我が家に来てから2ヶ月が経った頃、ミナミヌマエビが次々に抱卵し始めました。
最初の抱卵個体を見つけてから半月ほど経った頃のことです。急にミナミヌマエビのポツポツ死が発生してしまいました。
ポツポツ死というのは、一気に何匹も亡くなるのではなく、ポツリポツリと何日かに1匹が亡くなる状態をいいます。これはシュリンプ類に多く見られるみたいですね。
問題なのは、いったい何が原因なのかが分かりづらいというところです。
4月中の水質や水替えについて考察
ポツポツ死が突如として始まったのが、4月中旬です。ちょうど抱卵したエビさんが出始めてから半月後くらいですね。
もしもエビを自分の家の水槽へ導入する時の水合わせに失敗した場合は、もっと早くに亡くなります。少なくともエビを迎えてから1か月以上たっている場合は、水合わせが原因ではないと考えていいみたいですね。
今回のポツポツ死はミナミヌマエビたちが我が家に来て2か月ほど経った頃から始まったので、水合わせは失敗していないはずです。
水質ですが、抱卵個体が出たので水替えの頻度を減らしました。
ピンクラムズホーンの稚貝がたくさん孵化したこともあり、大人の大きいサイズのピンクラムズホーン達は外の水槽(タライ)へお引越し済みです。なので、水替えの頻度を減らしても問題ないかなと思いました。
また、ラムズの数が減ったことで、ラムズのフンで汚れて水質悪化ってことは無いはずだと判断しました。
水質チェックはテトラの試験紙の6in1でやってますが、亜硝酸はもちろん一切なくて、硝酸塩も25以下の数値ですね。ほとんど色が付きません。
ということで、水質も問題ないと思うのですが…。
餌の頻度や量、何をあげたかについて
この頃のエサは、主にスピルリナ錠をあげていました。
これはミナミヌマエビもメダカもピンクラムズホーンも、みんなが群がって食べるほど人気があったからです。
あと、30cmキューブ水槽のメダカたちは胃腸の調子がずっと悪かったんですが、スピルリナをあげるようになってから急に胃腸の調子が良くなったんですよね。
そういったこともあり、スピルリナの錠剤を1/4に割ってあげていました。
でも、よく考えたらスピルリナを主に食べるのはピンクラムズホーンです。でも大人のラムズは外の水槽に移動しました。
もしかしたら、スピルリナをあげすぎて水が汚れたんでしょうか。
それともメダカがつつくので、水槽内にスピルリナが舞い散って水が汚れたのかな。そもそもスピルリナは『藻』なので水は汚れないのかな?なんて思っていたんですが…。
ポツポツ死があったころはスピルリナしかあげてないし、やはり原因はこれなのかな。
いや、スピルリナ自体が原因とは思ってないのです。”スピルリナのあげすぎ”が原因だったのかなぁと…。大人のラムズが減った分、もっと減らすべきだったのかな。一応もともとあげていた分の半量にはしていたのですが…。
私が行った対策をいくつか紹介
いくつか自分なりに対策を講じた後、ポツポツ死が止まって2週間が経ちました。
私が行った対策は以下の通りです。多分この中のどれかが効果あったんだと思います。
・ブクブクをつけた(酸素不足をなんとかしようと考えたため。しかしエアーをしぼってもメダカが泳ぎ疲れている様子だったので1日だけで断念した)
・スピルリナをやらずにメダカのエサだけをあげるようにした(エサが多すぎたのかもしれないと考えたため)
自分的には餌かなぁと思います。スピルリナはメダカのお腹にいいのと、ラムズホーンの大好物なんですが、メダカがつつくと水が汚れるなと感じました。
とはいえ藻なので、水質悪化するとまでは思ってなかったんですが…今後は粉末にしてメダカにだけあげようかなと考えています。すぐに食べきる分だったら水質も悪化しないだろうし…(今は一切あげてません)。
ミナミヌマエビは体が赤くなってから亡くなる?
↑なんか様子がおかしいかな?と思って撮影していたものです。
写真では分かりづらいんですが、体が赤くなっていました。この翌日の朝には亡くなっているのを発見しました。ミナミヌマエビは死ぬと体が赤くなりますが、生きているうちに赤くなる場合もあるようです。
体が赤くなった時にはもう手遅れなのかもしれません。
この時は酸素不足が原因では?と思って浮草を減らし、エアーを分岐させてエアーストーンを入れてブクブクしたんですが、残念ながら持ち直せませんでした。
ポツポツ死は1週間に1匹ほどの頻度で、7匹のミナミヌマエビのうち、抱卵個体が2匹とオスと思われる個体が1匹亡くなってしまいました。申し訳ないことをしてしまいました…。
もし今回のポツポツ死がエサのやりすぎが原因だったとしたなら、エサは”ちょっと足りてないかな?”くらいが丁度いいのかもしれないです。
一応、ウィローモスもそこそこ生えてますし、流木も入っているので、飢え死にすることは多分ないかな。
メダカのエサの残りもあるでしょうし、ラムズホーンは今や子供ばかりになりましたし、しばらくはかなり餌控えめで行きたいと思います。
エサの量の調節って難しいなと痛感
いつも思うんですが、エサの量の調節って難しいですね…。
ついついあげ過ぎてしまうようなので、少な目に!ということを心がけないといけないなと思いました。せっかく抱卵してくれたのに申し訳なかったです。
現在は、抱卵個体が2匹ほどいます。
多分このうちの1匹が、一番最初に抱卵した個体だと思われます。というのも、卵の数がかなり少ないからです。他の子はお腹にたっぷり卵をくっつけていますが、最初の子だけは5~6個くらいしか卵を抱いていません。
抱卵が4月になってすぐのことだったので、そろそろ稚エビが誕生するのではないかなと思います。
ウィローモスもかなり長く伸びましたし、マツモも増えましたし、ドワーフフロッグビットの根っこもワサワサと垂れさがって隠れるところが増えたので、メダカに負けずに元気に育ってくれたらいいな。
メダカも4匹しかいないので、大丈夫と思うんですが…。気を付けて観察したいと思います。