小菊のソフィアと羽子板の苗を購入。植えつけ・摘心のやり方など

真冬の仏花用に、小菊の苗を2種類買っちゃいました。

買った種類は『ソフィア』っていう寒咲きのダリア菊と、『羽子板』っていうお正月咲きのカラフル小菊です。

どちらも一般的な大きいサイズの菊とは違って、花は小さいんだけどたくさん咲く!という種類のものです。よくスーパーなんかでも売られている仏花用のやつです。

1本の枝に1花だけ咲かせるあの立派な菊は育てるのも難しいので、今までチャレンジしたこともしようと思ったこともありません。

でも小菊なら何とかなるんじゃない?!しかも冬の時期なら虫も少ないし…

ということで、小菊のプランター栽培に挑戦してみることにしたのでした。

小菊の植え付けと使用する土について

こちらは、メダカを屋外で飼育してるんですが、その底土に使っていた赤玉土です。(メダカさんたちの引っ越しにともなって底土を全部撤収しました。今は大磯砂で飼育中です)

この赤玉土、メダカやラムズホーンたちのフンのお陰で栄養たっぷりなんですよ。水底から取り出してから、3ヶ月経っています。

一応、そこに土の再生材を混ぜました。赤玉土には栄養分は入ってないので…メダカのフンだけじゃ肥料分、足りなそうだし。キクは肥料食いですからね~。

使用し終わった土がない場合は、庭の土に土の再生材を混ぜてもいいですし、買う場合であれば花を育てる為の培養土を購入すれば大丈夫です。

一応、キク用の培養土も売ってますが、今回植えるのは小菊なので無理して買わなくて大丈夫です。

1輪が大きい立派な菊の場合は、こういう専用の土を用意した方がいいです。

苗をポットから抜きます。根元を人差し指と中指の付け根で軽く挟んで、反対むけたらスポッと抜けますよ。

スリットのポットで届いたんですが、お陰で根っこがサークリング現象を起こしてないですね。

このまま、さっきの土に穴を掘って植え付けます。

はい、こんな感じで仕上がりました。

こっちはソフィアっていう種類の苗です。すでに1度摘心済みで、枝が2本に別れてますね。

あともう1つの羽子板っていうのも同じように植え付けていきます。

大きいプランターの空きがなかったので、1プランター1苗になりました。

羽子板はまだ摘心してなくて、枝が1本ですね。

小菊は摘心して脇芽をたくさん出して、それで花をたくさん咲かせるものなので、あらかじめソフィアみたいに摘心してしばらく経ったのを送ってきてくれたら有難いですね。

虫が付きやすいので粒剤の殺虫剤をまいた

菊といえば虫が付きやすいです。なので、植えつけ3日後くらいに枝や葉がしっかり元気なのを確認して、殺虫剤を土の上にまきました。

庭ではミナミヌマエビやメダカを飼っているので、散布するものは使えません。

バラ用にオルトランDXという顆粒の殺虫剤を持っていたので、それを撒きました。だいたい1プランター1gほど。

バラの写真のパッケージですが、バラ以外にも使えます。

これは水やりをした時にちょとずつ水に溶けて、それを菊が吸い上げて、体中に殺虫成分がいきわたって…それを虫が食べたら死ぬというものです。

これならすぐそばにいるメダカたちも安全です(*´▽`*)

小菊の摘心のやり方

植え付けから1週間後です。新芽が上へ伸び始めたのを確認しました。上手く植え付けが成功して、根っこも伸び始めてるはずです。

ここで、摘心をします!植え付けしてすぐやっちゃうのはやめときましょう。「植えつけ→成長し始めたのを確認→摘心」という順番です。あと苗の高さが10cmくらいを越えてから摘心しましょう。

摘心のやり方ですが、一番上にある新芽を指でつまんで切り取ったらそれで完了です。

↑こうなりました。

爪で挟んだら簡単に取れます。新芽は柔らかいので。

これで、あとは脇芽が育ってくるのを確認しましょう。それまでは、乾いた時に水やりをするくらいで大丈夫です。

肥料分が足りない場合は液肥をやった方が脇芽の発育がいいんですが、やり過ぎても良くないので注意しないといけません。とりあえず、脇芽がスクスク育つようならまだ液肥をやる必要はないです。

あんまり育たないなぁという時は、液肥をやった方がいいですね。

私は摘心して2週間後くらいに1回目の液肥をやりました。植えつけからは3週間後くらいですね。

液肥は、一番有名なのがハイポネックスっていうやつです。水で薄めて使いますので、長持ちしますよ。

摘心後2週間目の脇芽の様子

じゃーん!2週間で脇芽もどんどん育ってきてます。さっきの写真と比べると違いも一目瞭然ですよね。

(この写真はソフィアの苗です)

もちろんこの上の部分だけでなく、茎の横の葉っぱの付け根からもニョキニョキと脇芽が育ってきています。上手く育ってくれてるようで安心しました。

↑こちらは羽子板の脇芽の様子です。

こっちもニョキニョキと脇芽が出てきてます。下側の地面に近い方の脇芽はかなり大きくなってきてますね。

これでどんどん育ってくれたら、脇芽の先に花がついてどっさり咲いてくれそうです。

虫除けですが、オルトランDXが効いてくれたようで、羽子板の下の方にある葉っぱに虫食いがあったんですが、それ以上被害が大きくなりませんでした。

山の中なので、虫が多いんですよねぇ…もっと寒くなったら虫被害も減るかなとは思うんですが。

この写真を撮ったタイミングで、1回目の液肥をやりました。

あんまり土も乾かないんで、週に1回か2回しか水やりしてません。液肥は週に1回やると説明書に書かれてるので、週1でやっていこうかなと思います。

この育ち具合だと、いつぐらいに花が咲くんだろう?

上手いことお正月あたりに咲いてくれたら、お仏壇が華やかになるので助かるなぁ~。花が咲くのが楽しみです。

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