ダイソーで『フェイクレザーキット』なるものを発見して、ついつい買ってきてしまいました。
中には「説明書・フェイクレザー・刺繍糸・ボールチェーン」が入っています。108円でこんなキットまで売ってるんですね。
でもこのレザーのキットは他のキットに比べて自分で用意するものが多めです。
他に用意するものは「丸ギリや菱ギリ、千枚通しなどのフェイクレザーに穴をあけられる道具・刺繍針2本・ハサミ・カッティングマット(段ボールでも可)・定規・ペン・トンカチ」です。
それではさっそく、作っていきましょう!
型紙の切り出しとレザーのカット
↑これでキットの中身全部です。
説明書はけっこうしっかりした作りで、細かく作り方が書かれてます、英語でも書かれてました。イラストもたくさん描いてくれてるので、縫い方が分からない私でも問題なく作れましたよ。
最初は型紙をハサミで切って、その型紙に合わせてフェイクレザーを切り出す作業です。
↑左側が型紙です。
ハサミで切ったらペンでレザーに線を引くんですが、出来たらセロハンテープやマスキングテープなどで貼りつけてから線を引いた方がズレなくていいです。
私は指で紙を抑えつつ切ったので、けっこうズレちゃいました(;´∀`)
あと、ボールペンを使ったらインクが指について、レザーにもついて汚れました。できたら鉛筆とかチャコペンの方がいいかも。
切り出しました。
フェイクレザーと言えども分厚いので、このままでは縫えません。穴をあける必要があります。
縫い穴をあけて縫っていこう
↑こちらは菱目打ちっていうものを使って穴をあけているところです。
菱目打ちはレザークラフト用のツールなので、普通は持ってないと思います。千枚通しとかキリなどで穴をあけても問題ありません。とにかく穴が開いたらOKです。
トンカチで目打ちをカンカン打って穴をあけます。
下にはカッティングマットを敷くなどして、机に穴が開かないよう注意してください。カッティングマットは100均でも売ってますが、段ボールを2重に敷いても使えますよ(やりづらいですが…)。
空いた穴に刺繍糸を通していきます。
針は2本使いますよ。糸の最初と終わりに針を付けます。変わった縫い方ですよね。
これも全然やり方が分からなくて最初は難しかったんですが、説明書に詳しく書かれてあるのでなんとかなりました。
チクチク塗っていきます。
あんまりギュッと絞るとシワが寄るので注意です。あと刺繍糸の間に針を通さないよう注意。糸が絡まってしまいます。
私も糸が絡まって一度やり直したんですが、刺繍糸は多めに入っているのでちょっとくらい失敗しても問題なかったです。作り終ってもかなりの量が残ってましたので。
↑左上の部分が、糸を絞り過ぎてシワが入った部分です。
くしゃっとなるので、ここまで糸を引っ張らないようにします。
完成!ぬいぐるみにかけて飾ってみた
できましたー!
実はこの後、首にかける部分に輪になるように取り付けるパーツがあるんですが、ここで完成としました。
というのも、小さなぬいぐるみにかけて使いたかったので…。
こんな感じになりましたよ!ちょうどいい大きさだ~(*´▽`*)
フェイクとはいえレザーっぽく見えるし、なにより小さいサイズで可愛らしいです。ミニチュア系のものってかわいいですよね。
それにしても、100円でこんなキットが売ってるだなんて知らなかったので、驚きでした。しかも色んな種類のが売ってたし。羊毛フェルトとか、カルトナージュキットとか。
このキットの場合はゆっくり作っても全部で3時間ほどで出来たので、ちょっとした趣味の時間にちょうど良さそうです。