ムックリワークを購入してみた。使い方や原料、成分をまとめたよ

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charm(チャーム)でアクアリウム用品買い足しついでに、ムックリワークなるものを買ってみました!

これを入れるとミジンコが沸くとかなんとか…そしてそれがエビにもいい…などなど。そういう話を聞きつけて買ってみたんですが、分からないことだらけ。

そもそもミジンコってどこにいるんだとか、ムックリワークは卵が入ってるのか?とか、疑問でいっぱいです。せっかくなので、自分なりに色々と調べてみましたよ。

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ミジンコ繁殖促進飼料らしいけど、どういうこと?

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こちらがムックリワーク500gです。『ミジンコ繁殖促進飼料』とか『インフゾリア』って書いてますね。

とりあえず、この粉にはミジンコの本体とかミジンコの卵は含まれてません。まずそこ大事。

で、「ミジンコを増やすためのエサ」として売られているのがムックリワークだという訳です。つまりミジンコのエサを買ったってことですね。

ミジンコ繁殖促進を目的に日本海産紅ズワイカニ殻を主原料に糠類などの天然有機物、酵母類を独自の製法によりブレンドして作られた飼料です。本品をカルキ抜きした水の中に投入することで、ミジンコ・ワムシの繁殖に必要な放線菌類、植物性プランクトン類が激増。ミジンコが増殖するのに適した環境を作ります。

一般的な鶏糞でミジンコを増やす時に起こりがちな水質悪化の心配がなく、ミジンコを増やせます。

ミジンコ以外にもメダカや金魚の稚魚やビーシュリンプなどのエビ・甲殻類の水槽にも生存率の向上や成長促進の用途として使用できます。本品のカニ殻に含まれるリン・カルシウム・キチンが稚魚を丈夫に成長させ、エビ・甲殻類の骨格形成や色揚げに効果が期待できます。

出典:charm楽天市場店

んっと、つまりは鶏糞を使ってミジンコを沸かせるやり方が主流だけど、それってめっちゃ臭いらしいんです。それがこのムックリワークだと臭くないし、ミジンコも増えやすいし、水質悪化の心配がないとのこと。

しかもメダカの稚魚やエビ類の水槽にもいいらしい、と。

そんなこんなで買ってみたという訳なのです。

でもじゃぁミジンコはどうやって発生するねん?!ってなるかもですが、風に乗ってミジンコの卵が水槽へ入るとか、あとは池や田んぼの水とかにいるらしいです。

でも近くには汚い川しかないからなぁ…という場合は、雨水とか、カルキ抜きしてからしばらく野外に放置しておいた水でもいいらしいですよ。うちは水替え用の水のカルキ抜きは屋外に放置でやってるので、きっと水替えのタイミングでミジンコの卵やら何かが水槽へ入ってるんじゃないかなぁ?と予想してます。

なんでミジンコが増えたらいいの?

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ミジンコは、メダカの稚魚のエサにするのに使う人が多いそうです。でも、エビの生存率を上げるためにミジンコがいる環境を手に入れたいって方もいるんだって。

うちはメダカの稚魚はいませんが、ミナミヌマエビもしくはレッドチェリーシュリンプを近いうちにお迎えしたいのです。エビが生きるのにいい環境として、ミジンコの住む水槽がいいんだっていう話を聞いたので今回試しに買ってみました。

なんでも、ミジンコはインフゾリアっていう目に見えない小さい生物を食べてるらしいのですよ。そのインフゾリアが稚エビのエサになってるんだってさ。

つまりは「ミジンコが生きている水槽=稚エビのエサとなるインフゾリアがいる水槽」ってことになるらしい。

一概にミジンコがいる環境の方が稚エビの生存率が高いとは言えないみたいなんですが、でも稚魚のエサにもなるんだったらいいよね~ということで。何事も実際に試さねば分かりませんからね。

ムックリワークの使い方の説明と原材料・成分の詳細

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ごく少量を水槽へ入れればそれでいいみたいですね。

あんまり大量に入れないようにするのと、あと毎日やるんじゃないっていうのが注意点です。少量を週に1回か2回ほど。あまり大量に入れるとさすがに水質が悪くなるようです。

池などに入れる場合は大量に必要ですが、我が家の30cmキューブ水槽だと使いきるのは不可能ですな…。

屋外のプラ舟水槽ですが、今は超寒いのでエサも食べない時期だし、ミジンコも寒くて沸かないだろうからもちろん入れてません。エサもやらずにひたすら放置中です。水足しだけ、点滴法でちょくちょくやってます。


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↑原材料&成分です。

原料⇒日本海産ベニズワイガニ殻・米ぬかなど。

含有成分は、100gあたり…
・粗タンパク質 23,0g
・粗脂肪 0,1g
・粗繊維 11,3g
・粗灰分 12,9g
・カルシウム 2800mg
・リン 970mg

粗灰分っていうのはマグネシウムとかそういうミネラル類のおおよその量です。エビにはカルシウムが必要なので、カルシウムが含まれてるのもムックリワークのいい点なのかもしれないですね。

量が多いので小分けにして保存することに

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はいっ!こんな感じでペットボトルへ小分けにしました

500gを買ったんですが、500ml入りのペットボトル2本分になりましたよ。ハサミで袋の端を小さく切って、丁寧に入れました。めんどかったー:(;゙゚’ω゚’):

これは台所の棚の下に入れて保管です。冷暗所で保管しましょう。

ニオイは…米ぬかをちょと香ばしくした感じかな。くさくはないですよ。普通に輪ゴムで留めておくとかでもいいと思いますが、ちゃんと閉めておかないと米ぬかって虫が付きやすいですからね。

密封ビンも今や100均で買えますから、そういうちゃんとした容器へ入れておくと安心だと思います。

さっそく水槽へ入れてみたよ

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最初は少量からということだったので、写真のようにめっちゃ少なめから始めました。週に1回、これくらいのごく少量を入れようと予定しています。

今はまだ1回目を入れて数日間経ったところです。まだ全然、変化はない…

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↑最初は幹之さんたちが「エサかエサかー?!」と寄って来てパクッと食べてましたが、まずかったのかすぐ吐き出して、それ以降はスルーしていました。

ただ、これ水に溶けにくいんですね。1日くらいは水面に浮いていました。

今度は水で溶かしてから入れようかなぁ。

今後ミジンコが発生したり変化があったら、また新しく記事を書きますね~!ではでは今回はこの辺で。

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