どうも、chicacoです。
私は実は「病気⇒大学中退⇒自宅療養&リハビリ」という感じで10代20代を過ごしましてですね、やっと普通の生活が送れるようになった時には30代無職になっていたのですよ。
で、社会復帰のために就労支援のサポートステーションに通ったり、ハローワークに通ったりしていたのですが、色々ありまして現在は「介護手伝い&家事&在宅ワーク」という生活に落ち着いております。
そうなんです。つまりは『フリーランス』とか『個人事業主』的な感じになっているのですよ。
で、ですね。2015年度は35万円ほどしか稼ぎが無くて、確定申告不要だったんです。
しかし2016年度は有難いことに65万円ほどの稼ぎがありましたので、今年2017年、確定申告が必要となったのです。
いくら稼いだら申告が必要?所得ってなんだ?!
私は他にバイトに行ってるとか就職してるって訳ではないので、在宅ワークは副業ではありません。
もし本業があって、その他に副業で在宅ワークなどをやっている場合、副業での稼ぎが20万円を超すと確定申告が必要になります。
私は現在はバイトに出てませんし、職にもついていないので、在宅ワーク=私の本業となってます。そうなると、年間の所得が38万円を超えた場合にだけ、確定申告が必要になります。
:会社員など給与を貰っている人:
副業など給与以外の所得が20万円以上の場合
例)会社員のAさんが副業のポイントサイトで年間8万円、オークション出品で年間15万円の所得を得た場合
例)会社員のBさんが副業のアフィリエイトで年間27万円の所得を得た場合
:給与を貰っていない人:
年間の所得が38万円以上の場合
例)独身で給与所得のないA子さんが手作りのアクセサリーを売って年間50万円の所得を得た場合
例)主婦のB子さんがポイントサイトやアフィリエイトなどで年間40万円の所得を得た場合
所得というのは、収入から経費を引いた金額です。
例えば私の場合…「在宅ワークでの収入-ドメイン費用などの経費=所得」となる訳です。
例えば商品を購入して、それをお店で売る場合…「収入-商品の購入費用などの経費=所得」となります。
例えばアクセサリーを作って販売した場合…「売上金額-アクセサリーの材料の購入費、梱包材の費用など=所得」となります。
経費がほとんどない…2016年度の所得は
今回の私の場合ですね、あの…ずっと無職だったこともありまして、クレジットカードがないんですよ。いや、1つだけあるんですけど、家族カードなんです。
楽天カードの家族カードなんですけど、クレジットカードではあるんですが、親の口座からお金が引かれるんですね。
なので、私がドメイン代などを支払っても、私の口座からお金が出て行ってない訳です。なので、私の経費として計算することが出来ませんorz
ってことで、ほとんど収入と所得が一緒の金額になってしまいました。
こういう時、自分個人のクレジットカードがないと不便ですよね…でもまぁしばらく継続して収入を得るようにしないと、審査は通らなさそうです。。私でも審査を通るクレカがあるか調べてみよう、今度。
…と、そんなこんなで2016年度の所得はだいたい65万円となりました。
はい。確定申告が必要ですね。
で、次は、どうやって申告するかを考えていきましょう。
白色申告?青色申告?私が白しか選べなかった理由
確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。
ザックリ簡単に説明すると、
・青色申告…しっかりした帳簿付け(複式帳簿)が出来てたら、65万円ほど控除できるからお得だよ。でも、あらかじめ書類を提出してないと青色申告できないよ。
…という感じですね。
白色は簡単な記帳でいいけど、税金をけっこう持っていかれる。青色は記帳がちょい難しいけど、持っていかれる税金の額が白色より少なくなる。ってことです。
なので、青色申告をした方が、金銭的にはお得なんです。
しかしですね、「青色申告をしますよ~」という書類を提出していなかったので、今年は青色申告が出来ません(あらかじめ申請書を出しておかないといけない)。
というのも、「今年もどれくらい稼げるか分からないしなぁ~。税務署まで行くの大変だし、行ったところで65万円を超えるほど稼げるのかねぇ?」って言う気持ちがあったのです。
でも、もし去年に手続きしていたら、今年は確定申告に行くにしても、控除額のお陰でほとんど税金を持って行かれずに済んだんですよね。。。
うーん。もったいない。
でもまぁ、私みたいに個人事業主を始めて、収入のめどが立ってない方の場合、こうなっても仕方ないと思いますよ。
まずは収入を増やす手立てを必死で考えなきゃいけなくて、確定申告のことまで頭が回らないですし。
【最初は白色申告で。その時に一緒に青色申告したいですっていう書類も一緒に提出。次回からは青色で確定申告】っていう流れでいいんじゃないですかね。精神的にはこれが一番楽かなぁとは思います。
”一番お得”ではないですけどね。最初っからそんなあれもこれも完璧にはできないですから…。
必要書類作成の前にまず帳簿をつけよう
じゃぁ、確定申告に向けて書類作成だっ!!
……の前にですね、まずは帳簿を付けていきましょう。まずはここからです。
私の場合、ランサーズとかshinobiライティングなどでの記事作成と、記事作成による広告収入などが主な収入源でした。ライター兼アフィリエイターって感じです。まぁでも主にライターですね。あとはポイントサイトとかアンケートとかのこまごました収入と、不用品をフリマアプリで売ったり中古屋さんに買い取ってもらったりなど。
で、まずは去年の1月から12月までにどれくらいの収入があったのかをまとめなければいけません。
あ、そうそう。一緒にプリンターも用意しておきましょう。
一応、ちゃんとした書類を7年は保管しておかなきゃなので、各サイトの収入(確定金額や実際の振込額など)が記載されているページを印刷しておくことになります。
去年はどれくらい稼げたかな~?と調べるついでにプリントアウトしておきましょう。
まずは去年1年間の収入や経費などをチェック&印刷
各サイトでの、去年の1月から12月までの収入を確認します。
確定申告は、例えば今年は2017年ですけど、2017年の2月~3月の間に申告するのは【2016年の1月から12月までの所得】となりますよ。なので、2月か3月までに去年1年間の分をしっかりまとめておこう!ってことです。
で、チェックしつつ印刷しておきます(別々にやると手間がかかるので)。この収入や経費を印刷したものは、最低でも7年は保管します。
例えばこちらの場合、5月の収入が8,200円、システム利用手数料が1,640円。お金を振り込んでもらうのには手数料はかからないので、2016年の5月:収入が8,200円、経費が1,640円となります。
白色ならばエクセルでの帳簿つけでいいとのことですが、エクセルは持ってないので無理!お安いノートパソコンなもので、入ってないのです。しかももう空き容量が残ってないので、ダウンロードすることもできませんorz
そこで、無料で白色申告が出来る『やよいの白色申告オンライン(画面一番下の「やよいの白色申告オンライン」をクリック)』に無料登録しました。
これでなんとか書類まで作れるようになりましたよ!オンライン上で終わる作業なので、パソコンに空き容量もいりません。助かった…。
38万円以下に抑えるという手もあり
さっきも書きましたが、給与を貰ってない人が在宅ワークなどで稼いだ場合、年間の所得が38万円以下であれば確定申告不要です。
例えば専業主婦の方であれば、月3万円以下くらいの稼ぎに抑えておくと楽かもしれませんね。
今は簡単にオンライン上で記事を書いて送ったりアンケートに答えたりして、ちょっとした小遣い稼ぎならできますし…それに、個人で簡単にネットショップも開けるし、アクセサリーや雑貨なども売ることが出来る時代です。
所得を月々3万円以内に抑えるにしても、毎月3万円ほどプラスしてもらえるならば、全然違いますよね。
年間+36万円あれば、
・ローンを支払う
・子供用の積み立て
・保険代などに使う
・家族旅行
・自分や家族へのご褒美
・たまにはリッチな外食
・何年もかけて貯めて車を買う
・自分や家族の趣味に使う
……などなど、色んな使い道がありますよ。
年間38万円以下ということで、例えば年間の所得を36万円くらいにするとします。その場合は『1日980円』『1週間6,860円』ほどの収入となりますが、それでも全然違いますよね。
1日あたり980円を節約しようとなると、かなり難しいです。ちょっとこのお菓子を我慢、くらいではせいぜい200円や300円くらいしか節約できないですし。
しかし、1日980円だけでいいから稼ごうと思ったら…今の時代、隙間時間を利用して稼ぐことも可能ですからね。
家事の合間にコツコツやってみるのもいいかもしれないですね。
…ってことで、なんとか帳簿付けや書類作成が出来そうなところまできた私。
次の記事では、実際にどうやって帳簿つけをしたか、源泉徴収税額ってなんだ?などについてまとめていきたいと思います。