やよいの白色申告で初の帳簿付け。家計簿感覚で記入&源泉徴収って何?

前回の記事の続きです。

介護と家事をやりつつの在宅ワークなんですが、なんと去年1年間の所得が65万円ほどになりました。いやーありがたや、ありがたや。

しかしですね、こうなると確定申告の必要が出てきます!

人生で一度も帳簿付けしたことのない私。しかもエクセルも持ってないわ、使えないわ…。

そこで「やよいの白色申告オンライン」に無料登録し、帳簿つけを開始しました。無料って…ありがたいよね…。・゚・(ノД`)・゚・。



人生初の簡易帳簿つけをやってみた

やよいの白色申告にログインしたところです。

こんな感じで、使い方ガイドが出てくるので、それを読みつつ進めていけますよ。私のように、ちんぷんかんぷんなままでもなんとかなります。

なお、やよいには「スマート取引取込」といって、自分の口座と連携して、いついくら使ったなどを自動で書きこんでくれるという機能があります。

…が、私には使いこなせなかったので、スマート取引取込の機能は使ってません。

ちょっとでもややこしそうだと無理なんです(;´∀`)

ログインして左のメニューバーにある『かんたん取引入力』を選択。「収入」や「経費」を入力するところがあるので、書き込んでいきましょう。

かんたん取引入力は、普通に家計簿をつける間隔で帳簿つけが出来るので、これなら私でも出来ました。よかった。。

収入や支出をクリックすると、「取引日」「科目」「摘要」「取引先」「金額」という欄があります。

◆収入の場合◆

・取引日…例えば1月分の収入が確定した日など

・科目…売上か、雑収入か、家事消費か…などクリックすると色々選べます

・摘要…自分用のメモ。入力しなくてもいいが、例えば「ランサーズ報酬」などメモっておくと便利

・取引先…報酬を振り込んでくれた会社名。ランサーズの場合は「ランサーズ株式会社」

・金額…いくらもらったか

◆支出の場合◆

・取引日…例えば1月分の事務手数料が確定した日や、経費が発生した日(ドメイン代を引き落とされた日)など

・科目…仕入れ、通信費、広告宣伝費など…クリックすると色々選べます

・摘要…自分用のメモ。入力しなくてもいいが、例えば「ランサーズ事務手数料」などメモっておくと便利

・取引先…どこの会社に対して支出したか、その会社名。

・金額…いくら支払ったか

コツコツと各項目に記入していく作業が続く

こんな感じで、科目をクリックすると色々な項目が出てきます。その項目がどういう意味かの説明も書いてくれているので、とても分かりやすかったです。

これを、それぞれの収入や経費ごとに入力していきます。

実際の流れとしては…

収入があったサイトにログイン⇒去年の1月から12月までの収入をチェック(確定金額をチェックします)⇒確定金額や確定日が書かれているページをプリントアウト(今後7年保管します)⇒印刷したものを見つつ帳簿つけ

…という感じで進めました。

なお、自分の口座にお金を振り込んでもらう時、会社によっては手数料がかかります。振込手数料も経費になるので、経費として帳簿付けしておきましょう。

何月何日にいくら振り込みがあり、手数料がいくらひかれたかが分かるようなものを保管しておきましょう。

実際に口座に振り込まれていた時の金額をネット上で見て、それをプリントアウトするか、もしくは通帳へ記帳しておくといいです。

源泉徴収税額のチェックボックスはどうしたらいいの?

「源泉徴収税額」っていうチェックボックスがありますね(金額欄の右側)。会社員など給与をいただいている方なら必ず聞いたことがあると思います。

でも、在宅ワークをやっていて、源泉徴収している会社ってほとんどないですよね。アフィリエイトもちょっとやってますけど、私がやっているASPではどこも源泉徴収してないです。

もし企業側で源泉徴収している場合は、収入を確認する画面でチェックできると思うので、そこでチェックしてしっかり帳簿につけておきましょう。

企業側で源泉徴収してない場合は、チェックボックスはそのままで構いません。

私は全ての収入が源泉徴収なしなので、チェックは1つもしてないです。



ややこしいので私でもわかるように源泉徴収についてまとめる

それにしても、源泉徴収って分かりづらい制度です。色々勉強したので、私なりに分かりやすくまとめますね。

会社に勤めている場合、会社の方で毎月、ざっくりと税金を計算して国に納めてくれています。これが源泉徴収です。収入からあらかじめ税金を抜き取って国に納め、その残りを給与として社員に渡しているという感じです。

しかし源泉徴収っていうのはザックリとした計算なんです、あくまでも。

だから、実際に所得税や復興支援税などの支払うべき税金をいくら納めなければいけないか、ザックリではなくきっちり計算し直す=年末調整が必要になってくるという訳です。

しかし、在宅ワークの場合は、それがありません。源泉徴収は会社側が行うことですから、会社に勤めていない人の場合は源泉徴収ももちろんありません。

…ということで、在宅ワーカーやアフィリエイターなどの個人事業主は、収入の中から税金を計算して国に収めなきゃいけません。自主的に。

なお、会社員もフリーランサーも、やってることは一緒です。

稼ぎの中から税金を納める。ということなんです。その「税金を納める方法」が違うだけです。

:企業に勤めている人:

毎月、企業が源泉徴収により税金を納めてくれているが、これはザックリとした計算である。年末調整をすることにより、しっかりとした計算をし直す必要がある=基本的に会社に任せておき、年末調整をする

:フリーランス(個人事業主):

会社に勤めていないので、源泉徴収されていない。毎年必ず、自分で申告して税金を納めなければいけない=確定申告をする(白色でも青色でもどちらでもOK、しかし青色の場合は事前に申請しておかなければならない)

つまり、個人でいちいち計算して納めなきゃいけない税金を、会社側で毎月やってくれているのが源泉徴収です。こうすることで、国は毎月国民から税金を受け取れるのです。

ただ、ザックリ計算なので年末にちゃんと計算し直して調整しないとねってことで、年末調整は必要になります。

私など在宅ワーカーは、個人でいちいち計算して税金を納めに行かなきゃいけません。

面倒ではありますが、納めるべき税金は納めないといけませんので、頑張って帳簿をつけて必要書類をプリントアウトして保管して、確定申告の書類を作って、税務署に申告しに行きましょう。

※なお、アマゾンアソシエイトでアフィリエイトをしている方のみ、月収12万円を超え出すと源泉徴収があるようです※

……と、あれ。やたらと記事が長くなってしまった(;´∀`)

もうちょい、実際にどう記帳したのかまで書いた方が参考になると思うので、次の記事でそういったことをまとめていきますね。

⇒次の記事はこちら



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