ヒヤシンスの球根を、10月25日にホームセンターで買ってきました。
色は「青・白・ピンク」の3色で、それぞれ1つずつ入って売っていました。だいたい毎年10月中旬くらいから、球根の販売が開始しますね。
去年は12月ごろになるとヒヤシンスの球根は売り切れていたので、今年は急いで買いましたよ。
で、ですね。ヒヤシンスと言えばやっぱ水栽培が有名じゃないですか。私もそれに挑戦する予定なんですが…休眠打破をどうしようかなぁと思って。
今回は水に浸けずに冷蔵庫へ入れる方法でやっていきたいと思います。
水栽培用の球根の眠りを覚ます方法
球根たちは冬の寒さに当たり、その後に春が来ることで花を咲かせます。
うっかり秋の暖かさで花が咲いちゃったら、その後に冬が来て寒さでやられてしまいますからね。季節を間違わないで芽を出すということは大事なことなんです。
つまり『1ヶ月～2か月ほど寒かった(冬と認識)⇒暖かくなった(冬の後だから春だ！)』という感じですね。
このサイクルを体験させることで花が咲くようになるのですが、花が咲くようわざと寒さに当てて眠りを覚ますことを「休眠打破(きゅうみんだは)」と言います。
ネットでよく見る休眠打破の方法は、『水に球根の底がちょっとだけ浸かるようにして冷蔵庫へ1ヶ月入れる』という方法です。
これは、水耕栽培の容器へ入れてそのまま冷蔵庫へ入れる方が多いようですね。そのまま冷蔵庫から出して育てていけばいいわけですから、簡単そうです。
しかし…我が家でそんなことをやったら母に「ちょっと…邪魔だからどけてよ」って言われるのは間違いないorz
仕方がないので、水に一切つけずに紙で包んで冷蔵庫へ入れることにしました。
キッチンペーパー2枚で包んでます。水は一切なし。カサカサのまま冷蔵庫へ入れました。
もちろん写真を撮った後は、そそくさと扉収納の方へ球根を移動させました。これなら母にも気づかれませんぜ(*´▽｀*)
このまま2か月ほど放置したいと思います。
54日目に冷蔵庫から出しました。球根の状態をチェック
冷蔵庫へ入れたのが10月25日。そして12月18日に冷蔵庫から出しました。球根は54日間、冷蔵庫の中で冬を体験したことになります。
見た目は何にも変わらないですねぇ。
この後は『根っこを出す』という工程へ移ります。
根っこは普通土の中で伸びるので、暗い場所で根出し作業を行いますよ～。
出来れば寒い場所がいいです。車庫とか玄関とか勝手口とかですね。光が当たる場合は、段ボール箱をかぶせるなどして遮光してください。
ちなみに冷蔵庫へ入れる前の根っこの生える部分の様子はこちら↓
これが54日間のニセ冬を体験すると…↓
おぉ～！なんか出そうになってる。”なんか”っていうか確実に根っこだけど。根っこが出そうになってる～～盛り上がってる～～～！！
カサカサに乾くこともなく、うまいこと休眠打破できたと思います。
ではではさっそく、水栽培用の容器へセットするぞ！
球根用の水栽培容器が小さかったので自作
ヒヤシンスの水栽培の容器を2個買ってたんですが、明らかに小さい。サイズが小さすぎて球根が入らない(；´Д｀)
仕方がないので邪魔な突起とか邪魔な場所をニッパーで切り取ります。
オレンジ色で斜線を引いてる部分も、何とかニッパーで取り去りました。これで何とか使えるぞ、容器が小さすぎるけど。
…そんなこんなしていて手が疲れたので、残り2球分は針金を適当に曲げて使うことにしました。
もはや見た目的に美しくない…が、仕方がない！できたらスタバのカップが欲しいけど、いかんせんタンブラーで飲みに行くのでカップがないのだ。
あのカップ、蓋を逆さにして穴を大きくしたらそのまま球根栽培に使えるのですよ。
来年の夏になったらカップでフラペチーノでも飲みに行こうかなぁ。。
球根のお尻がちょっと浸かる程度の水を入れてセッティング
↑一番最初はこんな感じで、球根の根っこが出る部分が、水にちょこっとだけ浸かるようにセットします。
思いっきり水に浸かると腐りますので要注意。
何日かごとに(できれば毎日でも)根っこの長さを確認します。根っこが伸びるごとに、根っこがギリギリ浸かるように水の量を調節します。
あ、あと1週間に1度は水を完全に新しいものに入れ替えましょう。
↑第2玄関のシイタケの原木とマッシュルームキット置き場に、ヒヤシンスも置かせてもらうことにしました。
遮光してるし寒いしちょうどいい場所です。気温は現在10度ほど。冷蔵庫よりは暖かいですね。
たった3日で根がワサワサ出てきたー！
水がちょこっと浸かるようにしてセットしたのが12月18日。上の写真は12月21日の様子です。
たった3日で、こんなに根っこが出てきましたよ！成長が早いですね。
少しだけ水を捨てて、根っこがギリギリ水に浸かるように調節します。これを球根から芽が出てくるまで続けて、それからリビングへ持ってくるといいみたいですね。
それにしても、見た目の変化が出てくると途端に可愛らしく感じるなぁ。
年末年始の開花は無理そうなので、1月末くらいの開花を目指してお世話していこうと思います。