ガチャガチャ『つかめる水!実験セット』作って遊んでみたよ


200円のガチャガチャで『つかめる水!実験セット』なるものを発見!

気が付いたらガチャッていました(´∀`) こういうの好きなんですよね~。それにしても水がつかめるとはどういうことなのだ?

作り方や作った過程、作るコツなどについてまとめていきたいと思いますよ。

それにしても光る泥だんごとかアルテミア飼育とか、たった200円で楽しめるガチャガチャが色々とあるもんですなぁ。もっとこういう面白いキットがたくさん販売されると嬉しいです。

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さっそく作りはじめるぞ!でも最初だけ時間がかかる

よっしゃー!すぐ作るぞー!と思いきや、最初だけ時間がかかります。「つかめる水のもと」という粉を水に溶かしてから、混ぜて泡だった水が落ち着いて透明になるまで4時間ほど待てとのこと。

↑つかめる水のもとをペットボトルで10分ほど振りまくって混ぜた後。

この白い粉、なかなか混ざらないです。必死でシェイクして10分かかったので、子供だと15分くらいかかるかも。

この後、水が透明になるのを待ちます。でないと透明できれいなつかめる水が作れませんので。

私は待つのが面倒だったので、そのまま寝ちゃいました。翌朝に作ることにして、夜の間につかめる水のもとを水で溶かしておいた方が楽かも。

↑翌朝の様子。だいたい混ぜ終わってから9時間後ですね。

キレイな透明になっています。


ちなみにこのガチャガチャのキットには4種類の色がありまして「クリア」「ピンク」「ブルー」「イエロー」のうちどれかの色のつかめる水が作れるようになっています。

私のはクリアなので透明色ですが、説明書に『食用色素』と書かれていたので、多分食用色素を使えば好きな色のついたつかめる水が作れるのだと思います。今回の実験では赤色のものも作る予定。

乳酸カルシウム液を作っていざ作成開始!

タッパーを3つ用意します。すでに混ぜて数時間置いておいた、つかめる水のもとを溶かした水。

真ん中には乳酸カルシウムを溶かした水。一番左には普通の水道水が入っています。

ちなみにつかめる水の元と書かれている粉は『アルギン酸ナトリウム』の粉です。これは昆布などの海藻類から取り出したネバネバ成分ですね。食物繊維のひとつです。

この水をレンゲに入れて、乳酸カルシウムを溶かした液に入れると、ゲル化して固まるとのこと。

レンゲがなかったので計量スプーンを使いました。

↑つかめる水のもとをすくって、そーっと乳酸カルシウム液へ入れます。

そしてスプーンを抜き取りますが、ここが難しい!まん丸に作るのが至難の業です。ビヨーンとなったり、シワが入ったりしてしまいますね。

3分ほど待ったら取り出して水道水の入った容器へ入れます。

↑パッと見は何も入ってないですが、手を入れるとつかめる水が出来上がっています。

あんまり早く取り出すとプチッと破けて中身の液が漏れるので、つかめる水のもとを乳酸カルシウム液に入れてから、最低でも3分以上待った方がいいです。

5分ほど入れておくと強めにつかんでも破けないので、子供の場合は5分を目安にしてもいいかも。

↑できましたー!これが『つかめる水』です。確かにつかめる。

プニプニしていて気持ちいい感触です。上手いこと作れると写真のように透明になりますが、ヘタするとしわが入ってシワッシワになります(;´∀`)

何度も何度も作って、練習するしかないですね。難しい。。。

:上手く作るコツ:
・つかめる水のもとの液をスプーンにすくって乳酸カルシウム液へ入れる時はソーッと入れるが、あまりにゆっくり入れるとシワになるのでスムーズに一定の速度を保って入水すること
・スプーン全部が乳酸カルシウム液に入ったら、スプーンを小刻みに揺らしながら素早くスプーンをひっくり返す
・その都度、ティッシュでスプーンについた乳酸カルシウム液を拭き取る。でないとつかめる水のもとを溶かした液にスプーンを入れた時にゲル化してしまう

つかめる水を切るとどうなるか、中まで固まっているのか

出来上がった「つかめる水」にナイフを入れると、プチンと破けて中身が出ました。

中身はもちろんアルギン酸ナトリウムを溶かした液です。つまりは外側だけ固まっているということですね。

↑固まった部分。だいたい幅1mmくらいです。乳酸カルシウムと反応して、ゲル化した(固まった)のですね。

ちなみにこのアルギン酸ナトリウムですが、食品添加物としても使われています。食べても問題ないってことですが、一応この実験キットは食べるために作るものではないので、食べないようにと書かれていました。

人工的に作ったイクラの材料もこのアルギン酸ナトリウムなんですよ。色を付けて味を付けた液をゲル化させて固めているんですね。

一気に混ぜるとどうなるか

つかめる水のもとを混ぜた液と、乳酸カルシウムを混ぜた液とを1:1の割合で、思いっきり混ぜ合わせると混ざるのか?という実験もしてみましたが、結果は上の写真の通りです。

液を混ぜた瞬間にガーッと勢いよく混ぜたとしても、一切混ざらないですね。

ゲル化するのがかなり速いということなんでしょうか。何度か実験しましたが、どんなに早く混ぜても混ざらなかったです。こんな感じで色々なことを試すくらいの分量が入っているので、夏休みの自由研究にも使えそうですね。

食用色素を混ぜて赤いつかめる水も作ったよ

この前、クッキーに着色するために100均(ダイソー)で買ってきた粉末状の赤い食用色素があったので、つかめる水のもとを溶かした液に混ぜ込んでみました。

いい感じに赤色のつかめる水が出来ましたよ♪

他の色の色素があれば、色々な色のつかめる水が作れますね。

↑小さいサイズの赤いつかめる水を作り、透明の中に閉じ込めました。

ちょっと気持ち悪い仕上がりになってしまった(;´∀`)

たくさん出来上がりましたー!

いくつかツルンときれいに出来上がったものもありますが、丸い形で透明で、本当に水のような感じになるのはなかなかないですね。シワも入りやすいし。

とはいえ、スプーンなどですくって入れれば出来上がるのですから、小学生低学年くらいでも問題なく遊べると思います。粉を混ぜるところを親御さんがやってあげれば、小1くらいからでもできそう。

出来上がったつかめる水ですが、全てつかめる状態にしてからゴミ袋へ入れて捨てると楽でいいです。

液のまま捨てると、排水溝の中で反応が起きて固まることがあるので、ヘタすると配管が詰まります。必ず片方は台所へ、片方はお風呂場へ捨てるなど、同じ配管へ捨てないよう注意しましょう。

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