和歌山県は和歌山市にあります日赤病院へ、ひっさびさに行ってまいりました。
十何年ぶりかな・・・?
ちなみに正しい名称は『日本赤十字社 和歌山医療センター』です。
基本「日赤」で通ってますよね。
・・・と、それは置いておきまして。
あのね、システム化されてるのはいいんだけど、効率いいんだけど、初めて受診しますって方には全然、どうやったら受診できるんだか分からないんですよ。
なので、私みたいに必死でネット検索する人もいるのでは?と思い、そんな人のために「どうやって日赤で診察を受けるのか?初診バージョン」をまとめたいと思います。
日赤病院ごとに違うシステムだったらごめんなさい。
ここに書くのは和歌山の日赤病院の話です。
初診の時にかかるお金や、込み具合、駐車場、駐車券のことなどについてはこの記事の末の方にまとめますね。
※この記事内に使用している写真は、日赤病院とは関係ありません。イメージ画像です※
初診受付は申込用紙に記入して3番窓口へ
※日赤の専用駐車場に車を入れた場合は、駐車券を持っていきましょう※
まず、玄関入ってそのまま進むとたくさん椅子が並べてあって、その奥に受付があります。
3番が初診受付なんですが、そこへ向かう途中に「診療申込用紙」と「記入用の机」があります。
その用紙に名前や生年月日、受けたい科目を記入します。
(診療科がずらっと並んでいるので、その中から受けたい科を選びます。分からなかったら近くにいる病院の人に聞きましょう)
で、その紙と、診察券を持ってる場合は診察券、そして保険証を一緒に3番窓口に提出します。
私は十数年前のめっちゃ古い診察券があったので、持っていきました。
渡し終わると、ちょっと待っててと言われるので、近くの椅子で待ちます。
名前を呼ばれたらまた3番窓口へ行きます。
するとファイルに紙をはさんだ状態で渡してくれますので、それをもらって診察してもらいたい科のある場所へ行きます。
分からない場合はその場で教えてくれます。
(私は3階にありますと教えてもらって、3階に行ってから案内表示をたどって辿り着きました。方向音痴なので時間がかかります・・・)
○○科でまた受付してもらってから診察室前へ
私はアトピーで皮膚科に行ったんですが、3階についてから案内表示を見て探し、やっとたどり着きました(すぐそこなんですけどね)。
皮膚科の受付の方に、さっきもらったファイルを渡します。
そうしたらまた別の紙を渡されますので、書き込んで提出します。
(どういう理由で受診したかを書く紙です)
提出すると、診察室〇番の前でお待ちくださいと言われたので、移動。
さすが大病院、ずらっと診察室が並んでます。
言われた数字の前の椅子に座って待ちます。
電光掲示板があり、〇〇番・○○番・○○番の方はもうじき診察ですとか、そういう情報が出ます。
なので、トイレに行くタイミングもつかみやすくて助かりました。
待ち時間、長いですからね・・・。
そこで延々待って、名前を呼ばれるか、電光掲示板に自分の番号が出たら診察室へ入ります。
(渡してもらった紙に番号が大きく書かれてます)
採血は2階の中央採血室へ。診察券を機械に通す
診察が終わりまして、採血してと言われたので、次は2階の中央採血室へ向かいます。
日赤だと採血することも多いと思いますので、一応やり方を書いておきますね。
ちなみに、診察終わりに紙を渡してくれて、そこに「採血→会計」と書いてくれてまして、今後どう動けばいいか分かりやすかったです。
ただね、採血システムが初めての私には難しかった。。
まず、2階の中央採血室へ向かいます。
大きく案内表示があるので分かるかと思います。
採血室前に機械があるんですが、そこに診察券を通します。
まずね、ここに気付けないっていう。でもここが最難関なので、あとは簡単です!
発見機に診察券を通すと、レシートみたいな紙に受付番号が書かれて出てきます。
電光掲示板に「◎番までの人は部屋に入ってください」みたいなことが書いてますので、自分の番号がきたら献血室に入り、椅子に座って待ちます。
順番が来たら〇番の方~と呼んでくれるので、そこへ行きます。
すると名前やどこを受診しているかなどを確認して、採血してくれます。
ちなみに採血を延々やっているからなのか、めっちゃくちゃ採血がうまかったです。
一瞬の出来事だったぜ・・・。
血管が細いとかでよく失敗されたり、針を入れてから中でグリグリされたりすることの多い私的には、めっちゃ助かりました。
検査などが全て終わったら、次は会計です。
診察が終わったら料金計算センター(1F)へ。駐車券も渡そう
診察や検査が全て終わったら、診察料を払って処方箋をもらいましょう。
1階に戻り、受付に向かいます。
すると「料金計算センター」とでかでかと書かれてますので、そこへ向かいます(3番の初診受付の隣です)。
途中で発券機があるのですが、係の人が立っていて、番号の書かれたレシートみたいな紙を渡してくれます。
それを持って、まずは受付前の椅子に座って待ちます。
自分の番号が、受付の人の上にある電光表示板に表示されたら、診察券とファイル(最初に受付でもらったやつ)を提出します。
この時に、駐車券を持っている方は駐車券を渡します。
すると、日赤専用の駐車場に止めている場合はMAXでも駐車料金が200円になります。
で、受付が終わると、料金を支払う専用の機械が受付の後ろに並んでますので、そこへ行きます。
機会に診察券を通すと、料金が表示されますので、支払います。
そうすると処方箋とか明細などが出てきます。
これで会計が終わりです。
処方箋は病院を出る前にファックスしてもらえる
会計が終わって玄関に向かう途中に、処方箋を薬局にFAXしてくれる受付があります。
そこへ行って、診察券と処方箋を渡します。
すると日赤付近にある処方箋薬局に直接行く前に、先に処方箋をFAXしておいてくれます。
もちろんサービスは無料ですよ。
薬局は、簡単な地図を見せてくれるので、それを見て選びます(私は混んでないところを教えてもらってそこへ行きました)。
FAXが終わったら、先ほど選んだ薬局へ向かいます。
薬局では、さっきFAXした処方箋を渡します。あとは薬をもらって会計をして終わりです。
保険外併用療養費(選定療養)で5,000円かかりました
私は、いつも行っている皮膚科に紹介状を書いてもらう時間がなかったので(症状が酷かったため急いで日赤へ向かいましたので・・・)、予約なし・初診で日赤に行きました。
この場合、初診料以外に保険外併用療養費(選定療養費)がかかります。
なんと、5,000円もかかりましたよ!
他の病院からの紹介状がある場合は、この5,000円はかかりません。
ただ、紹介状を書いてもらうのにお金がいるのと、病院によっては書いてくれるまでに数日かかることもあります。
なので、仕方なく5,000円上乗せで支払いました・・・。
もちろん、再診の場合はこのお金はかかりません。
ちなみに、例えば私が今回のアトピー症状が1度治まったとして、そこで通院が終わりますよね。
で、また症状が出て数か月後に日赤へ行くと・・・また5,000円かかるそうです。
ずーっと同じ病気で通院を続ける場合は、必要ないそうですが・・・途中で1度治療が終わっちゃうと、紹介状がない限りはまた保険外併用療養費がかかるそうです。
急ぎでない場合は、できればかかりつけ医に紹介状を書いてもらったほうが安く済みますよ。
あと、緊急時(救急車で運ばれた場合など)は、さすがにこの5,000円はかからないそうです。
それから、初診料は282円でした(2019年7月)。
安くて助かった。
でもまぁ確かに、この5,000円がなかったら、ちょっとしたことでも日赤に来ますもんね。
そう思うと大事なことなのかなと思います。
駐車場の場所と込み具合
駐車場ですが、日赤専用の立体駐車場が3か所あります。
1番人気なのが、病院にくっついている北側立体駐車場です。
平日でも車が列を作って、駐車場待ちをしています。かなり待つことになると思います。
そのまま院内へ入れるので便利です。
南側の駐車場は、私は1度も使ったことがありません。
なぜかこちらは満車じゃなくても通してくれないという・・・いつも北側の立体駐車場に案内されてしまいます。
なぜなのだろうか・・・。
で、一番空いているのが東側立体駐車場です。
こちらは道路を挟んでいるので、病院から遠いんです。なのであまり満車にはなりにくいです。
普通に歩ける場合は、こちらに停めたほうが楽ですよ。
歩くといっても、日赤まで徒歩3分ですし。
先ほども書きましたが、駐車券は会計の時に、受付の方に渡しましょう。
そうすると24時間以内なら200円になります。
受付時間にご注意を。朝のうちに行こう
外来の受付時間は朝8時~11時30分までです。
11時を過ぎて受付をすると、午後診療になります。
できるだけ早く病院へ行って、受付をしておきましょう。
いつも、8時過ぎにはすでにたくさんの人がいるそうです。(親がよく通っていて詳しいのです)
日赤内にはタリーズコーヒーなどもあるので、朝早く行ってから診察待ちの間にタリーズなんてことも出来ます。
あ、もちろん普通のレストランもあります。
朝食は安いけどランチは高かった・・・タリーズも高いけども。
ちなみに病院の近くにもカフェやレストランが多いので、診察終わりの食事もすぐ近くで済ませられます。
えらく長くなっちゃいましたが・・・これで私のように
「システムが複雑すぎて分からん・・・どうしたらいいんや・・・検索しても情報ないし・・・」
・・・となる人が1人でも減ってくれたら嬉しいです。
とはいえ、とりあえず行って、そんでそこで誰かに質問する、という感じでも全然イケますので、ご安心を!
ではでは~