パシュミナというバラの大苗を、今年の2月初旬に購入しました。
パシュミナはフロリバンダ系統のバラなので、新芽が出てきたら芽かきをしないといけないそうなのです。
しかし、私は今まで一度も芽かきをしたことがありません。
なぜ芽かきをしないといけないの?
なぜバラの芽かきをしないといけないかというと、キレイな花を咲かせるためです。
出てきた新芽を全部そのまま育てると、茎や葉が混み合ってしまって蒸れてしまいます。そして根元の方の葉っぱに日光が当たらなくなってしまいます。
また、栄養分があちこちの枝に分散してしまうので、大きな花が咲かなくなります。
・バラの苗全体の葉っぱに光が当たり、すくすく育ちます
・風通しがよくなり、蒸れによる病気(うどん粉病、べと病など)を防ぎます
・育つ花が大きくなります
蒸れちゃうとバラが病気になることもあるので、うまく新芽を間引いてあげなければいけません。
人生初・新芽を選んでかいていく
あちこち見てみると、新芽が2つ並んで生えているところがありました。
どちらもそこそこ育ってきてますね。小さめの芽をかき取ることにします。
↑こんな感じで、1つの芽を取りました。
何だかもったいない気もするけど、栄養が足りなくなっちゃったら困りますしね。思い切ってやっていきましょう。
ちなみに、小さい芽なら指で簡単に折れます。が、写真の芽はそこそこ硬くて、必死でもぎって取りました。ハサミで切った方がよかったかも(;´∀`)
こちらは枝のこっちとあっちに2本出てますね。
苗の内側に枝が伸びちゃうと葉が混み合って蒸れそうなので、内側にある芽を取ることにしました。
↑こんな感じで、内側にある新芽をもぎ取りました。
全部でこれだけ、芽をかき取りましたよ~。
芽を取ったところから病気になったりしないんだろうか、手で引きちぎって取ったけど大丈夫なんだろうか、たくさん取りすぎてたらどうしよう…などなど、色々心配になりました。
なんせ初めてのことなので…薔薇なんて育てたことなかったですからね。
でもここから1カ月半で、すくすくと大きくなってくれましたよ。
芽かきから1カ月半で芽が大きく育ってきました
↑こちらは2月13日の様子。芽掻きしてすぐですね。
まだまだ枝が少なくスカスカしてます。バラって繊細なイメージがあるので、どう育つかな?と毎日気にしていました。
雨の日は軒下に移動してみたり…。
↑こちらは3月5日の様子。
たった半月ほどですが、ちょっと葉の茂り具合がよくなってますね。
↑こちらが3月29日の様子です。
芽かきから1ヶ月半ほど経ち、左の枝はかなりワサワサと葉が茂ってきました。向かって右側の枝なんですが、新芽が出てこないんですよねぇ…なんでだろう?
生えたての葉っぱにもトゲがあった!
こちらが、新芽についていた葉っぱです。まだ生えたてのものは赤みがかった色をしています。
そして、写真はちょっとピンボケしちゃってますが、葉の裏側にトゲが生えてるのが分かるでしょうか?トゲも赤色なんですね(*´▽`*)
見た感じはフニャッと柔らかそうで触ってみたんですが、硬くて痛かったです(笑)
葉が大きくなるにつれて緑色になっていくんですね。初めてのバラ栽培なので、あれもこれも新鮮です。
私が買ったのは2年生の大苗なので、多分今年から花を咲かせることが出来るハズ。いつごろになったら咲くんだろう?
パシュミナは四季咲きのバラなので、特にどの季節だけ咲くってことは無いみたいです。このまま順調に育てば花が見られるかな。めちゃくちゃキレイな花なので、今から楽しみです。