50代の叔母さんがまだガラケーを使っているそうなのですが、携帯代が高くて何とかしたいそうなのです。
で、格安スマホにしてみたいということなのですが、「そもそもどのスマホ本体を選んだらいいか分からないorz」とのこと。
必死であれこれ説明したのですが、なかなか難しいようで、、、
とりあえず初めてスマホを買うなら4つの項目だけチェックしてみて!ということを伝えました。
せっかくなので、この記事にも叔母さんに説明したことをまとめてみたいと思います。
以下のような人向けです。
・だいたいでいいのでスペックの見方を知りたい※
・スマホ初心者でも分かりやすいスマホの選び方が知りたい
※スペック・・・スマホの性能
初心者さんはスマホのスペックのココを見てみて
どんなスマホがあるかな~と見てみると、『スペック』という情報があるかと思います。
スペックというのは性能のことで、このスマホはこれくらいの性能ですよ~という情報が載っているのです。
ですが、ズラズラと色んな情報が並んでいて分からないですよね。
私的に、初めてスマホを持つよという方にオススメなのは、以下の4項目だけ調べるという方法です。
2、プロセッサー/動作周波数(CPU)
3、メインメモリ/記録装置
4、バッテリー容量
なお、初心者さん向け情報ということで、ゲーム用の高スペックのスマホの選び方については書いておりません。
あくまでガラケーの時みたいな使い方ができればそれでいい、LINEなどのちょっとしたアプリを使うだけでいい、という人向けです。
なお、スマホゲームをバリバリ楽しみたい方には、iPadの第6世代(スマホじゃなくてタブレットです)がオススメです。
プラットフォームの見方
プラットフォームというのは、iOSかandroidかなど、パソコンでいうところのOSということです。
iPhoneは初心者さんにはもったいないので、androidがオススメです。
iPhoneは高いですし高スペックです。3Dゲームをサクサクしたい、ゲーム用に使いたいという方以外の初心者さんにはオススメしません。
プラットフォームの欄には「Android 7.1.1」などと表記されてますが、数字が大きいほど最新だということになります。
スマホというのは、プラットフォームが最新でなくても基本的には問題ないので、一番大きい数字でなくても使えます。
ただ、同じ価格帯で選ぶのであれば、androidの後ろの数字が大きい方がいいです。
プロセッサー/動作周波数の見方
プロセッサー/動作周波数は、『CPU』と書かれていることもありますが、同じ意味です。
「QualcommR Snapdragon 430 オクタコア 1.4GHz」という感じで表記されています。
基本的には Snapdragon 430 の数字のところを見てください。数字が大きいほど性能が高く、サクサク動きます。
ただ、ラインをするとかメールをする、電話をしたりネット検索をするなど、これくらいしか使わない場合は、数字が低くても問題ありません。
母は『AQUOS SH-RM02』という機種を持っていますが、CPUは「Qualcomm Snapdragon 400 MSM8926クアッドコア1.2GHz」です。
Snapdragon 400でも十分、母の用途には対応できています。
(2Dのパズルゲーム、TANTANとツムツムは問題なくプレイできています。LINEも問題なく使えています。ただ性能低めなのでゲーム向きではないです)
……ということで、Snapdragon(スナップドラゴン)なら、初心者さんは400もあれば問題ないと思います。
スナップドラゴン以外で有名なのはKirin(キリン)です。
「HUAWEI Kirin655 オクタコア(4×2.1GHz+4×1.7GHz)」という風に表記されています。
これもKirinの後ろの数字が大きい方が高性能です。600もあれば初心者さんには多すぎるくらいです。
クアッドコアとかオクタコア、その後ろの数字(1.7GHzなど)は、スルーで大丈夫です。
ここまで見ようと思ったら難しいですので、「Snapdragon」や「Kirin」のすぐ後ろの数字だけ見てください。
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メインメモリ/記録装置の見方
メインメモリ:2GB
記録装置:16GB
……という感じで表記されています。
よく聞く例えなのですが、「メインメモリは作業台」「記録装置は本棚」です。
記録装置が大きいほど、たくさんの写真や音楽、アプリをスマホに入れておくことができます。
メインメモリが小さすぎると、作業がちゃんと出来ません。大きい方があれもこれも作業が捗ります。
ただ、初心者さんなら「メインメモリ2GB」「記録装置16GB」でも問題ありません。あまりアプリを入れない&写真や動画を撮影しないことが前提ですが…。
もしも写真や動画をあれこれ撮りたいわということなら、記録装置が32GBのものを選んでください。
メインメモリハ2GBで問題ありません。
最近は安くてもメインメモリが3GBのものもありますので、価格的に高すぎなければメインメモリ3GBを選んだ方がいいかと思います。
ただ、基本は初心者さんならメインメモリ2GBでイケます。
メインメモリや記録装置の数が大きいほど性能が上がり、値段も上がります。
バッテリー容量の見方
バッテリー容量は、1回充電したらどれくらい持つか、ということが分かります。
「4,100mAh」という感じで表記されています。
これも数字が大きいほど、容量が大きいということになります。
私のスマホは2300mAhなので、あんまり持ちがよくないです。それでも丸3年使ってますが。
(現在は1日3回から4回充電してますが、バッテリーは使い続けると劣化するものなのでこれは仕方ないことです)
できれば3,000mAhあるといいです。
最低でも2,500mAhくらいあるといいかなと思います。
ちなみに母のスマホのバッテリー容量は「2,450mAh」です。丸2年使って、1日2回充電してます。
そこそこ2Dのパズルゲームをやっていて1日2回なので、ゲームをしない方ならもうちょい持つかも。
だいたいの選び方の目安、まとめ
スマホ本体の値段と一緒に、以上の4項目を見比べてもらうと、初心者さんでもどのスマホを選んだらいいか分かりやすいかなと思います。
値段が一緒くらいなら、スペックが高いのを選んだ方がいいです。
値段が高い方が低スペックだったりすることもあるので、値段だけで選ぶよりは、だいたいでいいので4項目を見比べてみて下さい。
プラットフォームですが、上にも書きましたがiOSではなくandroidを選びましょう。
iPhoneは高いですし高性能なので、スマホというものを使いこなせるようになってから買いましょう。
基本、安いスマホのプラットフォームはandroidと思って下さい。
今(2018年)ならだいたい6以上、出来れば7が選べたらいいかと思います。
・・・Android最低6か、出来たら7
2、プロセッサー/動作周波数(CPU)
・・・Snapdragonなら「400」あればOK
3、メインメモリ/記録装置
・・・メインメモリ2GBでもOKだが同価格帯なら3GBがいい。記録装置は写真や動画を多く撮らないなら16GBでもOK、32GBあればかなり余裕がある
4、バッテリー容量
・・・最低でも2,400mAhは欲しい。できたら3,000mAhあるとよい
↑こんな感じで選んでもらったらいいかと思います。
実際の機種のスペックを見てみる
1万円台~2万円ちょいで買えるSIMフリースマホだと、こういう機種があります。
プラットフォーム:Android™ 7.0
プロセッサー/動作周波数:Qualcomm Snapdragon 210 MSM8909 クアッドコア 1.1GHz
メインメモリ/記録装置:2GB/16GB
バッテリー容量:2,400 mAh
↑これくらいのスペックだと、低スペックだけどガラケーみたいな感じで使うなら全然OK!というレベルですね。
ゲームは全くやらない方向けです。
電池持ちは…ゲームを全くやらないならイケるかなという感じです。
LINEしたり電話したり、ヤフーニュースを見たり…そういう使い方なら問題ないです。
あと数千円出したらもうちょっといい性能のスマホが買えるかな~と思いますが、とにかく安くしたいならオススメです。
プラットフォーム:Android 7.1.1
プロセッサー/動作周波数:QualcommR Snapdragon 430 オクタコア 1.4GHz
メインメモリ/記録装置:3GB/32GB
バッテリー容量:4,100mAh
↑これは2万ちょいくらいのスマホです。
アンドロイド7だし、メインメモリは3GBあるし、記録装置は32GBもありますので、わりと写真や音楽も入れられます。
Snapdragon 430なので2Dのゲームなら普通にできます。
バッテリー容量も4,000越えていて、かなり電池持ちがよさそうです。
これくらいのスペックだと、初心者さんで「スペックが低すぎたらどうしよう」とはならないと思います。
ちょっとしたパズルゲームなど2Dのゲームを楽しみつつ、ネットサーフィンしたり通販を楽しんだり、音楽を聞いたり写真を撮ったり…という風に、ガラケーに比べてかなり色んな楽しみが増えると思います。
初めてスマホを買うということで、キャリアではなく格安スマホを新しく契約する場合は、SIMカードと一緒に申し込むと、スマホ本体代も安くなりますよ。
格安スマホの場合は、プランによっては電話料金が月々の料金に入ってないので、そこだけ気を付けてください。
電話をよく使う場合は、電話かけ放題のプランがいいです。
格安スマホであれば、例えば私が使っている楽天モバイルの場合、スーパーホーダイというプランがあります。これなら国内通話が10分以内ならかけ放題になります。