前回の記事の続きです。
通販で届いたバラの苗を、実際にどうやって鉢に植え替えたのかを、写真を使ってまとめていきたいと思います。バラってなんか特別な感じがするというか、値段もお高いですし…めっちゃ緊張しました!
新芽も育った大苗が通販で届く
おぉっ!?今2月なので、枝だけのものが届くかと思いきや…普通に葉が付いてるではないですか。ていうか新芽が割と育ってますよこれ。
薔薇って冬の間は葉を落として休眠しているそうなんですが、その休眠期間中に大苗を買って鉢に植えつけるといいんだっていう話を聞いて、それで寒いうちに!と思って急いで頼んだのですが…すでに芽吹いてますね。
それにしても立派な苗です。
大苗っていって、接ぎ木してから1年ほど育てられた苗なので、今年から花が見られるみたいです。新苗っていうのは接ぎ木してすぐで、その年には蕾を付けても摘んで咲かせないようにしたり剪定したりとか、そういう管理が必要なんだって。
それはさすがに難しいですし、丸1年以上も花が見れないのは嫌なので、大苗を買ったという訳です。
基本的には真冬に買って、鉢に植えつけておくのがセオリーっぽい感じですね、初心者さんには。
スリット鉢へ実際に植え付けていくよ
今回植え付けに使うのは、ロングスリット鉢の8号です。
スリット部分がけっこう大きいスペースがあるので、土が出そうだなーと思っていたのですが…やっぱり出てきますね。でもスリットが隠れるまで土を入れて、手でギュッと押し固めてみると、それ以上は出てこなくなりました。
スリット鉢は鉢底石や鉢底ネットは使わないって聞いて「土漏れまくりじゃない?」と心配していたのですが、心配いらなかったです(*´▽`*)
バラですが、届いた時の角鉢から取り出すのに苦労しました。全然出てこないんだもん…マジで焦りましたよ。
やっと抜けたのがこちらの写真↓
いい感じに根っこも育ってますね。
あ、もともとの鉢やポットから苗を抜く前に、まずは植え替え先の鉢の底へ土を入れて、その上に苗を置いて「これくらいの高さかな~?」っていうのを確認してくださいね。抜いてから土を減らしたり増やしたりは大変なので…。
土の量は、鉢の一番高い部分から2~3cm下くらいまでです。
鉢と同じ高さにしちゃうと、水が土に入らず外にダーダーこぼれちゃうのでダメなのです。この数センチのスペースを、ウォータースペースと呼ぶそうです。
とりあえず専用の培養土だけで植え付けたところ。
この後はマルチングするんですが、まず水をやってからマルチングしたらいいの?どっちでもいいのかな?とりあえず先に、スリットから水が出てくるまで水をあげてみました。
マルチング材を敷き詰めたよ
月桃(げっとう)という防虫に使われることのある植物が入ったマルチング材を敷いていきます。
黒い炭みたいな見た目で、サラサラ感のある腐葉土みたいな手触りのマルチです。茶色い皮?葉っぱ?っぽいのが月桃でしょうね。
2~3cmほど敷き詰めて、マルチング材にも水をかけました。スリットから水は出ますが、土は全然流れ出て行かないです。うまくできてるもんですねぇ…不思議な感じです。
接ぎ木のテープをはがしてみた
接ぎ木した時のテープがまだ残ってますが、大苗なのでもう取っていいらしいです。
テープが少し茎に食い込んじゃってますので、丁寧にハサミを使いつつ剥がしました。枝を傷つけないよう注意です。
取れましたー!スッキリしましたね。
しっかりとくっついているので大丈夫そうです。こういうの、初めてやる時は緊張しますね~!
根っこが新しい土に張るまでは時間が少しかかります。その間に風で揺れて苗がグラつかないよう、支柱を1本だけ立ててビニールタイで結んでおきました。こうした方が、早く根付くらしいです。
健康そうな苗。元気に育ってね!
こんな感じで植え付け完了です。(写真は支柱を立てる前に撮ったもの)
ここから10日間ほどは、半日向に置いておくといいらしいです。最初からガンガン直射日光を当てない方がいいみたい。植えつけ直後は、ちょっと気にして様子を見てあげた方がいいようですね。
葉が黄色いところがもともとあり。でもこれはおそらく冬だからっぽい。寒いと葉を落とすのは普通らしいので、しばらく様子見です。
しっかしとした太い枝が伸びています。新芽も出てますし、葉もしっかりした色なので、健康そうですね。
初めて薔薇の苗を注文した時は「こんなに高いの?」ってビックリしましたが…接ぎ木をしてから1年ほど育てて、剪定などもしてから売ってくれてる訳なので、そりゃこれくらいの値段はするよなぁ~と、届いた苗を見て感じました。
ここまで育てるの、大変でしょうからね。
そんなこんなで、パシュミナの苗を新しい鉢へ植え替えた時の様子のまとめでした。