スピルリナの錠剤をラムズホーンやミナミヌマエビ、メダカにあげてみた

梅酒瓶を使ったボトルアクアや、加温水槽にもピンクラムズホーンを迎え、我が家の水生生物たちもにぎやかになってきました。

屋外にはメダカとヒメタニシしかいませんが、室内にはピンクラムズホーン・ミナミヌマエビ・青幹之メダカ・ヒメタニシの稚貝がいます。

で、ですね。

ミナミヌマエビとピンクラムズホーンなんですが、プレコのエサを食べてくれないんですよ。シュリンプ用のエサしか食べなくて。でもシュリンプ用のエサは小さめでエビが抱えられるようになってるので、ミナミがエサを持ってあちこち逃げちゃうんです。

このままじゃ、ラムズのエサが足りないんじゃない?と心配になりまして。

しかもメダカがミナミからエサを奪い取るもんで、エサやりがややこしくなっちゃいました…。

エビのエサを食べてメダカのエサも食べて、白いフンが出ちゃったメダカがいたんです(食べ過ぎが原因で間違いないかと)。

こりゃイカンと思い、みんなが一緒に食べられそうなエサはないかな?と探してみたところ、クロレラとかスピルリナの錠剤がいいかも!これならラムズホーン達も食べられるし、エビもメダカもみんな一緒に食べられそう!と思いました。

スポンサーリンク

クロレラとスピルリナ、どう違うの?どっちを買おう?

さて、そこで問題が。

よくメダカやヌマエビ、ラムズのエサとしてあげられているのが、『クロレラ』『スピルリナ』と2種類あるんですよ。

しかも、どちらも緑色の錠剤で、見た目も似ていて違いが分からない。色あげ効果があるという話をよく聞くけど、どちらにも言えることのようで、やはりどっちを買えばいいんだか不明です。

(色あげ…メダカの発色が良くなる)

ってことで、さっそく調べてみました。

クロレラ(英語:chlorella)はクロレラ属の淡水性単細胞緑藻類の総称。
乾物としての主な成分は、たんぱく質45%、脂質20%、糖質20%、灰分10%。その他にビタミン類やミネラル類を含む。(中略)細胞壁が強固なために消化吸収率が悪いなどの指摘もある。

出典:wikipedia

スピルリナ(Spirulina)は、藍藻綱ユレモ目の幅 5-8μm、長さ 300-500μm ほどの「らせん形」をした濃緑色の単細胞微細藻類。

スピルリナは古来アフリカや中南米の湖に自生する熱帯性の藻類で、現地の人々の貴重な食糧源として利用されてきた。

乾燥したスピルリナは、タンパク質を約60%含み、ビタミン、ミネラル、多糖類(食物繊維)、クロロフィルなどを含む。中でもカロテノイド系色素のβ-カロテン、ゼアキサンチンを多く含み、その抗酸化作用が注目されている。クロレラと比較し、β-カロテン含量が多く、消化吸収性が良いのが特徴である。

出典:wikipedia

…ということで、スピルリナの方が消化吸収がしやすいようですね。あと古代から人間の食料だったと。…これ、食べてたのか!人間が藻を食べていたなんてビックリです。

そんなこんなで、スピルリナを頼むことにしました。

とはいえ、他の成分が入っていればエサ用には使えなさそうなので、スピルリナ100%のものを探しましたよ。

「スピルリナ普及会」の「スピルリナ100%」です。

人間用サプリですが、余分なものが入ってないなら問題なさそう。楽天のレビューを確認しても、実際に餌として与えている方も数人見かけましたし、さっそくポチりました。

ちなみになぜかyahooショッピングにもamazonにもお試しの少量入りのものが無かったです。なので楽天にて注文⇒スピルリナ100% 200粒お試しパック約5日分【メール便8個まで送料無料】

200粒で5日分?!人間には1日40粒が目安だって。そんなに飲めないわ…と思いつつ、1袋だけ注文。

メール便とのことでしたが、即日発送で2日後には届きました。仕事が早いわ。

スピルリナ100%の栄養成分表示や説明書きなど

栄養成分表示は、項目が多すぎて書ききれないので写真で載せときますね↓

何やらいろいろな栄養素が入ってますねぇ。

原材料は『スピルリナ原末』だけなので、間違いなく100%ですね。これならラムズホーン達にあげても安全そうです。


ちなみに、パッケージ裏にはこう書いてあります↓

スピルリナは栄養バランスの良い「藻」のアルカリ性栄養補助食品です。
消化吸収が良いため、お子様から高齢の方まで全世代で飲んでいただけます。
緑黄色野菜同様、毎日の食生活に取り入れて健康管理にご利用ください。

あくまでサプリメントなので、これだけで健康にはなれませんよってことですね。ただこういうものを取り入れてみるのは、野菜が足りない人なんかには良さそう。

私も青汁とかそういう健康的なものを続けたいんですけどね、マズくて続かないんだ。こういう、植物を錠剤にしたヤツの方がマシかもしれない。

割ってから水槽とボトルに入れてみました

1錠が大きすぎるんで、とりあえず割ってみた。これね、けっこう薄いんです。めっちゃ簡単に割れますよ。

30cmキューブ水槽には半分を、4Lサイズの梅酒瓶でやってるボトルアクアには8分の1くらいを入れてみました。

↑さっそく1匹のミナミヌマエビが寄ってきました。他のエビたちも寄ってきつつあります。

ピンクラムズホーン達も、歩みは遅いですがウゴウゴと寄って来てます。

メダカはツンツンつついてますが、エビに邪魔されてあんまり食べれない様子。ミナミヌマエビがさらに寄ってきました。

そしてこの3時間後…

ピンクラムズホーンが5匹群がりました。ラムズ団子です。

5匹よって来るまで3時間もかかりましたが、みんなで食べるとエビもメダカもつつけなくなりました。エビはこの後、水槽のあちこちへ散ってしまいました。

メダカは今4匹いるんですが、1匹だけめっちゃ体が大きいんですよ。

その子がずーっとスピルリナの周りをウロウロしてて、粉が舞うとすぐにパクッと食べてます。

他のメダカがね、胃腸が弱ってたのもあって細い子ばかりなんだけど、大きな子に蹴散らされて近づけないっていう…。細い子も食べられるようにいつもエサをあげてますけど、やっぱり体の大きい子が一番バクバク食べますね。

細い子3匹たちにもっとエサをあげたいんだけど、なかなか難しいなぁ。あげすぎてもまた白いフンが出ちゃったらダメだし。

ちなみにボトルアクアの方ですが、どのラムズも見向きもしませんでした。

シュリンプ用のエサには群がってるので、マズかったってことなんでしょうね(;´∀`)

キューブの方のラムズは、シュリンプ用のエサを食べたことがないんですよ。ミナミヌマエビたちがいるので、ラムズには食べられないんです。だからスピルリナでも食べてくれたのかな?

溶けるのが早い&水中では赤い?

見てください!水中では赤い色になってますよスピルリナの錠剤が。赤っていっても、錆びた鉄みたいな色です。

緑色だったのに何故?…と思いきや、実はスピルリナには赤の色素が含まれてるんだって、それで色あげにもいいんですね。

ちなみにスピルリナを食べた翌日、ラムズが卵を産んでいました。しかも2つも。すでに30cmキューブ水槽に産み付けられた卵塊は4つ目です。

どんどん産卵してるなぁ。何かしらエサをあげた翌日に産んでる気がする。

あ、そうそう。ボトルアクアに入れたスピルリナですが、1時間ほど経った時に大きめのスポイトで吸い出しました。すでに溶けちゃってたので簡単に吸い出せましたよ。

ただ、うまく吸い出せなかったら水槽中に溶けてしまうので、気を付けた方がいいですねコレ。緑の水になっちゃうよ。

ってことで、ボトルアクアの方には今後はスピルリナはあげないことにしました。

シュリンプのエサだけやることにします。

↑あげてるのはコレ。

かなり美味しいみたいで、ミナミヌマエビは取り合いするし、メダカも必死でつつきに来るし、ラムズだけのボトルアクアではラムズ団子ができあがります。

カルシウムも入ってるから、貝殻を作るのにもいいかもしれないですね。

エビがこのエサを抱えて泳いでるのを見ると面白いですよ。この前は大きなミナミさんが餌を抱えて水温計につかまってツマツマしてて、可愛かったです。

…ということで、我が家では今後はスピルリナを、30cmキューブ水槽のピンクラムズホーン用のエサに使うことになりました。

後は屋外でレッドチェリーシュリンプを飼い始めて、それでコケが無くなった時にはあげようかとも思う。でもコケ…なくなりそうにないんだよなぁ。色あげ用ってことであげるかな。

でもグリーンウォーター化しちゃうかなぁ。一度はあげてみたいなとは思うんですけどねー。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク