く打ち水効果が続きます。

何より、コンクリートが隠れるので、それだけでも照り返しが減って暑さも和らぎます。

パッケージには『優れた断熱性』と書かれています。

庭に敷くといえば砂利ですが、水を含まない砂利よりも、打ち水効果が高いとのことです。

砂利、軽石、砕石などではダメなのか?

瓦チップを買う前に、もっと安い類似品がないかな?と色々探しました。

・軽石・・・そこそこ安い
・砂利・・・色んな色が混ざったやつは安い
・コンクリート用の砕石・・・超安い!!!

砕石(さいせき)っていうのがめっちゃ安かったんですが、コンクリート用のものということで、岩を砕いたもののことです。

ですので、水を含まないんですよね。保水性がない。

ってことは、水を撒いても吸い込まないので、打ち水効果は長持ちしないと。

軽石は無数の穴が開いているので水も吸うでしょうし、打ち水効果もありそうですけど、単価が高いかなーと。少なくとも近所のホームセンターでは瓦チップの方が安かったです。

ただ、打ち水効果はいらない!コンクリートを隠したいだけ!ということであれば、めちゃ安い砕石でもいいかもしれません。

あと、値段は高くなりますが保水砂利っていうのも売ってました。一度ホームセンターで色々見てみるといいと思います。

瓦チップを5袋分コンクリートの上に薄敷きしてみた

瓦チップ12kg分

↑こちらは1袋分の瓦チップです。分かりやすいようにと思ってスコップと一緒に撮影したんですけど、少なっ!!て思いません?

12kgというと大量に感じますが、かなり少ないです。5袋買ってきてよかった。。。

瓦チップの大きさを手と比較

↑大きさは大小さまざま。

大きいのだと1,5cmほどある。小さいのは5mmくらい。さらには粉もけっこう入ってます!でも買ってきた時にはすでに袋の中が雨でびっしょびしょに濡れてたので、粉は飛び散らなかったです。助かった。

コンクリートの上に瓦チップを敷いた

写真左側から太陽光が入ってくるので、メダカ水槽の左側に敷き詰めてみました。

ここのあたりのコンクリが冷えてくれたら、だいぶ水温も下がると思います。

敷き終わった時点で、かなり涼しく感じました。いつもなら照り返しで目も開けられない&汗がダラダラなので、こりゃいい買い物したなー!と思いました。

5袋でどれくらい敷けるかの目安

今回、5袋分・・・つまりは60kg分を敷き詰めました。

薄さはコンクリが見えるギリギリの薄さです。厚みは2cmくらい。だいたい「250cm×130cmくらいの面積」に瓦チップを敷き積めることができました。

あと5袋あれば、コンクリートのうえ全体にチップが敷けそうです。

コンクリートがむき出しの部分はやはり熱く、しかも照り返しで目が痛いので、早くなんとかしたいですね。今度また買ってこようと思います。

コンクリートの上に水を撒いても、真夏は1時間も立たずに乾ききっていましたが、瓦チップに水を撒くと3時間経ってもまだ完全には乾ききっていませんでした。

昼食後にジョウロで水を撒くんですが、これなら1日1回の水まきでよさそうです。

メダカ水槽の水温ですが、なんと25度になりましたよ!朝なんか24度でした。28~30度あった時から比べたら、かなり下がりました(*´▽`*)

これで、今年の夏こそ元気に過ごしてほしいものです。

瓦チップを敷くメリットとデメリット

瓦チップ12kg入り

瓦チップを敷くことのメリットとデメリットですが、けっこう色々ありました。

まず、上を歩きにくいのかなーという心配が大きかったんですが、割と歩きやすいです。薄く敷いたからかも。

厚く敷けば踏まれたチップが移動するので、足が沈んで歩きにくい可能性もあるかもしれません。

あと、プランターを上に置きにくそうだなと思ってたんですが、これまた問題なく置けています。

分かりやすいように、箇条書きにして書き出してみますね。

~瓦チップを敷いて感じたメリット~

・照り返しがなくなって目がくらまない&涼しい
・照り返しによる日焼けの心配が減った
・打ち水効果がマジで長く続いている
・わりと歩きやすい。靴裏に刺さったりはしない
・水はけも良い

~瓦チップを敷いて感じたデメリット~

・靴の裏が赤茶色くなる(粉が付く)
・運ぶとき重い
・足音がする
・何度も踏んだりしていると砕ける
・撤去したくなった時に大変そう
・瓦チップをどけたところは赤茶色くなっていた(粉が溜まっている。でも水で簡単に流れる)

……という感じで、メリットもあればデメリットもある感じです。

特によく歩く場所に敷く場合は、靴の裏にめっちゃ赤色の粉が付くので要注意です。うちは田舎の古い家でそういうのは気にしないので問題ないですけども。

そんなこんなで、コンクリートの照り返し対策として瓦チップを敷いてみましたが、思った以上に上手くいきまして大満足です!

あと5袋追加で買うにしても、全部で3,000円で済むし。(5袋1,500円ほどで買ってきました)

重かったので筋肉痛にはなりましたが、あの目がくらむ照り返しがなくなって助かりました。メダカたちも涼しくなって助かったことと思います。

出来たらこの上に土を敷いて芝とかクラピアを植えたいけど…土は下へ落ちるだろうし、排水溝をふさいじゃいそうなので、これにてコンクリ庭の照り返し対策はひとまず終わりとします。

あ、そうだ!

最後になりましたが、素手で作業しない方がいいです。けっこう立派な大きさの枝とかが紛れ込んでましたので、軍手をして作業した方が安全です。

ではではこれにてm(__)m

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