どうも!メダカを飼っておりますchicacoです。
水槽用に使う水は、薬剤を使用したり屋外で放置したり、浄水器を使うなど色んな方法でカルキ抜きをしますよね。
私は2リットルのペットボトルに水道水を入れて、太陽光に何日か当てたものを水替えの時に水槽へ入れたり、蒸発した分の足し水として使用しています。
でも、ここで気になることが…
「これ、本当に間違いなく塩素は抜けてるのかな?」
冬が終わると徐々に暖かくなっていきますが、急に気温が上がると水道水に入れる塩素の量も増えるという話を聞きました。それもあって、やはり年間を通しての水道水の塩素量を知りたいと考えたのです。
そして、どれくらいの日数、外に出しておけばいいのか?を知るためにも、実際に塩素の量を調べるお薬を使って実験してみることにしました。
なお、お住まいの地域によって塩素量に違いがあるので、気になる方は地域の水道局のホームページで確認してみて下さい。「○○市 水道局」などのワードで検索すると出てきますよ~。
水道局の水質調査結果を調べてみた
今回買ったのがこちら。スドーの塩素チェッカーです。
液体状の検査薬が入っていて、それを水と混ぜることでどれくらい塩素が含まれた水なのかを調べます。
…とその前に、まずは自分が住んでいるところの年間の残留塩素量の推移をチェックしたいと思います。水道局の調査結果のところで誰でも見られますよ。
私が住む地域の水道水の残留塩素量を調べてみると、去年の一番暑い時期で0,93mg/L、去年の12月中頃が0,73mg/hでした。
ではでは、1月現在の我が家の水道水の残留塩素量を計ってみたいと思います。
水道水の残留塩素量を塩素チェッカーで測る
↑塩素チェッカーの中身がこちら。
水を入れる透明の入れ物、塩素量によってどんな色に変化するかを書いているシート、水道水に混ぜる検査薬です。
もちろん筒状のところは外せます。
ここを外して水道水で洗い、水道水を5ccの線まで入れてます。……これが、予想外に難しい(;´∀`)
入れすぎたり減らしすぎたりしつつ、今回は水道水をそのまんま調べたいので、水道から直で水を取ってきました。で、そこに検査薬を2滴入れてフタを閉めて、振ります。
するとすぐに色が変わりました↓
……思ってたより、色で見分けるのって難しいかも。。なんとも微妙な色合いです。
でも水槽に入れるのは塩素が0じゃないとダメな訳だから、色が付くのか色がつかないのかで判断すればいいので、色の読み間違いでどうなるってことは無いのでそこは安心です。
だいたい、0,3~0,35mg/Lなのかな?0,4のところより色が薄いので。今はめっちゃ寒い時期なので、塩素もほとんど入ってないのかもしれないですね。
屋外でカルキ抜きした水道水の塩素量を計る
今度は、2Lのペットボトルに水道水を入れて、屋外に6日ほど置いておいた水を調べます。
調べたい水で入れ物を洗ったあとですが、その水は捨てて下さいね。新たに調べたい水を5cc入れます。で、そこに塩素チェッカーを2滴入れて振ると……
完全に透明です!一切色が変わりませんでした。
冬は太陽光も弱いし曇りや雨の日も多いので、もしかしてちゃんとカルキが抜けてない可能性があるのでは…?と心配していましたが、さすがに6日も外へ置いておいたらカルキ抜きはちゃんとできていました。
次は3日ほど屋外へ置いておいた水を調べましたが……
やはり抜けきってますね。
ってことは…冬場でも3日間屋外に置いておけば、カルキは抜けてるってことか。
あ、もちろん地域によりますからね!塩素が多めに入ってる地域もあるかもしれないので、そこは注意です。
カルキが抜けているかどうか調べられるのは良いなぁ
塩素って、まだ残ってるんだか残ってないんだか、見ても全然分からないじゃないですか。
それで、大丈夫かな?どれくらいで抜けるのかな?実はこのペットボトル、UVカット機能が入ってたらどうしよう……とか色々心配してたんです。
でも、実際にこうやって調べてみたことでスッキリ解決しました!
何度か調べていくことで、だいたいこの時期なら何日くらいでカルキが抜けきるかということが分かってくるので、思った以上に「検査薬を買って調べてみて良かったなぁ」と感じています。
特に夏の初めの急に暑くなる時期は、塩素の量がグンと上がることもあるらしいのです。
暑さのせいで水が腐らないよう、塩素を多めに入れるみたいなんですよね。気温が急に高くなった日って。
塩素チェッカーがあればそんな時でもすぐ調べられますし、今回私が買ったものだと100回調べることが出来るので、今年中は間違いなくもちます。なので、春や初夏、真夏など色んなタイミングで残留塩素量を調べてみたいなと思います。
そんなこんなで、我が家の水道水の塩素量や、メダカ用に使っている水のカルキ抜きはちゃんとできているか?を調べてみたお話し(冬バージョン)でした。