大阪で震度6弱の地震があったので防災対策や避難リュックを見直してみた

昨日の朝、大阪で震度6弱の地震がありました。

我が家は和歌山北部なのですが、わりと揺れも大きく感じてビックリしました。

サッカーW杯を夜中まで見ていたこともあり、地震があった時刻はまだ寝ていたのですが、「ゆれくる」の音で飛び起きました。音が鳴ると同時に揺れは始まっていたと思います。

和歌山北部では、最初に小さなカタカタという揺れが起きて、その3秒後くらいにもうちょっと大きく揺れました。

揺れはすぐに収まりましたが、ゆれくるの音や『震度6』という表示を見て驚いて飛び起きました。

私の家があった地域では震度3という発表でしたが、体感的には震度4近かったように思います。

起きてテレビを見ると、かなり大きな被害があるようで、火災もありましたし水道管の破裂もありました。

今回の地震で残念ながら亡くなられた方もおられるという報道もありました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

今回、すぐ隣県で大きな地震があったこともあり、我が家の防災対策や避難リュックの中身を見直すこととなりました。

すると、保存食が何年も前に期限が切れていたりと、対処しないといけないことが出てきました。



つっぱり棒では棚は倒れる!壁に金具で固定をした

棚をL字金具で固定

↑こちらは対策後の写真です。我が家のタンスです。

タンスや棚の地震対策として「つっぱり棒」が売られていますが、今回被災された方のインタビューで、「つっぱり棒をしていた棚が倒れた」という声を聴きました。

我が家でもつっぱり棒で対策をしておりましたが、これはいけないと思い、急いでL字金具を買ってきて、壁へ打ち付けました。

壁の中に縦に柱が入っているかと思いますので、そこの柱にネジを固定します。

壁板に固定しても抜けるので、ネジの位置に注意しましょう。

賃貸などで壁に穴を開けられない場合は、壁に穴を開けなくていい固定器具もあります。

これとつっぱり棒を一緒に使うと、より良いのではないかなと思います。

避難リュックの食料が期限切れまくりだった

避難リュックの登山リュック

避難リュックは我が家に2つあります。

一番大きいものは登山用のリュックで、横に大きなペットボトルも収納できるので、水のペットボトルを突っ込んで逃げられます。

ただ、カビていたので後で洗って干さないとですね。

カンパンは期限が2016年まで!

これ食べられるのかな?とにかく、早く次のカンパンを買ってこようと思います。

地震で怖い思いをしないと、年に1度の確認もちゃんとやらないものなんだなと、、、反省です。

バー状の固形食(ソイジョイ)です。

期限が2015年までですね……

確か2014年くらいに、夏暑かった時にいれたOS-1です。3年前に期限が来ています。

あとですね、たしか5年ほど保存できる「えいようかん」っていう羊羹も買っていたんですが、見つからず。どこに行ったか不明です。。また買っておこう。

長期保存以外の食料の確認

保存食用のおかゆレトルト

お湯で温めたり、レンジでチンしなくてもそのまま食べられる、味が濃すぎないということで我が家に常備しているのがおかゆです。

何種類も棚に並べていますが、それでも3人家族で10個は少ないですね。

急いで買い足すこととします。


おかゆの上には、缶詰が置いています。

我が家ではあんみつなど、甘いものが多いです。あとはレトルトパウチ入りの鳥の煮物など。

こういうのは、常に見えるところに置いていて、たまに食べては買い足す感じで使っています。おかゆはそのまんま食べられるのでいいと思う。

カップラーメンは、汁が捨てられなくて困ると聞きましたが、それでもやはり何かあれば助かるということで、カップラーメンも常備しています。

あとアルファ米も常備していますが、味は美味しくないので、本当に食べ物が他になくなった時用です。

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避難リュックへ入れているもの

折りたたみ水ボトル被災用

避難リュックには、以下のものを入れています。

・水を入れる折り畳みボトル
・カンパンなど保存食
・アルミシート
・小銭
・歯磨きブラシと歯磨き粉
・タオルやティッシュなど
・電池
・手回しのラジオと充電器※
・ロープ、軍手(イボつき)、包帯、絆創膏、消毒液
・ライター、チャッカマン、ファイヤースターター
・懐中電灯
・ホイッスル
・ワイヤーソー(ワイヤー状のノコギリ)
・十徳ナイフ
・ゴミ袋
・生理用ナプキン、サニタリー下着

※手回しの充電器やラジオは壊れやすいとのことなので、それぞれ別にラジオ・懐中電灯・充電器など買っておいた方がいいそうです※

基本的に、水にぬれて大丈夫なように、ジップロックなどに入れています。

でももし津波に巻き込まれたり水に使ったらダメになりそうなものもありますね。手回しラジオや懐中電灯など。

十徳ナイフというのは、ナイフの他に爪切りや栓抜き、缶切り、ドライバー、ピンセット、ハサミなどが1つになった特殊ナイフです。

持ち歩いたらダメみたいですが、家の避難リュックへ入れるのなら大丈夫です。

小銭も、被災された方が物を買う時に小銭が必要だったと聞いたので、細かいお金を入れています。これならお店にお釣りがなくても買い物できます。

もっとたくさん入れておいた方がよさそうですね。入れ足しておこうと思います。

ベッド横の本棚の本を全て取り去った

親の寝室には、ベッド脇に本棚があるんですが、読むことのない本もたくさんありました。

311を機にほとんど捨てましたが、最近また少し本を置いてしまっていたので、全て取り去りました。これで本が落ちてくることがありません。

あと、ベッド脇に潜り込めるスペースがあるのですが、物置スペースになってしまっていたので、置いていたものを物置へ持って行きました。

これで地震があったらすぐにベッドの横のスペースに潜り込めますので、万が一、金具で固定したタンスが倒れてきても大丈夫です。

倒れることがなくて安心の、缶に入ったろうそくも買ってあります。

これは期限がないのでありがたいですね。これなら余震が続く中でも、そこそこ安心して火をつけられるかと思います。

(※地震の後はガス漏れが発生することもあるので、火をつける前は十分にガス漏れのないことを確認してください)

今回、住んでいる地域のすぐ隣の県で大きな地震があったことで、やっと防災対策について見直すこととなりました。

こういったことがなくても見直さなければいけないのは重々承知なのですが、ついつい後回しにしてしまいがちです。でも、いつどこで地震が起きるとも限らないので、見直しは大事ですね。

我が家は田舎の山の中ですので、なかなか助けて貰えないかもだし、山崩れで孤立しそうな場所なので、とにかく食料品をしっかり確認しないといけないと思いました。

断水になると水も止まりますので、そうなる前に、地震の後にもし余裕があれば水をためておいた方がいいそうです。

料理中なら、急いで火を止めましょう。元栓を閉める余裕があれば閉めますが、まず火元から離れることも大事です。特に揚げ物中は急いで離れた方がいいかと思います。

家を出て避難する場合は、必ずブレーカーを落として下さい。

停電が直った時の通電の際に発火して火事になることがあります。

それから、行楽用の使い捨ての食器も、被災した時には役立つと思います。紙コップやお皿、割りばしなど。

食器棚も倒れないように金具で固定し、中身が飛び出ないように扉ロックの器具をつけておきましょう。

家族で、もし被災した時にどこへ逃げるかの確認もしておきましょう。

我が家は津波が来たら山へ逃げることにしていますが、道によっては崩れかけの場所もあるので、どの道を上がるかの話し合いをしました。

(田舎は道がぼろくても放置されてるので崩れやすく危険です)

ブロック塀も倒れやすいとのことなので、できるだけ他の、金網などのフェンスに変えるなどした方がいいかもしれません。

お金がかかるでしょうから、すぐにとはいかないかもしれませんが、せめて近くを通らないなど気は付けておいた方がいいかもですね。

あと数日は余震もあるようですし、しばらく気をつけようと思います。

数日後に本震が来るということも過去にあるので、どうか昨日の地震が本震で、もう大きな地震が来ないよう祈っています。



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