芝生よりも生えそろうのが早いと有名な『クラピア』という植物を、去年2018年の7月初旬に植えました。
植えたのは「S1」「S2」「K5」の3種です。
庭の雑草対策&野良猫の糞尿被害対策として植えました。
クラピアの成長速度の比較なんかは⇒こちらの記事にまとめています。
庭に植え付けた後、ぐんぐんと元気に成長し続けていたクラピアさんなのですが、事件が起こりました。
9月末ごろに台風が来て、大雨になって、庭にあった数台のセンサーライトを家に取り入れたんです。
雨で請われたらいやだし、こんだけ大雨ならイノシシも来ないだろうし、明日の朝にまた設置すればいいやと思って。
しかし運悪く、朝方に雨がやんでしまい、イノシシが庭を荒らしてしまいました。
イノシシに掘り返されるも枯れなかったクラピア
掘られてちぎられて、土に混ぜ込まれたクラピアたち。
端っこのコンクリートに接した部分だけ、さすがのイノシシも掘り返せなかったようで…
↑手前のところだけクラピアが残っています。
その後、センサーライトを再び設置したり、設置台数を増やすなどしつつ、水やりをして管理していました。
強い植物だけあって、枯れずにそのまま生き残りました。
…が、すでに冬が近づいていて、伸びたりまた土を覆ったりするほど成長できず、庭のほんの一部に残っただけのまま冬越しとなりました。
暖冬で緑色を保ったまま冬越し
2月6日の写真です。
手前側のクラピアが生き残った部分だけ、雑草を取って管理していました。
2018年~2019年にかけての冬は暖冬だったので、緑色の葉っぱを付けたままの越冬となりました。(遠目に見ると茶色い部分も多いですが)
ちなみに、寒い地域で枯れたようになっても、春になるとまた葉が出てきますので心配はいりません。
↑アップの写真。
夏ほど青々としてませんが、元気に越冬してます。
一時期は雑草の下敷きになっていたんですが、それでも枯れないままでした。
日光がさえぎられていたかとは思うんですが、強いですね。そこそこ日陰でも育つのかもしれないです。
ドクダミには勝ったけどカラスノエンドウ類は強かった
4月18日の写真です。
もっさーと雑草が生えています。。。
写真中央当たりのものはクラピアなんですが、右下や左上に、カラスノエンドウ的な雑草が映ってます。
ただこれ、1種類だけでなくて何種類も生えてきてるんですよね。
葉っぱが大きいのから、小さいのまで。
調べてみるとどうやら『カラスノエンドウ』『スズメノエンドウ』『カスマグサ』という雑草みたいです。
みんな似たような雑草です。
今年は爆発的にこの雑草が生えてきまして、庭じゅう埋め尽くされ、どうにもならない状態です。
成長が早いし、葉の形がちょっとクラピアに似てますが、地を這う性質ではないのでどんどん上へボリュームアップしていきます。
抜いても抜いても生えてくるんですよ、、、これどうしたらいいんだ。。
↑クラピアは日光の当たるコンクリートの上に伸びてきています。
20cmほど、土のない部分に出てきてます。
さすがの雑草でもコンクリの上には伸びれないみたいで、コンクリートの上だけはクラピアの独壇場です。
カラスノエンドウ類には負けましたが、クラピアさんは枯れたわけではなくエンドウの下で伸び続けていまして、庭の遠くの方で見かけたりもします。
日光があんまり当たらなくても、どんどん地を這ってあちこちに伸びていくという意味では、雑草と肩を並べるくらいには強いようです。
ちなみにクラピアさん、ドクダミには勝っています。我が家では。
クラピアの間から生えてくるドクダミを、小さいうちに引っこ抜くだけでいいので、秋の間の世話は楽でよかったです。
新種のクラピアK7が出た!
そんなこんなで、雑草がまだあんまり生えてない時期に、しっかりと雑草を抜くのが、クラピアだけのきれいな庭を作るコツのようです。
一切雑草を抜かなくてよくなるってわけではないっぽい。
そりゃまぁ、隙間から雑草が生えてくるのはしょうがない。あいつらどこからでも生えてくるし。
隙間からの雑草対策としては植栽シートというのがあって、それを使うと雑草を抑えつつクラピアだけ育つんだそうです。
そんなのやらなかったな。。。
面倒でも、最初に植栽シートを敷いておいた方がいいですね。
あ、そうそう。
そう言えば…新しいクラピア出たらしいよ!
次はK7っていうそうです。
特徴としてはS1の新品種なので伸びるのも早く、花の量が少なく、耐病性と耐寒性に優れているとのこと。
クラピアってどこの店でも同じ値段なので、買うなら最新のK7がいいと思います。