前の記事からの続きです。
前の記事ではざっくりとした記帳のやり方をまとめましたが、「実際にどういう感じで帳簿付けしてるの?例を知りたいわ」という方向けに、私の場合こうやったよ~という記録をまとめたいと思います。
収入の記帳例、私の場合
例えば私の場合、ランサーズっていうサイトで記事作成やアンケートへの回答をしているのですが、その場合の記帳の仕方の例を紹介しますね。
実際にこんな感じで収入がありました。
恥ずかしいので2か月分だけでご容赦ください…0円の月もあるもので(;´∀`)
2016年5月は8,200円の収入なんですが、ランサーズって手数料も支払わなきゃなんですよ。その手数料が1,640円となってます。
実際に振り込まれるのは8,200-1,640=6,560円になるんですが、一応この場合は『8,200円が収入、1,640円が経費』ということにして記帳するといいようです。ランサーズのどっかのページに書いてあったのを読んだ記憶が。。
なお、私は今回、やよいの白色申告オンラインに無料登録して記帳しています。
ログインして、メニューバー左にある「かんたん取引入力」をクリック。
「収入」のところへ、こんな感じで記入しました↓
実際に確定金額が出るのが毎月末ごろなので、月末が確定日ってことで統一して記入しています。毎月10日ごろに確定金額が出るよっていう場合は、毎月10日を取引日として入力します。
科目は、「売上」っていう項目もありましたが、「雑収入」としてます。何かが売れたって訳でもないですし。
摘要は、自分用メモを書き込むといいですよ。どこどこの報酬とか、そういう感じで統一しましょう。
取引先は、例えばアフィリエイトしている方の場合は、各ASPの会社名ですね。
A8.netの場合は「株式会社ファンコミュニケーションズ」になります。だいたいその会社の「会社概要」などのところに社名が載ってます。
「同じ取引を続けて入力」のところのチェックボックスにチェックを付けておくと、金額と取引日だけ書き換えるだけでよくなるので、入力がとても楽でした。
ポイントサイトの収入の書き方
なお、私はげん玉っていうポイントサイトに参加しているんですが、そこで年間4,000円くらいの収入があります。
白色申告は現金主義っていう意見もあるようですが、正しくは発生主義です。
・記事作成やアフィリエイトなどをする⇒確定金額が出た日が取引日(収入があった日)になる
・ポイントサイトに参加する⇒換金申請をした日が取引日(収入があった日)になる
:現金主義の場合:
・記事作成やアフィリエイトなどをする⇒確定金額が出る⇒入金された日が取引日(収入があった日)になる
・ポイントサイトに参加する⇒換金申請をする⇒入金された日が取引日(収入があった日)になる
げん玉の場合、そのまま換金できないんですよ、ややこしいんだけど。
げん玉でポイントを貯める(10ポイントで1円の計算)
↓
pointechange(ポイントエクスチェンジ)というところにポイントを移動させる(1ポイントで1円の計算になるがまだポイントのまま)
↓
換金(ここでやっと現金になる)
…という感じなんです。
なので、ポイントエクスチェンジで換金申し込みをした日を取引日(収入があった日)として記帳しておきました。
「ポイント通帳」のところにげん玉からポイント移行した記録と、換金した記録が載ってますよ。ここもプリントアウトしておきましょう。
なお、チケットを使って換金しているのでいつも支払手数料は無料です。チケットを使わない場合は手数料がかかりますので、その場合は支払手数料を経費にできますね。
支出の記帳例、私の場合
支出ですが、私の場合は…
・お金を振り込んでもらう時に発生した手数料
・事務手数料だとかシステム利用料などが必要な場合はその金額
・フリマアプリで売った商品の発送料
…を経費として書き込みました。
なお、一番最初に書いた記事に書きましたが、クレジットカード支払いでドメイン費用を支払っているのですが、私の場合は親の家族カードとしてのクレカしか持ってないのです。
この場合は親の支払いになってしまっているので、経費として計上できませんでした。
(実際には親に現金で、自分が使った分の金額を支払っております…が、それを税務署に証明するのは無理なので経費にできませんでした)
自分の口座から引き落としにしている在宅ワーカーさんやアフィリエイターさんの場合、ドメイン費用やサーバー代などは経費として記帳できますので、忘れずに記入してくださいね。
ランサーズの場合、システム利用の手数料がかかりますので、それを経費として計上しています。
科目は「雑費」としました。他にピッタリくる科目が見つからなかったので…。色々調べましたが、これで問題ないようです。
こんな感じで、コツコツと記帳していきました。
全部書き終わったら、プリントアウトしましょう。これは最低7年は保管しておきます。私の場合はそんな場所を取る訳でもないので、ずーっと何十年でも保管しておくつもりです。
あ、これ以外に、各会社の確定金額をプリントアウトしたもの、経費として使ったものの領収証なども一緒に保管しておきましょう。年度ごとにちゃんとまとめておきましょうね。混ざっちゃったらややこしいことこの上ないので。
もしもアフィリエイトの記帳に時間を取られる
「もしもアフィリエイト」というところでもお世話になっているのですが、ここがややこしいのです。
確定金額の一部に10%上乗せで支払ってくれるんですが、実際に振り込まれないと分からないんですよ、この正確な金額が。
で、12月の分が翌年の2月末の振り込みなのです。
なので、振り込みがあってから確定金額と照らし合わせて記帳しなければなりません。2月中に税務署に行ける方が、早く済むので助かるんですが…こればかりは仕方ないですね。
せめて、確定の金額と上乗せ額とが別途分かるようにしてくれると嬉しいのですが…(;´Д`)
とはいえ、上乗せ自体はめっちゃありがたいんですけどね。
記帳の際には、今回は白色申告ですので、実際に振り込まれた分の金額を記帳しておきました。
でも確定金額の画面にある金額と違ってくるのでややこしいですね。あ、もちろん実際に振り込まれた金額が記載されているページも印刷です。私は振込先口座をネットで確認してそのページをプリントアウトしました。
”今月はいくらの振り込みでしたよ~”というメールがもしもアフィリエイトから毎月入るので、それも保存してます。
でもこれ、青色の場合はどう書けばいいんだ?みんなどうしてるんでしょうか。検索かけても記事があんまり出てこないもんで困ってます。
今はいっぱいいっぱいなので、後で考えよう。。
フリマアプリでの稼ぎも記帳しておこう
そうそう。フリマアプリで儲けがあった場合も、記帳します。こちらも雑収入にしておきました。
なお、私の場合は去年はメルカリで1件だけしか売ってないんです。なので記帳は楽でした。
メルカリの「マイページ⇒出品した商品・売却済み」と進むと、「販売手数料、配送料、販売利益」の記載されたページが出ますので、そこを印刷。
「マイページ⇒売上・ポイント⇒売上・振込申請⇒振込申請履歴一覧」へ行くと、申請した日と入金された日と、申請金額や手数料や振込先の口座などが分かりますので、そのページも印刷しました。
↓こんな感じで分かりやすく出てきます
今回は白色申告なので、売り上げが発生した日を取引日として入力、販売した価格をそのまま雑収入の金額として、販売手数料と配送料を経費として入力しました。なお今回の入金手数料は無料でした。
(※白色申告です)
(※やよいの白色申告オンラインを使ってオンラインで記帳してます)
・「収入」のところの書き込み・・・1,3000円の送料込みの商品が売れた日を「取引日」として、「雑収入」が1,3000円とした
・「支出」のところの書き込み・・・商品が売れた日にはすでに販売手数料と送料が出ていたので、商品が売れた日を「取引日」として、「雑費」のところに販売手数料1,300円と入力、「荷造運賃」のところに配送料930円と入力しました。
(13,000(収入)-1,300(経費)-930(経費)=10,770円が実際に振り込まれた金額でした)
なお、記帳の仕方には色々ありますし、税務署の職員さんによっていうことが違うこともしばしばです。私の書き方はあくまで例として挙げているだけなので、参考程度にして下さい。分からないところは税務署や税理士に聞きましょう。
…と、色々ありましたが、やっと記帳を終えましたよー!
次こそ、確定申告に必要な書類を書くことになります。それが書ければ税務署に持って行けばOK!
郵送でもいいらしいんですが、もし万が一書き損じがあった場合にややこしいですからね。持って行きますよ。めっちゃ混んでるけど。
この提出するべき書類も、やよいの白色申告オンラインにてちゃんと作ることが出来ます。
よし、さっそく書類を書くぞ!…というところで、またしても記事が長くなりすぎたので、次回に続きます!!