90代の祖母の体調悪化をきっかけに、かかりつけ医を変更した話

私は長期引きこもりを経て自営業(在宅)をやっております30代女性です。

祖母が91歳になるのですが、一人暮らしをしているので、もう何年も我が家から祖母宅まで通って介護を手伝っています(母が免許を持っていないため)。

いつもは祖母の家から一番近いお医者さんに往診に来てもらっているんですが、とあることがキッカケで、往診してもらう『かかりつけ医』を変えることとなりました。

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突然の発熱、往診を頼むが原因不明?!

春が終わって急に暑くなってから、祖母は急激に食欲を失いました。

エネーボという病院で処方される総合栄養ドリンクがあるんですが、それを飲むのがやっとになってしまったのです。

そしてある日、38度7分という高熱が出ました。

それで、急いでいつものかかりつけ医に往診に来てもらったんです。

…が、なんと。聴診器すら使わないのです。触診もしません。祖母に話しかけることもありません。

スプーンを持ってくるように言われて持って行きましたが、そのスプーンを使って舌を抑えて、喉を見ていました。ビックリです。

しかも、喉の奥を見るにはライトが必要だと思うんですが、そのライトすら持って来ていないのです。

……暗くて見えないんじゃないの?!

そして医者の診断はというと…【原因不明の発熱】ということで、解熱剤だけ出して帰っていきましたorz

近所で新しい病院を探すも初診を受けに行けない

その後、熱は薬のお陰で下がったんですが、いくら何でも、これじゃ『診察を受けた』とは言えないんじゃないだろうか?

そう考えた私と母は、何とか別の病院で祖母を見てもらおうと、祖母の家の近くにある病院を探します。しかし、どうしても【まず初診を受けに来て、その次から往診が可能】という病院ばかりなのです。

もう91歳になって寝たきりで、どうやって病院まで連れて行けるでしょうか。さすがに救急車を呼ぶような容体ではありません。

民間救急車というのがあって、それを使うと病院まで連れて行ってくれるのですが、それでも診察を受けるまで待合室で待つということが出来ません。

民間救急車では医療行為が行えないので、在宅で診察を受けるということも不可能なようです。

そんなことをしているうちに3日経ち、解熱剤を飲まなくても体温は37度台になりました。とはいえ、やはり発熱は続いています。

実は、かかりつけ医には今までもちょっと気になるところがありました。

いつも往診に来てもらっては「老衰だから打つ手はない」「もう衰えているからどうしようもない」「どこも悪くない」「運動不足なだけ」「ちょっとした脱水症状だから水分補給させて」…などなど、そういった診察しかしてくれないのです。

本当に診てくれているんだろうか?でも、今更寝たきりの祖母を他の病院に連れていくことが出来ない…。

そう思っていましたが、もうこうなったら仕方がありません。なんとかして、他のかかりつけ医を探すしかない!と決意しました。

訪問ヘルパーさんの事業所へ相談してみた

私や母だけでは介護しきれないので、訪問ヘルパーを頼んでいます。

その事業所の方のお偉いさんに電話をして、実はこういうことがあって…という相談をしました。

すると、その事業所と提携している病院があるとのこと!そちらからお医者さんが往診に来てくれるということでした。た、助かったー!!

訪問ヘルパーさんのおかげで大変助かっているんですが、今回も助けて頂きましたよ。

病院2つに同時にかかると法律的にダメらしいので、今後はこちらの病院にだけお世話になることになります。『訪問診療同意書並びに申込書』という紙にサインして、渡しました。

処方箋は直接、薬局へファックスしてくれるそうです。後程、処方箋受付薬局へ行けばお薬が貰えるんだそうです。

往診1回目。ちゃんと診察を受けられた

祖母が高熱を出してから5日後、新しいかかりつけ医が来てくれました。

色んな道具を入れた大きなカバンを持って来てくれて、祖母にも色々質問してくれて、ちゃんと触診もしてくれました。

もちろん聴診器も使いますし、熱も血圧もお医者さんが計ってくれました。この時には解熱剤を使わなくても37度2分ででした。

ここ2日ほどは「お腹が変だ」「お腹が痛い」と言い始めていた祖母ですが、解熱剤を飲んだことで胃が痛くなったのではないかとのことでした。(祖母はお腹と言ってましたが、触診の結果は胃だったようです。ちなみに胃下垂です)

謎の高熱についてですが、抗生物質(セフカペンヒボキシル塩酸塩錠100mg)を処方してくれました。5日分です。

お薬を飲む時の注意点もちゃんと説明してから帰っていきました。空腹時に飲まず、何かを食べてからとのことでした。

いや~、こんなにしっかりした診察を受けられたのは数年ぶりです!

祖母はもう病院へ連れて行くのは困難で、連れていくことがあるとしたら何かあって救急車を呼ぶ時くらいでしょう。体を起こしていられるのも5分以内なので、待合室で待っていることが出来ないんですよね。

なので、かかりつけ医がちゃんとしてるってことは、めちゃくちゃ心強いです。

訪問ヘルパーさんを頼むと、事業所とのつながりが出来て、そこから訪問リハビリも頼めましたし、そこからまたかかりつけ医まで探してもらえて、本当に助かりました。感謝感謝です。

かかりつけ医を選ぶことも大事、でも難しいのが現実かも

新しいかかりつけ医さんですが、緊急時には24時間いつでも往診に来て下さるとのことです。なんてしっかりしたケアをしてくれるんだろうか。・゚・(ノД`)・゚・。

来れない場合は提携している他の病院に往診を頼むことが出来るんだそうです。電話番号を書いたプリント用紙を置いていってくださいました(もちろんガチの緊急時には即救急車を呼びますが、そこまででもない時用です)。

今までは往診を頼んでも「会議でいないから行けないです」「今日は忙しいので行けません」と言われることが多かったので、これは本当にありがたい話です。

かかりつけ医もいいところを選ばなきゃなんですね。

…とはいえ、寝たきりになると難しいですよね。まず初診が受けられないし。あちこち連れて行って風邪がうつったりでもしたら大変です。もう体力も何もないので、肺炎になってそのまま…なんて事も考えられます。不用意に家の外へ出すのは不安です。

そもそも診察を受けに行くってことが難しいですからね。

座っていられない・病院まで車で送るにしても、座っていられないのでまず病院までたどり着かないなど、色んな問題が多いです。

先ほども書きましたが、民間救急車や介護タクシーなどのサービスもあるので、どうしても病院へ連れて行かないといけない時で救急車を呼ぶほどでもない時なんかは、そういった民間サービスを使うのも1つの手かなと思います。

超高齢になってくると、『体調を崩したから病院へいって診察を受ける』という、一見何でもないことのハードルが跳ね上がります。到底越えられない高さなのです。

今回は、お世話になっている事業所の方繋がりでなんとかかかりつけ医を見つけることができました。

これで安心できましたし、なによりも祖母のためにこうして対処できたお陰で、祖母を見送った後に「あの時こうしていれば…」と後悔する羽目にならずに済んで良かったです。

同じような境遇の方の参考になればということで、今回の体験をまとめました。大変ですが、何とか色んなサービスを利用しつつ、乗り越えていきましょう!

ではでは~

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