こちらは、カモミールの苗です。
ここ数か月ほど、ストレスなのか胃の調子が悪くて。
介護のストレスもあるんですが、近所の工事がえらく長引いていて、もう半年は経ったでしょうか。
その間、道路交通員が勝手に庭に入って座って休むし、うちの石垣の上に勝手に座ってタバコを吸うし、ジュースの蓋を捨てていくし、庭の柵をガンガン叩くし…(誘導用の旗の棒でドラムみたいに打ち鳴らして遊んでます)。
で、なぜカモミールの苗を買うことにつながるかっていうとですね、カモミールティーは、胃腸の調子を整えたり、ストレスにも良いと聞いたのです。
それですぐに飲み始めたんですが、せっかくなら自分で育てて花を咲かせ、自家製のハーブティーを作りたい!と思って今回、苗と種を植えてみることにしました(苗も種も両方買いました)。
薬を飲むより体に良さそうですし、自然の力で健康になれたらいいなぁ~と思って。
余ったプランターへ苗の植え付け
さっそく余っていたミニプランターにカモミールの苗を植えつけました。
左にも何か植えられそうなスペースが開いてますが、ここに1苗じゃもったいないなーと思ってとりあえずスペース開けてます。あとで何か植えよう。何にするかな…。
水が足りなかったのか、買った時に”しなっ”としていた葉っぱも、植え付けた翌日には元気になってました。
ポットに刺さっていた苗の名前を書いた紙の裏側には、こう書かれていました。
カモマイルティーは体を温め、免疫力を高めると言われています。ヨーロッパでは古くから、各家庭にも常備があり、重宝されてきました。
なるほど、免疫力アップかぁ~!いいですなぁ。
ちなみに培養土は余っていた「花と野菜の培養土」っていうやつです。パッと見はひ弱そうな苗ですけど、庭に植えても大丈夫みたいですよ。
ジャーマンやローマンなど種類がいくつかあるよ
カモミールなんですが、ジャーマンカモミールとかローマンカモミールとか、色々種類があるみたいです。
私が買った苗には「カモマイル」って書いていて、「カモマイル=カモミール」なんですけど、ジャーマンなんだかローマンなんだか分かりません。
ハーブティーにするならジャーマン種がいいとのことなんですが…。
効果的にはどっちの種類でもいいらしいんですけど、飲みやすいのがジャーマンなんだって。ローマンは苦みがあるとか何とか。
ローマン種は葉っぱからも香りがするってことなので、うちの苗はジャーマン種なんだということかな。葉っぱがちぎれた時も無臭だったので。
花が咲いたら違いが分かりやすいらしいので、花が咲いたら確実に何種か分かると思うんですけどね。
専用の土でジャーマンカモミールの種まき
はいっ!こちらは種です。
種からも育ててみようと思って。上手く育てばたくさんの苗が作れますからね~。お得、お得。
あ、こちらは間違いなくジャーマンです。そう書いてあります!
こちらは卵パックの底の部分に、縫い針で細かい穴を空けたもの。ここに種まき用の土を入れます。
で、底の穴から水を吸わせて、土全体に水がいきわたったら種をまきます。
↑これはすでに種をまいたところですが、種が小さすぎて分かんないですね(;´∀`)
あのね、カモミールの種、小さくって。息をしたら飛んでっちゃうくらい、めっちゃ小さいです。なので、1つの穴に6粒ほど撒きました。ちゃんと発芽するのかな?と思って。
ちなみに私が買ったものは、発芽率が60%とのことでした。
1袋で260円くらいしたので、いいやつだと思う。100均では見つからなかったんですよね。ダイソーに売ってたって話を聞いたんですが、私の行ったところではラベンダーの種と、あとは野菜の種しかなくて。
あ、話が逸れちゃいましたね。
種をまいた後は、土を指でこすりながらパラパラ~っと撒いて、ギリギリ種が隠れるくらいにしました。
その後、土の上から軽く指で押しました。これは種が土と密着して、水分を吸いやすくする為です。軽く押さえておくといいですよ。
水をやる時は霧吹きでやりましょう。でないと種が流れちゃいますので。
もしくは下の穴から吸わせる感じで水やりしてもいいですね。
種まき用の土を使う理由
種まき用の土を使った理由ですが、発芽する時とか、発芽してすぐって、肥料が混ぜ込んである土はあんまりよくないんですよ。発芽率も落ちるし。
なので、挿し木や種まき専用の土を買うんです。
私は今度、山桜を種から育てたいと思ってるんですが、桜って発芽率がめっちゃ悪くて。それもあって種まき用の土をわざわざ購入していましたので、ついでにカモミールにも使ってみたという訳です。
普段は種蒔き用の土とか買わないですからねー。VIP待遇です。桜のついでだけど。
ちなみに今度、ラベンダーの挿し木にもこの土を使う予定です。
卵パックで種まきするといい理由
↑種まきの後は、こんな感じでフタをしていました。
なぜ今回、卵パックを使ったかというと…
・ポットを買うのと違ってタダだから
・透明の蓋がもともとついてるので、フタができてよい
・全体が透明である
・頑丈
・いくつも連なってるので、持ち運びしやすい
…こんな感じの理由からです。一番は”タダだから”ですね。
いや、でもですね。本当にこれいいんですよ。
透明なので光をよく通すじゃないですか。昼間は日光が当たって中に水滴がついてたんですけど、結構ね、温室みたいに中があたたかくなってました。
夜はフタがあるお陰で冷えにくいですしね。
ちなみに、高温多湿だと、種が発芽するのを促す植物ホルモン(ジベレリン)がよく働きます。つまり発芽率が上がるんです。
そういう意味でも『小さなビニールハウス』状態になる卵パックはオススメです。
気温少し低めだったけど無事に発芽!
ちょっと気温が下がり、日中の最高気温が13度ほどでしたが、5日目に写真のように芽が出始めました。
芽が出てからは、ちゃんと日光に当てないと徒長するので、日中だけ外に出して直射日光が当たるようにしていました(まだ3月なのでそこまで強くないです)。
室内で種まきをして植物を育てていると、ヒョロ長くなることないですか?あれが徒長(とちょう)です。
だいたいは日光が足りなくてなります。我が家では、例えばプランターに種をまいて、たくさん芽が出た時などに徒長したりします。
これは、植物が十分に日光が当たらず、それで「光合成ができない⇒もっと日が当たるように、とにかく背を高くしなくちゃ!」となり、ぐんぐんと背を伸ばすのが原因です。
(肥料により徒長する場合もあります)
徒長した苗は弱いですので、苗を買う時は徒長していない苗を選びましょう。
…ということで、必死で背を高くしてるので、ヒョロヒョロなんです。無理してるので。
結果、いい苗には育ちません。
そうならないよう、日中だけ外に出しました。最高気温が9度の日もありましたが、元気に育ってます。
↑こちらは発芽から5日目の芽です。
しっかりと日光を浴びているので、徒長せず青々してます。
発芽した芽の間引きはいつやる?
いつ「芽を間引くか」ですが、私は今回、発芽して3日目と5日目に間引いてます。5日目で、1穴に3本の芽がある状態になるまで間引きました。
発芽数が多い時は、芽がある程度大きくなった頃には、どの芽も徒長してるってこともありますからね。割と元気そうな芽が出た時は、早め早めで要らない芽を取り除いています。
ちなみに私は、ピンセットを使って抜いています。
指じゃ無理なので、ピンセットを使いましょう。特にカモミールの種も芽も小さいので、箸でもつまめないです。先が細くて曲がってるピンセットがオススメ。
あと、さっきも書きましたが水やりはしばらくは霧吹きで行います。
細く小さい芽なので、ジョウロでやったらえらいことになりますよ。流れ出ちゃいます(;´∀`)
いつ花が咲くかな?楽しみです
そんなこんなで、苗から育てる子と、種から育てる子と、どっちも挑戦することになりました。
今年の3月は例年より寒いとはいえ、チューリップも芽吹いてきてるし、ブラックベリーやボイセンベリーも芽吹いてきてます。春が来てますね!
これからすくすく育ってくれると嬉しいです。
種から育てている苗たちは、もう少ししたら1穴1芽だけにして、ポット植えにしようかな?それともそのままプランターに植えようかな?と思案中です。
余ってた培養土も残り14Lだけだしなぁ。安い赤玉土と混ぜて使おうかな?
芽がたくさん育ったら、庭にも植えてみたいですね。ちなみにジャーマンカモミールは一年草なので、枯れたらそれで終わりです。
何年もスペースを取られるってことがないのもいいですね。