乾燥剤(シリカゲル)を使ってドライフラワーを手作りしてみたよ

せっかくバラが庭で満開になっているので、このまま枯れたら勿体ないと思い、ドライフラワー用の乾燥剤(シリカゲル)を購入しました。

普通に干して乾かすと花の色が抜けちゃいますが、シリカゲルで手早く乾かすと、綺麗に色が残るらしいのです。

さっそく挑戦してみることにしましたよ。

細かいシリカゲルで花を埋めよう

アップで見てみると分かりますが、普段よく食品と一緒に入っているシリカゲルに比べると、粒がかなり小さいです。ほぼ砂です。あっちこっちにボロボロ落ちるし、静電気で手にもくっつくので、作業の時は下に新聞紙を敷くなどした方がいいですよ。

庭から切ってきて花瓶に生けてあったパシュミナというバラです。株に負担がかからないように早めに切ったところ、花弁があんまり開きませんでした。・゚・(ノД`)・゚・。

茎はかなり短く切り落として、ガクはそのままで、シリカゲルを入れた容器に入れます。

上からどんどんシリカゲルをまぶしていきましょう。

花びらの間にも小さな粒が入っていきます。

こんな感じで完全に花が見えなくなるまで乾燥剤で埋めてから、蓋をしましょう。

私が今回使ったのはフタをまわして閉めるタイプで、水もこぼれないやつです。100均などにありますよ。ちなみに私が買ったのはダイソーの2組で売ってるやつで、170ml入る大きさの容器です。

フタをして、いつ花を入れたか書いておきます。

青い粒がピンクになったら完成

↑青い粒々は、水分を吸収するとピンク色に変わります。なので、花の水分をシリカゲルが吸ったのが目で見て分かります。

丸3日待ちまして、出してみました。出来上がりの色はどうでしょうか。

↑こんな感じで出来上がりです。

ほぼ白色だったので、少しくすんでしまっていますね。さすがに生花そのままの色合いという訳にはいかないので、仕方がないです。

↑こちらはちゃんと花びらが開いたパシュミナ。上の白いのと同じ花です。見た目がけっこう違いますけどね。

こちらはピンク色がけっこう出てますが、乾燥させると…

おぉっ!?めっちゃきれい!!

こっちはかなり鮮やかなピンク色に仕上がりました。乾燥させると色が濃くなるようですね。

シリカゲルは何度も復活して使えるよ

↑こちらはレンジでチンした後のシリカゲルです。ピンク色からまた青色に戻ってますね。

実は加熱して水分を飛ばすことで、何度も復活するのです!そしてまた乾燥剤として使い、また加熱して…という感じで、繰り返し使えます。

私は今回は耐熱容器に入れてレンジでチンしました。で、かき混ぜてすぐフタをして、そのまま冷まします。

ずっとフタをせずに必死でかきまぜつつ冷ましていると、空気中の水分をどんどん吸い込んでピンク色に戻っちゃいますのでご注意を。

容器のふたに水分が付いても、それ以上は水を吸い込まないので大丈夫です。

でもきっちり水分を飛ばしたい場合は、かなり長い間チンしないとなので、容器が溶けそう…私はほどほどに青く戻った時点でやめておきました。なかなか完全に再乾燥させるのは難しいですね。

再利用のシリカゲルでもドライフラワーを作ってみた

↑こちらはレンジでチンして再生したシリカゲルを使って作ったドライフラワーです。こっちもうまく乾燥させることが出来ました!

白よりも、何かしら色のついた花の方が綺麗に出来上がるようですね。白い部分は少しくすんだ色になってしまいます、どうしても。

気になる場合は、薄くていいので何かしら色のついた花を使うといいんじゃないでしょうか。

もし大事な花があるなら、ドライフラワー用の乾燥材を使って綺麗な色のまま残すのもいいかもしれないですね(*´▽`*)

なお、飾る時はオシャレな密封ビンなどに乾燥剤と一緒に入れておくと長持ちしますよ。

私はこの白と青の砂粒のようなシリカゲルが見た目的にも気に入ったので、キャンディポットの下に少し敷いて、その上に今回作ったドライフラワーをそのまま積むようにして入れていきたいと思います。よく見かける、ポプリが入った瓶みたいな感じですね。

湿気にさえやられなければ、密封した状態で5年ほどは保存できるようですよ(直射日光も当てない方がいいらしい)。

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