流木が届いた!あく抜きの方法を紹介&経過報告まとめ

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来年の屋外プラ舟水槽に、ウィローモスを活着させた流木を入れたいなと考えておりまして、近所のペットショップのアクアリウムコーナーに行って流木を見てきたんですが、どれもめっちゃ高い!

手の平に乗るくらい小さいものでも540円ほど、それよりちょっと大きいだけで800円以上なんですよ。

これはネットで安く買った方がいいやと思って。

それで、amazonの合わせ買いで流木3本と、値段合わせに溶岩石を買い足ししました。

流木のアク抜き方法をいくつかまとめつつ、私が実際にやった方法&途中経過などを写真でまとめようと思います。

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アクってなに?抜く必要はある?生体に有害なの?

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↑こちらが、今回購入したニッソーの自然流木・中サイズです。横に置いてあるのは大きさ比較用の500ml入りのペットボトルです。

821円が定価みたいですけど、amazonで500円以下で売っていたのでとりあえず3本買ってみました。これにウィローモスをワサワサ生やしてプラ舟に入れて、たくさんのミナミヌマエビもしくはレッドチェリーシュリンプを飼うのが夢なのです。

…で、このままモスを活着させていいのかというと、そうじゃないんです。こういう水槽へ入れる流木を買った時は【アク抜き】をしなくちゃいけないのです。

『アク』って何なの?っていうと、

・タンニン
・フルボ酸
・フミン酸

……というような成分のことをいいます。

これらは『腐植酸』とか『腐植物質』とも呼ばれるのですが、土などに含まれる有機物の中で、微生物などを除く有機物のことなんです。

なので、流木のアク=腐植物質=土壌有機物ってことですね。

そもそも自然界の土壌中に含まれている有機物ですので、一般的には生体に害はないとされています。

ではなぜわざわざアク抜き処理をするのかというと、あくが出ると水が茶色くなっちゃうからです。それだけなのです。見た目が悪い・鑑賞に不向きになるからってことなんですね。

まぁ確かに飼育水が真っ茶色になっちゃったら、エビも見えなくなりそうです。

ではでは次に、どういう方法であくを抜くことが出来るかを見ていきましょう。

手っ取り早い!自分で鍋で煮込む方法

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一番よく聞くのが「鍋で煮込む」です。

手っ取り早くあくが抜けるのと、薬を使うより安全な気がしますね。

ただこれをやると鍋に色が付く場合があるので、普通の普段使っている鍋ではやらないように!木を煮込んだ鍋で作った料理を食べるっていうのも、なんか嫌ですしね。専用のお鍋を用意しましょう。

……とはいえ、私的にはそんなに流木ばっかり買いまくる気はないので、多分今回限りなので、いちいち鍋を購入するのもお金がかかるしなぁ。。。と思い、今回この方法は使いませんでした。

そうそう。ペットショップではオールドブラックウッドっていうオシャレな流木が大量に並べて売られていたんですが、これは煮たらダメなやつです。お湯かけもダメです。

この木は加熱してしまうと、木の中にあるタール成分が溶けだすので、生体に害が出てしまいます。加熱しない処理法であくを抜きましょう。

アク抜きの薬か重曹を使う

流木用のアク抜き剤が売られてますので、それを使うのも楽でいいですよ。

重曹を水に溶かしても、同じようにアクヌキできるそうです。鍋で煮沸する時に重曹を入れている方もいますね(だいたい1リットル当たり5gくらい入れるといいそうです)。

重曹などの成分は水質をアルカリ性に傾けますので、処理後は普通の水道水などにしばらく漬け込んでから水槽へ入れましょう。

私は何となく、薬などは使いたくなかったので今回は他の方法を使うことにしました。

そのまま水槽へ入れて活性炭で色を取る

流木をそのまま水槽へ入れても、色は付くけど害はない。…ってことで、そのまま水槽へ入れちゃって、出てきた色素を活性炭で吸着してしまおうという方法もあります。

ただ、いくら活性炭といえど、いつまでも永遠にアクを吸着し続けられるわけではないので、数か月でまた新しい活性炭を入れないといけないようですね。

もしこれも面倒なら、あく抜き処理済みの流木を買うといいかなと思います。ちょっと割高ですけどもね。

あとアク抜き処理済みって書いてあるものでも、やはり最初は自分でもあく抜きしておいた方がいいみたいですよ。結局は絶対やらなきゃいけない作業ってことですね。

発泡スチロール箱にお湯で漬け込んでみる

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今回私が実際にやった『発泡スチロール箱に流木を入れ、お湯を注ぎ、蓋をしてじっくりと冷ます』という方法です。

これなら鍋を買わなくていいじゃないですか!やったね(*´▽`*)

ちょうど、以前チャームからヒメタニシが送られてきた時の発泡箱が余っているのです。大きさもちょうどいいですし、これなら楽でいいです。放置しておけばいいんですからね。

煮沸より時間はかかるそうですが、そもそも来年の春に向けてウィローモスを活着&増やしたいだけなので、時間はたっぷりとあるのです。

ではでは、実際のあく抜き処理の途中経過などを写真でまとめていきますね~

自然流木・中にポットのお湯をかけて1晩放置

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↑発泡スチロール箱に、ニッソーの自然流木・中を3本入れます。

ちなみに中サイズだけどめっちゃ大きくてしっかりした流木が届いてビックリしてます。ペットショップのアクアコーナーでは、これくらいの大きさのが1000円以上で売られてたので…↓

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大きいですよね?一瞬、大サイズが届いたのかと思いました。

では、ここにお湯を入れていきますよー!

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電気ポットの入っていたお湯と、お湯全然足りないわ!って気づいて急いで鍋で沸かしたお湯を入れました。いやー、焦った。3リットルじゃ全然足りなかった(;’∀’)

お湯を入れ終わったころには、すでに茶色くなってました。3本ともプカプカ浮いてますが、そのうち沈むと思われます。

で、蓋をして1晩放置します。丸1日でもいいです。冷めるまで放置って感じですね。あとは色が出なくなるまで繰り返せばOKだそうです。

翌日…めっちゃアクが出てるー!

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↑見て下さい!めちゃアクが出て茶色くなってます!!紅茶みたいですねぇ。

茶色くなった水を捨てて、もう一度、同じようにお湯を入れてフタをして放置します。これを色が出なくなるまで、何度か繰り返します。

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……現在、お湯を入れては翌日捨て、また新しいお湯を入れては翌日捨て……を繰り返して5日経ちました

途中でスポンジでこすったり(タワシがなかったの…)しつつ毎日あく抜きしたんですが、ビックリするほどあくが出続けるのですよ(;゚Д゚)!!!

アクってこんなに強烈なの?そういうものなの?

まぁ来年の4月までにウィローモスを活着できてればいいので急ぎはしないんですが、それでもこんなに時間がかかるとは予想外でした。まだお湯を入れて翌日見てみると、かなり濃い目に入れた紅茶くらいの色をしてます……orz

これなら鍋を買ってお湯で煮込んだ方が安かったかもなんて思い始めました。こんなにお湯が必要とは思ってなかった。

ていうか今日、100均でタワシ買ってきますわ。そんでもっとちゃんと穴ぼこの中をきれいに掃除しよう(真っ黒い穴が開いてるのですよ…この中に汚れっていうかアクが詰まってるんじゃないかなぁ?分かりませんけども)。

ただやっぱり「流木からアクが全く出ない状態」にはならないということなので、今度水に付けて見てアクが出るかを見てみようかな。お湯に入れるもんじゃないし、水につけてアクがそんなに出なかったらOKだよね。

そんでモス活着に2週間~1ヶ月ほどかけて、その後水につけて屋内で冬を越してもらおう。

今のところそんな予定です~また追って経過を報告しますね。

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