もしもの時の災害時用に、我が家ではカンパンやアルファ米、羊羹などを常備しているのですが、今回また保存期限が切れかけたものが出てきました。
『保存用ファイバースティック』という、食物繊維入りの細長いビスケットです。未開封で5年間保存できますよ。
今回はこの原材料や栄養について、また味についてレポしていきたいと思いま~す(/・ω・)/
ファイバースティックの原材料や栄養機能は?
↑見た目はこんな感じで、缶入りではないのです。アルミの袋入りです。
中の空気は脱気されているようで、ギューッとなってます。
原材料は以下の通りです。
『小麦粉、砂糖、ショートニング、食物繊維(イヌリン)、米粉、黒ごま、食塩、イースト、重曹、ビタミンB1』
イーストや重曹で小麦粉と砂糖・米粉・黒ごま・ショートニングなどを膨らませて、焼き上げた感じのビスケットですね。
イヌリンは水溶性の食物繊維なので、便秘予防になって、避難所などで食べるにはいいんじゃないかと思います。どうしても便秘になりやすくなっちゃいますからね。
カロリーは100gあたり444kcal。少量でもしっかりカロリーを摂取できるようになってます。
それにしてもカンパンにも黒ゴマが入っていたなぁと思いだしました。
ゴマといえば”1日3粒で栄養が取れる”なんて祖母に言われて育ちましたけれども、やはり栄養価が高いんですね。
味や食べやすさは?
中身はこんな感じ。やはり缶に入っていなかったのもあって、1/4くらい折れていました。
これはもう仕方がないかな。
長さはこれくらいで、そこそこ長いです。
口に入れてみると、「あれっ?!なんだか懐かしい香りが…」
これは、小さい時によく食べた”たまごボーロ”の香りです。フワッと香ってきます。
黒ゴマ入りのカンパンは、香ばしさを前面に押し出した感じで、甘みも抑えてありました。
このファイバースティックというビスケットは、優しい甘みが前面に出てきてますね。黒ゴマの香りもきつくなく、香ばしさはそんなにないです。
何より、全然固くない!これなら小さいお子さんや、おじいさんおばあさんも普通に食べられます。
↑断面です。空気が多く入っていて、サックサクです。
カンパンよりも硬くないです。ボーロほどではないですが、硬さが気になるならカンパンよりこっちのファイバースティックの方がオススメ。
思ったより口の中の水分も持っていかれませんでした。ただやはり水分と一緒に食べた方がいいです。
でないと「美味しいわ~」と思ってパクパク食べた後にお茶を飲んだら、後でお腹の中で膨れて苦しかったので^^;←食べ過ぎた
カンパンとの比較
↑カンパンは1口サイズ。水やお湯でふやかせば、離乳食にもなります。
あと一緒に氷砂糖も入っているので、甘いものが欲しいって時にちょうどいいですね。
カンパンは100gあたり410kcal。
ファイバースティックが100gあたり444kcalなので、そんなに大きく変わらないですけども、出来るだけ少量でカロリー摂取したいのであればファイバースティックの方がカロリー高めですね。
ただカロリーだけ考えるのであれば、マヨネーズとか焼き肉のたれとかスニッカーズ的なバーとかチョコとか、そういうものの方がしっかりカロリーが摂取できます。
でも災害後にスニッカーズやチョコはちょっと、虫歯になりそうなので我が家では置いてません^^;
やっぱマヨネーズですかね~。いつも冷蔵庫にあるし。
あ、でもカロリーメイトはいつも箱買いして保管してます↓
缶入りでないものはやはり、例えば災害で避難する際などに折れたり割れたりすると思います。
ただ缶入りでない分、スペースを多く取らないという利点もありますね。
まぁここは味で選んでもいいのかなぁと思います。あとは安さですね。やっぱりコスパいいのが嬉しいですし、手を出しやすいです。
近くのホームセンターで安売りをしているとか、そういう時があれば買っておいてもいいんじゃないでしょうか。
こういう感じで↓ミニサイズの保存用ビスコなんかも出てますよ。
わりとこういうビスケット物は5年保存できるものが多いです。
でも少量というのもあって、300円程度で買えるものがほとんどですから、備えとしていくつか家に置いておきたいものですね。