ある日、ボイセンベリーの枝を見てビックリ。白い粉が付いてるー!!!なんじゃこりゃ?!
粉が付いている場所は、根が張るまで風でグラグラ揺れないよう、支柱を立ててビニールタイで結んでいた部分です。前日は風がかなり強かったため、余裕をもって結んであったビニールタイの間で枝が揺れて、スレて枝が傷ついてしまっていました。
その傷口から、白い粉が出てきているような感じでくっついています。
カイガラムシなのか?触って調べてみた
とりあえず、これ以上枝が傷つかないように、ビニタイはやめてヘアゴムで支柱にくくり付けることにしました。
これは輪っか状になったヘアゴムを切ったものなんですが、伸縮性があるし柔らかいしで、結ぶのにちょうど良かったです。
この白い粉は何なんだろうと調べてみましたが、まず出てきた原因が『カイガラムシ』でした。
カイガラムシ(介殻虫、学名:Coccoidea)は、カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫の総称。果樹や鑑賞樹木の重要な害虫となるものが多く含まれるとともに、いくつかの種で分泌する体被覆物質や体内に蓄積される色素が重要な経済資源ともなっている分類群である。
出典:wikipedia
めっちゃ分かりやすく言うと、植物にくっついて悪さをする虫の一種です。
カイガラムシにも色々な種類があるんですが、白い粉を噴いたように見えるものもいます。我が家の背が低めの生垣に使っている植物(祖母が植えたため名前が分からない)にカイガラムシが大量発生したことがあるんですが、枝が真っ白になっていました。
しかし、見たところ虫ではないようです。
というのも、触るとカチカチに硬くて、何より動かないからです。カイガラムシなら動いて逃げますから…めっちゃ跳ね飛ぶんですよね。
じゃぁ一体何なんだろう?少なくとも生き物ではないし…
肥料成分が枝から出て固まった?
こちらの写真は、ブラックベリーです。ここだけ、少しですが同じく白い粉が付いていました。
ここは昨日、黄色くなった葉っぱをちぎったところです。ってことは、ボイセンベリーの枝もそうでしたが、傷口から出ているっぽい感じですね。つまりは枝の中から出てきた何かってことなのでしょうか。
もっと調べてみると、ブルーベリーで同じような現象が起こるんだということが判明しました。
なんでも、肥料成分が結晶化すると、こんな風に白い粉が付くことがあるんだとか。
ブラックベリーもボイセンベリーも、植えつけたのは今月です。しかもまだ新芽も伸びてなくて、届いたままの状態をキープしているので、根っこは育ってきてるかもですが、見た目は全然育ってません。
なので、肥料はもちろんやってないです。追肥ももちろん一切なしです。
考えられるのは、培養土ですね。
『元肥配合済みでそのまま使えます』と書かれています。
原料を見てみると…『赤玉土 中粒・バーク堆肥・鹿沼土(小・中)・軽石砂 小粒・ココピート・ピートモス・化成肥料』と書かれています。
・・・・・・化成肥料!!
確かさっきあちこち調べた時に、化成肥料を追肥したところ白い粉が出たというブログ記事がありました。
多分、これですね。化成肥料の成分が、枝の傷口から出たんだと思います。それが固まったということなんじゃないでしょうか。
雨の日には何もなくなっていたのを確認
こちらは、雨の日に撮影した写真です。白い粉がないですよね。
何でも、雨で溶ける場合は、肥料成分が結晶化したもので間違いないとのことで…これはもう、間違いないですね!
雨がやんでしばらく経つと、また白い粉が出ていました↓
触ると、やはり硬いです。カリカリです。
それにしても、うどんこ病やカイガラムシではなくてよかったです。
もし追肥をしている場合は、固形肥料であれば取り除くなどするといいようですが、私の場合は培養土に入っていた肥料ですからね。取り除きようがないので、このまま見守ろうと思います。
なお、ビニタイでスレてできた傷は、数日でかなり塞がってきています。治癒能力が高いんですね。丈夫なんだなぁ
ブラックベリーの粉は消えました
ブラックベリーの方の白い粉ですが、最初から少量しか付いてなかったのもあって、雨が降った後は消えてなくなりました。
ボイセンベリーの枝にビニールタイでついた傷がけっこう大きかったので、たくさん肥料成分が外に出ちゃったのかもしれません。傷が完全に塞がれば、もう出てこなくなると思うんですが。
参考までに、白い粉をアップで写した写真をもう一枚、載せておきますね。
こんな感じです。
そんなこんなで、ボイセンベリーとブラックベリーの枝に着いた謎の白い粉についての記事でした。
もうじき3月になり気温も上がってくるので、新芽がどんどん大きく育ってくれるのが楽しみです(*´▽`*)