実は我が家、表札がないんです。
わざとじゃなくて、数十年前に取れてしまったらしく、それからも面倒だからといって表札がないまま放置してたんです。
でもね、配達員さんが我が家を探して電話してくれたことがあって(ごめんよ配達のお兄さん…)。
さすがに表札を付けなきゃ!となりました。
せっかくだし自分で作りたい!…ということで、カマボコの板を彫刻刀で掘って作ろうかなど考えたんですが、もっと簡単にアイロンビーズで表札を作ってみることにしたのです。
アイロンビーズって何?キットを買ったよ
アイロンビーズっていうのは、筒状のビーズを並べて絵柄を作成し、アイロンで溶かしてくっつけるもののことをいいます。
ドット絵みたいな作品が作れます。作り方によっては立体も作れます。
けっこう前ですけど流行りましたよね~!
私が買ったのは『ミニミニアイロンビーズ24色セット』です。
・小さいサイズのアイロンビーズ24色
・プレート
・図案
・ピンセット
・PVCシート
以上が全部入ってるので、これだけで作品を作ることができます。PVCシートっていうのは、アイロンをかける時にビーズの上にかぶせる透明のシートです(ビーズとアイロンのくっつき防止)。
↑これがプレートです。
ポチポチ突き出てるところにビーズを差し込みます。
↑ミニミニサイズ(約2.6mm)なので小さいです。
表札を作るんだったらこれくらいのサイズが丁度いいと思います。あんまりビーズが大きいと、表札も大きくなっちゃいますからね。
表札を作ってみよう
24色も入っているので、カラフルに作ることもできるんですが…表札は白地に水色のローマ字にしました。
せっかく上手くできたので載せたいんですが、うちの苗字が超珍しく、全国に10人以下しかいないそうなんです。身バレ回避のためにchicacoという表札を別途作りつつ説明しますね~。
まず、文字を先に書いていきます。大きさをそろえるため、1文字あたり”縦にビーズを何個並べる””横に何個並べる”と決めておきます。
私は縦に9個、横に8個にしました。でも例外として「I」だけは横に4個並べにしてます。
付属のピンセットで文字を書いていきます。
何も見ないでやるのは難しいので、『アルファベット フォント ドット』で画像検索して、イケてるフォントをマネしました。これだと簡単ですよ!
黙々と作業を進めていきます。
これ、思った以上にビーズの数が必要ですね。1色当たり1000粒も入ってるので油断してましたが、数百単位で使います。同じ色ばっかり使ってるとすぐなくなりそうです。
文字を書き終えたら、背景部分を作ります。
見やすいように白色にしました。ひたすら隙間を埋めていきます。
表札っぽく長方形の形にしました。端っこを丸く作ってもオシャレかもですね。私は真四角にしましたので端っこは直角です。
アイロンで溶かしてくっつけよう
これ見えますかね?透明のPVCシートをビーズの上に乗せようとしてるところです。
バサッと乗せるとビーズが転がったりするので、そ~っと乗せましょう。この上からアイロンがけしたらくっつきます。
ギュッとすると溶けすぎてデロデロになるので、アイロンの先だけを使って、ビーズの上を撫でるようにするといいです。
ゆっくりアイロンを移動させて、まだくっついてないところをまた温めて…という感じで、時間をかけてくっつけていきます。
↑左上の部分が、溶かしすぎたところです(;´∀`)
溶けたビーズ同士がくっついてますね。しっかり確認しないと、一部くっついてなかったら後で取れますので注意です。
そっと持ち上げて、くっついてない部分が残ってないか調べましょう。
表札が完成!両面テープでくっつけよう
完成しましたー!これを玄関に両面テープでくっつければ完成です(*´▽`*)
今回はプレートが小さく「CHICACO」の「O」だけ入りきらなかったので、「CHICAC」と「O」を別に作って、それぞれくっつけてから2つのパーツをくっつけました。
なのでちょっと一部不自然ですね…本名の方は、文字数が少ないので上手く作れました。
2つのパーツに分けて後でくっつけるとなると、イマイチ一体感がないので、大きめのプレートに並べて一気に熱してくっつけた方が綺麗に仕上がりますね。
それかもう、1文字ずつ作って貼り合わせてもいいかも。
例えば「CHI」「CA」「CO」の3つのパーツを並べて貼るなど…
そんなこんなで、思ったよりうまく表札が出来上がりました。
余ったビーズが大量にあるので、今度は何を作ろうかなぁ…サイズが小さいので、ティッシュケースを作るとかだと大変なんですよねぇ…何千個使うねん、みたいな。
小さい何かが作れないか考えてみようっと。