金魚すくいの金魚を7年、水替えなしで飼育した時のことをまとめてみた

そういえば昔、金魚すくいで持ち帰った金魚を育てていたことがあるのです。

なんと7年以上も生きまして…いや、金魚というともっと寿命はあるはずではあるんですが、金魚すくい出身でそれだけ生きられたら万々歳かなぁと思っています。

で、その当時は全く金魚の飼育法など知らず、今考えるとめちゃくちゃな飼い方をしていました。

それにしても無濾過・水替えなしでよくこれだけ生きたよなぁと思いまして、どうやって飼っていたのかをまとめつつ、なぜ長く生きられたかなどについて今回は考えてみようと思います。

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金魚の住処はポリバケツ&導入時のこと

当時の金魚の写真が1枚もないので、写真は今回導入した姉金2匹のものを使用しております。

で、昔長いこと飼っていた金魚の水槽なのですが、屋外飼育だったことと急に飼うことになったこともあり、ポリバケツを水槽代わりに使うことになったのでした。

ちょうどこういうやつです↓

当時はポリバケツに野菜や米ぬかを入れて肥料を作ったりしておりまして、かき混ぜる用&発酵用にと90Lのポリバケツをいくつか物置に保管していたのです。

その時はお祭りに行って、いとこの子供が金魚すくいをしたいと言い、すくったはいいけど飼う場所がないとのことで我が家に来たのでした。ですので全く何も用意できてません!しかも金魚の飼い方すら分からないという。。。

仕方がないので近所でカルキ抜きの薬を買ってきてもらい、私は急いでポリバケツを洗浄。

急いでポリバケツに水を張ってカルキを抜き、すくってきた金魚5匹を水合わせして入れました。屋外だったのでエアーはなしです。

45分ほどエアー無しで、あの透明の小さな袋に入れられていたので、30分以内のうちに手早く水合わせを行いました。酸素不足で危険になると判断したためです。

導入3日後に白点病がまん延、薬浴することに

導入からはエサ切りしていましたが、3日後に白点病を確認。急いでバケツに入れてブクブクを入れ、薬浴することにしました。発症したのは最初は3匹でしたが、残り2匹もすぐ白点が出たので5匹全員でバケツにて薬浴しました。

使ったのはグリーンFというやつです。規定量入れて治療を開始しました。

それにしても、薬って高いんですね。エアーポンプにエアーチューブ、エアーストーンと出費がかさみます。

そこから1週間経たないうちにバタバタと金魚が死亡。何とか回復できたのはなんと、一番体の大きな1匹だけだったのでした。。。

一気に白点が体中に回ったのが確か3匹ほど、あと1匹は体が小さかったことも影響したのか分かりませんが、残念ながら生き延びられませんでした。

残った1匹に名前を付けてポリバケツ飼育に戻る

さて、残った1匹ですが、素赤の金魚です。サクラと名付けました。

病気も治ったのでまたポリバケツへ戻して、飼育再開です。ポリバケツはきれいに洗って天日干しした後、水を入れて天日に当てていました。底砂はなし。水草もなしでした。

水草を入れて金魚を死なせてしまったことがあるので、入れませんでした。

薬浴期間は結局2週間ほどかかったので、ポリバケツの中には苔が生えていました。置いていた場所は軒下の雨が入り込まないところです。日光は午前中の2時間~4時間だけ当たります。日当たりは悪いですね。

最初は金魚のエサを2日か3日に1回やっていたんですが、飼育2か月目ごろから寒くなったのでエサをやらなくなりました。

水は青水ではなかったですが、コケまみれでした。一面コケだらけ。コケを食べて生きているようでした。

また、金魚には縦長の飼育容器は合わないと思いますが、問題なく過ごしているようでした。

エサやり無し、水替えなしで放置すること7年

(さっきも言いましたが写真は現在飼っている姉金2匹です。当時の金魚の写真、1枚くらい撮っておけばよかったなぁ)

冬の間は防寒対策は全くなし。水替えも無しです。足し水だけしていました。

気付けば春でしたが、エサをやらなくても元気だったので放置。2週間に1度ほど、足し水をするくらいでした。足すのは太陽光に当ててカルキ抜きをした水道水です。

エサもやらない水替えもしないとなると、飼っているんだか、庭の一角を金魚に貸し出してるんだか分からなくなってきます。

そのうちにポリバケツの中を見ることも無くなり、1ヶ月に1度覗くくらいで、たまに水深20cmくらいになっていて焦って水を足すくらいになっていました。確か飼育開始して3年後くらいだったかな。もう関心もなかったのです(ゴメンよ…)

コケはずーっとよく生えておりまして、濃い緑色のコケが生えそろっていました。

所々剥げているのは、金魚が食べたところだったんでしょう。貝ですが、どこからともなく現れたのか…庭にあるというのに謎なんですが、小さな巻貝が一緒に生息していました。

たまに虫が水面に落ちて、食べられたりもしていました。

風で入った落ち葉などもそのまま放置でした。底にはなんだか分からない謎の茶色い?黒い?ものが溜まっていましたね。

水道水をカルキ抜きしないでそのまま投入

こんなことしてたと思うとビックリなんですが、当時はもう「飼っている」という感覚がなく、世話と言っても足し水だけなのに面倒くさくてですね。

ジョウロに水道水を入れて、カルキを抜かずにそのままジャーッとポリバケツに入れていました(;´∀`)

カルキを抜くの面倒だったんだ…すまない…

でも金魚は問題なく生きてまして、そういう飼い方になってからも数年生き、我が家へ来て7年か8年経った頃に亡くなりました。

体はほとんど大きくならないままでしたね。ポリバケツは縦長なので、狭いっちゃ狭かったんだと思います。エサもコケとか、たまに飛び込んでくる虫くらいしかいなかったでしょうし。あとはボウフラもいたのかな?

それにしても頑張って生きましたね。…ということを、メダカを飼い始めてやっとだいたいの飼い方が理解できてから気付いたのでした。

当時の飼い方(?)のまとめ

・ポリバケツ90Lで飼育

・水量は一番上から20cmほど下まで。少ない時は底から20cmほど(水足しを忘れていたため)

・金魚は1匹だけ(買い始めサイズが尾びれまで入れて7cmくらい、最終的には12cmほど)

・エサやりなし

・無濾過、エアーも無し、水替えも無し

・冬も何もせずそのまま放置。軒下なので雨は入らず

・コケ取りなどの掃除は一切なし、落ち葉掃除もなし(入ったら入りっぱなし)

・日光は朝の2~4時間しか当たらない

・最後の3年ほどはカルキ抜きせず水道水をそのまま入れた(底の汚れを舞いあげないようにシャワー状にして入れていた)

・水草、底砂なし

色々検索していた時に、水替えなし、無濾過で金魚は飼えるかという質問を見かけたので、一応このようにまとめてみました。気になる方がいるのかもな~と思って。

無濾過、水替えなしでも金魚は飼えるというのは間違いないです。

ただ、どうしても大量の水にごく少量の金魚しか入れられないです。水がそこまで汚れない場合にだけ、こういう飼い方が可能になるんだと思います。

数が多いとどうしても水替えがいると思うし、夏場はエアーを入れるか投げ込み式のろ過機がいるんじゃないかな。それに世話なしだと飼ってる気がしないので、楽しくはありませんよ~(;´Д`)

水を足すだけで苦になるほどだったので…サクラさんには申し訳ないですけれども。。

あ、あと我が家は関西にありまして、冬でも雪はほとんど降りません。それもあって屋外越冬が難しくなかったのだと思います。

今回飼い始めた姉金2匹には自作ろ過装置をつけてますが、あと1匹追加くらいにして少数飼育で様子を見ようかなぁと思ってます。冬には冬眠させるのでろ過装置も外しますし。。

やっぱり数を飼うならメダカですね~。でもやっぱ金魚はサイズが大きいので見ごたえがあります。

池があったら金魚でも10匹ほど水替えなし・無濾過で飼えるのかな。試せるなら試してみたいですね~。

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