何かしら作るのが大好きな私。今回は『ペーパークイリング』というものに挑戦することにしました。
ペーパークイリング(Paper Quilling)というのは、細長い紙をクルクル巻くことでアートにするというものです。昔は修道女さんたちがやってたらしくて、その時に鳥の羽(quill)を使って紙を巻いていたそうです。
ネットで検索してみて欲しいんですが、めっちゃキレイな作品がいっぱい出てくるんですよ!
紙だけでこんなにも美しい作品が作れるのか…と驚いたのと、自分もぜひやってみたいということで、さっそくキットと本を買ってみたのでした。
クイリングキットと参考にした本の紹介
日本じゃ馴染みのない、というか、聞いたことのないアートではあるんですが、普通にキットが売っていました。あれ?実はけっこう有名なものなのかな??
何種類もあったんですが、VERY100というところのキットを購入。
クイリング用に細く切ってある紙が36色、合計720枚入ってます。全て幅は3mmでした。あとは必ず必要な「スロット」という、巻き付けるための棒、ピンセットやニードル、紙を凸凹にする機械や接着剤など、色々入ってます。
私はこれしか買ってませんが、あとは紙さえ追加すればだいたいの作品は作れるかと。初心者には丁度いいんじゃないでしょうか。あんまり最初からお金かけるのも大変ですし。
中国製なので作りがそこそこだったりもしますが、試しに作ってみる分には全然問題なかったです。
そんでもってさっきの写真にもありましたが、本も買いました。基本のパーツづくりのためには、どう作るかの本は必須ですからね。
「なかたにもとこ」さんの『花と色を楽しむペーパークイリング』という本を選んでみました。レビューを読む限り、基本が分かりやすそうだったので。まずは何事も基本だよね。
↑各パーツの名称と、作り方がカラー写真で載っています。これを見て作れば基本パーツが作れて、組み合わせることで色々な作品が作れます。
具体的に花や小物を作るなど、作成方法まで載っていましたので、この本を見ていくつか作品を作ることができます。
まずはパーツの作成を始めることに
↑クイリング用のペーパーです。端っこがくっついてます。バラバラにならないのでめっちゃ助かる。
のり?っぽいものでくっついてるので、すぐに取れますよ。本の背表紙みたいな感じです。でも取った後がバラつくので片付けが大変だったりする。
↑これがスロットです。これに紙を挟んで巻き付けます。巻くことができるように金属の棒に溝が掘ってあります。
紙のギリギリのところで巻き付けていきます。
↑シュルシュル~っと紙を巻いていきます。
この後、このまま接着剤でくっつけるとギュッとしたタイトサークルになるし、丸い型(キットにあります)の中で手を離せば、少し巻きがゆるくなってルーズサークルになったりします。
」
↑指を離したところ。
なかなか、均一に丸くするのが難しいですね。外側だけ大きく開いちゃうし、内側はなかなか広がっていかないし。ピンセットなどで内側をちょんちょんしてみると、うまくいったりいかなかったり。
この辺は、コツをつかむまで作るしかないかも。
幅の広い紙でないと作れないものもあったので、それは作れてないのですが、とりあえず本に載ってあった基本のパーツで今作れるものを全部作ってみました。
色が茶色なのは、練習用に綺麗な色のペーパーを使いたくなかったからです(;´∀`)
ラベンダーとバラの花を作ってみたよ
基本のパーツだけで簡単に作れる、ラベンダーです。
ほとんどがタイトサークルなので、巻いていけばすぐできます。葉っぱがちょっと難しかったかな。中のグルグルが綺麗にならなくって。
紙と紙の間が空くパーツの方が、ギュッと詰まったパーツに比べて難しいですね~。
こっちはバラの花です。これは途中からスロットを外して指で巻いていくんですよ。なので難しかった~!!
いい感じに隙間を開けるっていうのが予想外に難しいです。あんまりにも丸くなると、バラっぽい感じも消えちゃうし。
それにしても、紙を巻いてるだけだというのに、それっぽい感じに仕上がるものなんですね。ペーパークイリングってすごい。よく思いつきましたねこの手法。
まだまだ作りたいものもあるので、ぼちぼちやっていこうかと思います。