しいたけ栽培3日目にして青カビ発生&身が割れた!原因は?!

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『もりのしいたけ農園』というシイタケ栽培キットを購入し、育て始めること3日目にして…なんと…青カビが発生しましたー!しかもシイタケの実がバキバキに割れてるっていうか裂けてる?みたいな感じに……(;゚Д゚)!!!

なんでー?!とショックを受けつつ色々調べてみたので、原因とその対処法をまとめます。

(届いて育て始めるまでの記事はこちら)

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アオカビは乾燥?加湿のし過ぎ?どっち??

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ネットで調べてみると、シイタケ栽培キットを販売しているところのサイトには、「乾燥が原因」だと書いていました。

また別のシイタケ栽培キットを販売しているところのサイトには、「加湿のし過ぎが原因」と書かれていました。

・・・・・・・・・・どっちやねん!Σ(゚д゚lll)

なんてこった。意見が真っ二つに割れてしまいました。

しかもどちらも栽培キットを販売している、いわばシイタケのプロなのです。それがこんなに正反対の意見に分かれるとは。。。。

乾燥ゾーンと潤いゾーンがあった

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しょうがないので、青カビが生えたところを触って自分で確かめてみました。すると、カサカサです!そう、乾燥しているのです!!

えっ?1日4回も5回も霧吹きしてるのに、なんで??

…と思ったんですが、水がかかってしっとり潤っているゾーンと、なぜかカッサカサに乾燥しているゾーンに分かれていたのです。上手く霧吹きで万遍なく水をかけられていなかったのかもしれません。

あんまり水をかけすぎると容器の底に水が溜まるので、それが嫌で、全体的に3回か4回の霧吹きをしていたんですが、どうやら水のかかっていなかったゾーンが一部あったようです

そして今回、そこに青カビが発生していました。

対処をどうしたかも書きたいのですが、先にシイタケの割れについてもササッとまとめますね。

シイタケの身が割れてるっていうか裂けてる?

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↑写真で見ると分かりますが、生えてきたシイタケさんたちが、割れてるっていうか裂けてる?数年前にやった栽培の時は、ここまで裂けるというか、ささくれだっていなかったはず。

で、またしてもネットで調べました。

便利ですよねー。わざわざ大きい図書館へ行って調べる手間も必要ないなんて、文明万歳です。

ってまぁそれはいいとして、調べた結果ですね、『湿度が足りないと割れる』という結果がでてまいりました。

これって…青カビと合わせて考えると……我が家のシイタケの菌床、乾燥気味ってことなんですね。

湿度が足りず、乾燥してしまい、特に乾燥の激しい部分に青カビが発生し、生えたシイタケの芽たちは割れてきている、ということのようです。

では、今回そうなった原因をまとめていきます。

適温より少し低めがカビづらくて良い

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まず、置き場所です。

しいたけ栽培には「夜間18度以下、日中20~23度」が適温と書かれていましたので、リビングに置いていました。リビングは日中は暖房で暖かく23度くらい、夜間は15度くらいになるのでちょうどいいと思ったのです。

しかし、思った以上に暖房による乾燥が激しかったようです。そして、日中は23度を超えることもありました。

青かびは、温度が高いと生えやすいそうです。ということは、カビないようにするには、適温よりもうちょっと低いところで育てるのがいいのかもしれません。

やはりプロではないですから、カビさせないって言っても難しいです。

なら、カビが生えにくい低い温度、例えば日中でも20度を超えない場所など、そういう場所がいいのでは?と考え、リビングから使用されていない部屋へと菌床を運び出しました。

温度が日中でも18度ほどまでしか上がらないため、シイタケが育つのは遅くなるかもしれませんが、でもその代わり青かびは生えにくくなるでしょう。

生えたての青かびは、流水で洗い流してから菌床を乾燥させるといいと書いてあったのですが、もうすでにたくさん芽が出ている状態なので、それはできません。

なので、塗れたティッシュで拭きとり、青かびっぽいものが付着した芽は、指でほじって取り除きました

そして部屋を移動させた次の日、青かびはもう見えなくなっていました!

なお、なぜか分かりませんが、青カビの生えているところだけ、全くシイタケの芽が出ません。なんでだろう?

容器の隙間が多い?とりあえずふさいでみたが…

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↑今回、シイタケ栽培用の透明の容器の付いたキットを買いました。

写真にあるように、蓋の上部が開いています。また、横部分にも3カ所開いているところがあります。

湿気すぎるのを防ぐためだと思われますが、リビングに置いたため、乾燥がかなり酷い状態にあったと思われ、その状態でさらに穴が開いていたために、どんどん菌床も乾燥したのでは?と思いました。

そこで、上部の穴をサランラップでふさぎました。

最初に水に沈めたらよかったかも

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6月~9月の高温期は、最初に30分ほど菌床全体を水に沈めるといいらしいです。でももう11月なので、流水で洗うだけにしました(そう書いてあったので)。

でもね、霧吹きで水をかけまくっても、けっこう乾燥するんです。部屋を移動しても、容器上部の穴をふさいでも、乾燥しやすいです。夜寝る前にたっぷり水を吹きかけても、朝起きると若干ですが乾燥しかけてます。

ってことは、最初に浸水作業をして、たっぷりと菌床全体に水を与えていれば、ここまで乾燥しなかったのでは?って思いました。

確か私が1回目のシイタケ栽培をしたものは、届いてすぐ2時間ほど浸水した記憶があります。

浸水作業してはいけないってことじゃないでしょうし、他社のキットでは最初に浸水作業をしてくれと書かれてましたので、必ずやるようにした方が乾燥しなくていいんじゃない?と思ました。

今回の私の対処法まとめ

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・青カビは流水で洗い流し、その後容器の蓋をせず乾燥させればなくなるとのこと
・今回、シイタケの芽がたくさん出ていて洗ったり乾燥させたりできなかったため、塗れたティッシュで拭きとり、カビの付いた芽を取り去った

・青カビは乾燥と室温の高さが原因と思われる
・シイタケの割れは乾燥が原因と思われる

・菌床が届くとすぐに必ず浸水作業をしておくと良いと思う
・もう育て始めている場合は、乾燥に注意して毎日何度も乾燥していないか確認すること
・水を吹きかけて容器の底にたまった水は、ティッシュなどで拭き取っておくこと
・乾燥が激しい場合、容器上部の穴をサランラップなどでふさぐ

・青カビの付いた芽を取り去った際の、シイタケの根元部分の身のところはカビやすいので注意する

関連記事:シイタケ栽培キットが届いてから育て始めるまでの記録

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