浴室のタイル床をDIYで補修したよ!貼り方や目地材の入れ方まとめ

お風呂場の床の写真です。

そうなんですよ…タイルが剥がれちゃってるんです(;゚Д゚)!!!

以前は別の場所が剥がれたんですが、その時は修理業者さんを呼んでウン万円かかったんですよね、費用が。まぁその時はもっと広範囲で剥がれていたっていうのもありますけども。

ほんの一部だけしかハゲてないし、かといって修理しない訳にもいかない。

でも業者を呼ぶほどでもないので、DIYで補修しよう!と思い立って、さっそくやってみました。

タイル貼りの補修の手順

まずは、剥がれたタイルを貼り直さないといけません。捨てちゃった場合は、別途買い直しましょう(私は買い直しました)。

広範囲ならシート状のタイル、狭い範囲ならバラ売りのタイルを買います。シート状のはそのままくっつければいいので楽ですよ~。私は今回はバラ売りの玉石タイルを1つずつ貼りつけます。

今回私が使うのは『タイルエース』です!

ホームセンターでタイル用接着剤を探したんですが、お風呂みたいに水がかかるところは、ちゃんと浴室用と書かれたものを買うといいです。乾くまでにかかる時間が短めなので。

浴室のタイルを貼りなおすまでの手順は、以下の通りです。

・剥がれたタイルをよく乾かしておく
・剥がれたタイルがない場合は、タイルを買っておく

・タイルを貼るところを洗って乾かしておく
・浴室用のタイル接着剤を使って、タイルを貼りつける
・ズレないようテープで固定してから接着剤を乾かす(接着剤によって硬化時間は異なります)

・目地材を入れる
・ある程度乾いたら濡れタオルで余分な目地材を拭き取る
・よく乾かす

こんな感じの手順で進みます。

目地材も、商品によって硬化時間がかなり違ってきます。「水をかけてよくなるまで1週間」という目地材もありましたので、買う前に必ず『硬化時間・水をかけてもいいかどうか・水をかけてよくなるまでの時間』などが書かれていないか、しっかり説明を読みましょう。

どの商品もだいたい、外箱に詳しくそういった情報が書かれてましたよ。

タイルの裏に接着剤を塗り、貼りつけていく

さっそくタイルを貼りつけていきます。説明のイラスト通りに塗ってみました。

タイルの剥げたコンクリート床に貼りつけていきます。右に左に少しグリグリしてくっつけます。

↑グリグリしているところ。

このタイルエースをもってしても、気温23度ほどで24時間は硬化時間が必要らしい。

なので、「朝早くに作業⇒翌朝に目地入れ⇒夜に入浴」という流れで補修の予定を立てました。1日だけお風呂入れずです。今は冬で寒いのでOKですが、夏だとちょっときついですね。

↑いちいち線状に出すのも面倒なので、2枚目以降はこんな感じで接着剤を塗ってました。

マスキングテープで留めて乾燥させる

全ての玉石タイルを貼り終えたところです。

シート状のものではなくてバラ売りのものなので、どの色をどう並べたらいいか考えるのが大変でした。なかなかうまく並べられたかなぁ?

トイレの床の補修時に使った余りのマスキングテープで、タイルを貼りつけてから乾かします。

床なので動かないとは思ったけど、一応、説明通りにやってみた。

あ、もちろん床じゃなくて壁にタイルを貼る人には必須ですよ!乾くまでの間にペロッと落ちてきちゃったら困りますからね。

27時間後、目地材を入れていくよ

翌朝の10時ごろなので、27時間ほど乾かしたことになります。さて、接着剤も乾いたので、次は目地材を入れましょう。

使うのは、この前にトイレの床に使った目地材の残りです。商品名は『抗菌タイル目地材』。

硬化時間の目安は6時間~12時間とのことなので、やっぱり朝からやった方がいいですね。

さて、塗っていきましょう。

あ、そうそう。これ、かなりしっかり目に練って下さいね。

普通に混ざっただけじゃ練り足りないです。目地入れした時に粉っぽい感じにガサガサのボソボソになる場合、練りが足りていません。ちゃんと練れてないと硬化不良になる場合もあるので、なめらかになるまでしっかり練り込みましょう。

全力で2分ほど混ぜまくると、いい感じになめらかになりましたよ。

ヘラでしっかりと隙間に詰め込んでいこう

目地材をドーンとかけて、ヘラで隙間へ押し込んでいきます。

この時、すきまが埋まるだけじゃダメなんです。ヘラを前後に動かす&左右に動かすことで、あらゆる角度から目地材を詰め込んでください。でないと後で小さい穴が開いたりしますので。

隙間は複雑な形をしてますから、しっかりとグイグイ詰め込む・押し込む感じでやってみて下さい。

目地材が隙間に入れられたら、余分な目地材をできるだけヘラでこそげ取ります。それをまた隙間に詰めていきます。

それが終わると上の写真のような感じになります。

このまま30分~50分ほど乾かしてから、タイルの上の目地材を【硬く絞ったタオル】で拭き取ります。

けっこうキレイに仕上がりましたよ!

これは目地材を入れて40分ほどで、硬く絞ったタオルで軽く拭き取ったところです。

けっこう大量に余分な目地材が取れますが、これは仕方ないです。もったいなくないです。こうしないとキレイに仕上がらないので、ここはケチれません。

さらに2時間ほど乾かした後、もう一度、硬く絞ったタオルで軽く拭き取りました。

タイルの上に薄くついていた目地材も取れて、タイルの輝きが出ました。

近くで見るとこんな感じです。プロにはかないませんが、DIYでこれくらい補修できればいい感じなんじゃないでしょうか(*´▽`*)

……と、そんなこんなで浴室のタイル床の補修が無事に終わりました!やった~!!

今はDIYが流行ってますが、そのお陰で色んな商品が出てきているので、自分で家のあちこちを補修できて助かりますね。

乾かす時間は必要ですが、やること自体はそんなに複雑でもないし、やってみると案外うまくできるものなんだなと思いました。修理業者を頼むと高いし…って方は、一度自分で挑戦してみてもいいかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする