スイスチャード(西洋ふだん草)種まき~収穫までの記録

スイスチャードのパッケージ

インスタ映え抜群の野菜の種を買いましたよ!インスタやってないけど!!

その名も『スイスチャード(西洋ふだん草)』です。


茎と葉脈の色がカラフルなのが大きな特徴で、赤・オレンジ・黄色・緑など、どんな色の葉が育つかは、育ててみないと分かりません。

もうすでに何度か収穫してるので、

  • パッケージに書いてある情報
  • 育て方
  • 実際に育ててみた記録(写真付き)
  • 食べ方と味の感想

・・・などをまとめたいと思います。

ちなみに育てる難易度は「簡単!初心者向け」です。

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スイスチャードの育て方と詳細

スイスチャードの種

↑こちらがスイスチャードの種です。

1つ植えたら2つ芽が出るので、粘土か何かで種2つを団子状にまとめてるんじゃないかなと思います。

100均には売ってませんので、JAの直売所とかホームセンターなどで探してみてください。

ちなみに私はサカタのタネという通販サイトで買いました。

珍しい野菜の種が多いのでたまに買ってます。


ではでは、パッケージに書いてあったことをまとめます。

  • 生産地:アメリカ
  • 数量:3ml
  • 発芽率:75%以上※有効期限までの発芽率です
  • この種子は農薬を使っていません
  • この袋で育つ苗の本数:およそ25本
  • 発芽適温:25度前後
  • 発芽までの日数:3~6日
  • 生育適温:15~20度
  • 葉の軸が赤・白・黄色・中間色にも分かれるふだん草
  • 菜類が不足する夏にも収穫できる
  • ビタミンA、ミネラルが豊富
  • 1m幅のうねに条間30cmでスジまき、バラまき
  • 発芽後は混んだところを間引いて本葉2~3枚のころ株間15~20cmにする
  • 10cm前後の若い時に収穫して他の野菜と混ぜてサラダにする
  • 30cmくらいに育てて外葉をかきとって収穫
  • 老化した葉はアクが強く繊維も固くなるので若どりする

条間とかスジまきとか書いてると難しく感じますけど、「ここで収穫したい!ここで育てたい!という場所にピンポイントで種を植える」という感じで大丈夫です。

ただ、種と種の間は20~30cm開けておいた方がいいです。

葉っぱが大きくなると込み合ってくるので・・・。

我が家では20cmほどしか離して植えてませんが、こまめに外側から葉をかき取っているので問題ありません。



一度植えると、外側の大きくなった葉っぱだけ収穫⇒小さい葉が育ったらまた収穫というのがエンドレスでできるので、肥料さえ切らさなければ長いこと収穫し続けられます。

たえず収穫できるという意味あいで「不断草」というみたいです。

種まきから発芽9日目までの記録

スイスチャードの芽

スイスチャードの種を植えたのが4月18日のことでした。

上の写真が発芽してすぐ、4月24日の様子ですので、種まきから6日目の発芽でした。

1つの種から2つの芽が出ています。

発芽して3日目には、小さいほうの芽を引っこ抜きました。

↑これが5月3日の様子。

発芽後9日目です。本葉も出てきました。

土増し、土寄せして根元を固定しよう

↑5月9日の様子です。

根元が細いので、雨が降ったり水やりするたびにペショッと倒れてしまいます。

土を根元に足すか、近くの土を寄せて、根元を固定しましょう。

このまま置いておくと、折れかねません。

↑5月17日の様子です。

本葉も4枚になり、大きくなってきました。

ところどころ虫に食われてます。

↑5月25日の様子です。

葉っぱも大きくなりましたので、収穫することにします!


発芽が4月24日なので、およそ1か月で最初の収穫です。

茎の色の写真と、色の変化について

スイスチャードの収穫

採ったどー!!

ついに収穫です。


最初、芽が出てから本葉が2枚くらいの頃は、茎はみんな赤い色をしていて、

「もしかして赤一色なのでは・・・」

・・・と戦々恐々としていたのですが、育ってみると不思議なことにカラフルな色になりました。


どうやら途中で茎の色に変化が出るみたいですね。

スイスチャードの茎の色

オレンジ色、赤色、白?緑?と3色採れました。

5株植えて3色採れたので、けっこういい感じなのではないでしょうか。

欲を言えば黄色が欲しかったですが、こればかりは育ててみないと何色が出るか分からないですね。

どんな食べ方ができるか&味の感想は?

スイスチャードのお浸し

↑こちらはスイスチャードのおひたしです。

醤油でいただきましたが、美味しかった!家族にも大好評でした。

ほうれん草のようなクセもなく、大変食べやすいです。

醤油をかけるだけですが、スイスチャードそのものにダシっぽい味というか、うま味もあります。


調理法ですが、10cmくらいで収穫すればそのままサラダに使えます。

生だとカラフルで見栄えがいいです。


ちなみに葉が20cm以下くらいのサイズで収穫したのをそのまま生で食べてみましたが、ニオイもクセもなく美味しかったです。

葉が柔らかく、サラダ向きです。

ほうれん草みたいなエグ味が全然ないので食べやすいです。

子供でも抵抗なく食べれると思います。



我が家は親が結石になりやすいもので、かならず茹でてから食べるようにしています。

スイスチャードはホウレン草なみにシュウ酸があるので、結石になりやすい方は気を付けましょう。


茹でてから水気をしぼれば、シュウ酸も減ります。

さらに鰹節などのカルシウムを含む食品と一緒に食べれば、体の中にシュウ酸が蓄積されずに体外へ排出できます!

  • 小さいうちに収穫してサラダなど生食
  • 生の葉に焼いた肉を巻いて食べたらおいしい
  • サイズが大きくなったら加熱調理
  • おひたしマジ美味しい
  • 切ってそのまま煮物や炒め物に入れる
  • 器に切って入れて、ミソを入れてお湯を注ぐと味噌汁
  • シュウ酸がほうれん草なみに多いので注意

育てる上での注意。虫に食われやすい

スイスチャードの収穫

青虫とかバッタにめっちゃ食われます。

虫食いの被害が大きいです。虫に穴をあけられた葉を収穫して食べる日々。

下手すると1枚丸ごと虫に食いつくされたりします。

葉が小さいうちに収穫すると虫食い被害を抑えることができますが、食べる量は減るので難しいところ。


夏の終わりごろに植えて秋に収穫すれば、もうちょっと虫の被害は抑えられるかもなので、9月初旬くらいにまた種まきしようと思います。


それ以外に育てる上での注意点があるかといえば、肥料切れを起こすと収穫量が減ることくらいですかね。

初心者さんでも簡単に育てられるし、長いこと収穫し続けられるので、オススメですよ。

スイスチャードの栄養などの特徴

  • βカロテンが豊富(βカロテンは体内でビタミンAになる栄養素です)
  • ビタミンEが豊富で抗酸化作用が高い
  • 鉄分、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル分が豊富
  • カリウムが豊富なので夏バテにいい
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