ニワトリを2羽飼っていた私の飼育方法まとめ。屋外編

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どうもこんにちは。庭と使っていない方の玄関で、鶏を2羽飼っていたchicacoです。

ボリスブラウンと烏骨鶏を1羽ずつペットとして可愛がっていたのですが、前回の記事ではボリスブラウンと烏骨鶏の違い、ヒヨコの飼い方などを写真付きでまとめました。

その続きということで、大人の羽が生えそろい、屋外で飼えるようになってからの鶏の飼育方法を、具体的にまとめていきたいと思います。

室内で飼う場合、屋外で飼う場合と分けて書いていきますので、よかったら参考にしてみて下さいね~。

今回は屋外編です!

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鶏を庭など屋外で飼育してみよう

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我が家では、日中は庭で、夜間は使っていない方の第2玄関で鶏を飼っていました。

ニワトリを飼うといえば、外で飼う方が断然飼いやすいです。というのも、汚れないからです。

太陽光にもあたりますし、土があれば1日じゅうつついて遊んでます。走り回るので体力もつきますし、自然の虫も好きにつついて食べられます。

ニワトリを外で飼う場合、まず気を付けなければならないのは、天敵対策です。

・カラス
・トンビ
・ヘビ
・野良猫
・野良犬
・イノシシ
・タヌキ
・イタチ

……などなど、我が家は山の中に住んでいるので、天敵は山ほどいました。

実際に襲われかけたのはヘビ・野良猫・トンビですね。対策していたので大丈夫ではありましたが、外には危険がいっぱいです。十分に人間が対策しておいてあげなければなりません。

フェンスやネットで対策を

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ホームセンターなどに、5mほどの大きいサイズの防獣ネットが売っています。

我が家の庭の一部は、頑丈なフェンスで囲ってありました(以前、大型犬を飼っていたため)。下側はコンクリートなので、土を掘って侵入される恐れもありません。

野鳥対策として、そのフェンスの上部分に防獣ネットを張りました(トンビ対策)。

もしもこういった飼うスペースがない場合は、柵を作って囲み、その上にネットを張るなどしてあげて下さい。

夜間も外に置いて置く場合は、土を掘ってフェンスの下から侵入する動物もいますので、下側だけでもコンクリートブロックなどを使うようにしましょう。

例えば土の庭に飼育スペースを作る場合は、こんな感じです↓

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土を15cmほど掘って、そこにコンクリートブロックを入れ、さらにもう1段積み上げて、その上にフェンスを立てるといった形です。こうすると土を掘って下から侵入することはできません。

また、フェンスはできれば目の細かめのものがオススメです。

というのも、目が大きいと猫の手や蛇が通り抜けてしまいますので……。フェンス越しに野良猫に、烏骨鶏を引っ掻かれたことがあるのでご用心を(その後、フェンスに重ねて目の細かい網を張り巡らせました)。

夜間の鶏の様子をチェックすべし

ニワトリは安全のために、夜暗くなってくると高い場所へ上ります。

我が家も飼育スペースに日よけ対策で、よしずを犬小屋に立てかけていたんです(フェンスで囲った飼育スペース内に犬小屋が置かれていました)。

すると、鶏たちがよしずを上ってしまい、上側に張っていたネットに首を突っ込んだ状態になってたんです。

ちょうどこんな感じでした↓

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こまめに様子を見に行っていたのですぐにネットを切って何事もなく済んだのですが、あのまま1晩経っていたらと思うと恐ろしいです。

もし、鶏の飼育スペース内に足場がある場合(木などもそうです)、暗くなるとニワトリたちが登ると思います。登った先に何かニワトリに危険の及ぶものがないか、確認しておいてください。

ネットは必ず、足場になるものに登っても届かない場所に張って下さい(ネットは経年劣化でたわんで垂れさがったりするのでご注意を)。

飼い始めの時は何があるか分からないので、必ず日に何度かニワトリの様子を見に行ってあげて下さいね。

少なくとも外で飼い始めた日から3日間ほどは必ず毎日、日が暮れてから懐中電灯などを使って様子を見に行ってあげて下さい。

エサは何をあげたらいい?

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エサですが、生後0日~4週間ほどは、ヒヨコの餌でOKです。

その後は成鶏用のエサをあげましょう。ホームセンターなどにもあるし、amazonや楽天など通販でも売ってます。

我が家で卵を産み始めるまでに与えていた、成鶏用のエサはこちら↓

卵を産み始めたら、卵用のエサも売ってますので、そちらに切り替えましょう。カルシウムなど卵を産むために必要な成分を入れてくれてます。

我が家の鶏たちが好んで食べていたのは↓こちらのエサです。

ニワトリ用のエサの中では高いものですが、やっぱり高いものの方が美味しいようで、このエサをずーっと食べていました。

好みがあるようで、いらないところだけ残すという贅沢ぶりでした^^;

基本的にこういった市販の飼料だけで問題なく育ちますが、無農薬で育てた葉野菜があるなら、それをあげると大喜びしますよ。

また、青虫やカエル、カマキリやバッタ、ミミズや地中にいる幼虫なども大好物です。

それから、実はそうめんなどの麺類も大好きです。そうめんは塩や油が付いてるので、冷や麦の方がいいですね。塩気のあるものはあげすぎ注意です。

我が家では、小麦粉をぬるま湯でこねたものを薄く伸ばし、お湯でゆでてから水で洗ってぬめりを取り、細切りにしてオヤツにしていました。面倒ですが、塩分一切なしなので、市販のそうめんをやるよりは動物の体には良かったのではないかなと思います。

我が家であげていた餌をまとめてみた

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・ヒヨコのエサ(生後4週間ほどまで)
・採卵用の鶏のエサ(卵を産んでいる間のみ)
・成鶏用のエサ(生後4から5週間後~卵を産むまで&卵を産まなくなってから)

・庭で無農薬で育てたホウレンソウやキャベツ、白菜、ラディッシュの葉っぱなど
・庭に生えている雑草(特にカラスノエンドウの葉っぱと若い実が好きでした)
・スイカ、巨峰、リンゴ、ナシ

・ミミズ、青虫、しゃくとり虫、カマキリ、バッタ、コガネムシの幼虫、カエル(ちょうど庭を通りがかったカエルをたたきつけまくって丸飲みしてました)

なお、カタツムリはやらない方がいいです。

べたべたしてくちばしにくっつくので飲み込み辛く、烏骨鶏は口も小さいので、飲み込めないし出てこないしみたいになっちゃって、アワアワしてたのを急いで助けたという出来事がありました。

ネバネバ過ぎてどうにもならなかったみたいです(私が手で取り除きました)。

また、寄生虫が寄生している場合もあるようなので、我が家ではカタツムリはあげませんでした。

ただ飼育スペース内に勝手に入ってきたものは食べちゃっていたようですが…これはさすがにどうしようもないですね。

草が生えてれば勝手に食べますし、その辺に生えている草を引っこ抜いて持って行ってあげても構いません。ただ、肥料をあげている土で育ったものは、肥料入りの土が付着しないように気を付けて、葉っぱだけあげてください。

寒い冬はどうすればいい?防寒対策

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冬ですが、我が家は関西在住で、雪が降らない地域に住んでいます。

それでもさすがに2月などは寒かったようで、朝になると「外に出して~!」とコッココッコ鳴くんですよ。それで「外は寒いよ?いいの?」と言うんですが、出せっていうので庭に出すんです。

すると1時間ほどで外から「クォオオオー!」と言って私を呼ぶんです。「寒いから家に帰る~!」って。

なので冬場は、ほとんど第2玄関で過ごしてましたね。冬場だけは室内飼いって感じでした。ちなみに使わないまま放置されていた猫用ケージに無農薬のもみ殻を入れて、屋内飼育スペースとしていましたので、わりと温かかったみたいです。

↑こういうやつです。猫用で2段になっていたので、上側の床を取り外して使っていました。

もしもみ殻などの床材を入れている場合、羽繕いの時にめっちゃ飛び散るので要注意です。我が家では、下側はもみ殻が飛び出さないようにプラスチックダンボールで覆っていました。

もしも冬場でもずっと外に置いておく場合は、少なくとも犬小屋的なものが必要です。屋根と四方を囲う壁ですね。でないと風が冷たいですし、雪が降る場所であれば雪に埋もれてしまいますから。

我が家では風よけと雨除けに、もともといた犬用の小屋を置きっぱなしにしていて、中にはもみ殻を敷き詰めていました。

飲み水も冷たくなるので、飲み水は小屋の中に入れておいた方がいいです。ひっくり返らないような場所に置きましょう。水で小屋が濡れたら寒いですから。

もし何羽かまとめて飼っているなら、お互いに身を寄せ合って暖を取れるんですが…もし1羽だけでの飼育の場合、スペースもそんなに取りませんからせめて玄関や勝手口に入れてあげるといいかなと思います。

簡単なケージであれば、100均にあるワイヤーネットを買って来て組み合わせるだけでも作れますから。

さてさて、次は屋内飼育編です。水の入れ物やエサ入れについてもこちらにまとめる予定です。

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